1268023899 【イエはてな】"イエコト・ミシュラン" #054


THEME:「いつものリビングが早変わり!お招き&おもてなしの空間づくりコンテスト」

日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
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回答202件)

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対面式カウンターキッチンで料理をしながらのおもてなし TomCat2010/03/09 03:06:40ポイント1pt

これはキッチンの構造や、ダイニングあるいはリビングとの間取りの関係が大きく影響しますから、対面式カウンターキッチンになっていないイエでは、新築かリフォームの時に検討してみようねという案になってしまいますが、まあとりあえず読んでみてください。

 

キッチンとダイニングやリビングが一体となる対面式構造は、料理の煙や匂いが部屋に流れやすい欠点があります。ですから、本格的な料理マニアにはちょっと不満なキッチン構造なのですが、そこを逆手にとって、料理をしながらゲストへのおもてなしが出来る、小料理屋のようなおもてなし空間にしてしまおうというのがこのアイデアです。

 

まずカウンターですが、これは通常のキッチンのカウンターより、少し高めに作りましょう。立って料理をするホストがカウンター越しにゲストを見下ろすというのは、ちょっと落ち着き感を欠くからです。カウンターを高くすることによって、少しでもホストとゲストの目線の高さが近くなるように配慮すると、落ち着き感のある、そしてフレンドリーな対面空間が作れます。

 

どうせなら、カウンターの天板も、天然木の面白い木目を活かした洒落た物にしてしまいましょう。木には杢(もく)と言って、変化に富んだ美しい木目を持つ物があります。そういうのでカウンターを作るとかっこいいですよね。そして品のよい落ち着き感が醸し出されます。銘木などといって売られている物はやたら値段が高いですが、時々ネットオークションなどで破格値で落札出来ることもありますので、気を付けてチェックしていると、意外な出会いがあるかもしれません。厚板は割れが入りやすい素材なので、実物を見ずに買うのはちょっと勇気が要りますが、天然木の風合いを生かした耳付き材(側面が丸太の時のまま切り落とされていない板)なら、自然の割れもまた味のうちです。

 

カウンターを高くした分は、下に台を作ってカバーします。カウンターバーのような高い椅子を使うという手もありますが、椅子を引いても落ちない十分なスペースが確保出来るのであれば、台を作ってその上に椅子を置いた方がくつろげます。またこの台がちょっとした舞台みたいになりますから、そこに乗るゲストはちょっと気分が晴れがましい(笑)。もちろん「イエ・ライブ」のステージにも使えます。

 

さて、カウンターのキッチン側ですが、普通の対面キッチンではシンク続きのワークトップ(作業台)を対面させるのが一般的だと思います。このレイアウトなら、居酒屋風の飲み物中心のおもてなしにも対応しますし、カウンターの前にネタを並べてお寿司屋さんごっこなんかも出来ますね。

 

煮炊きしながらゲストとの対話を楽しみたい料理マニアには、段落ちコンロをお勧めします。段落ちコンロとはワークトップより低く設置するコンロのことで、これなら寸胴鍋など深さのある鍋を使っても、ホストとゲストの間に「壁」が出来ません。また「料理人」の立場としても、鍋の中が覗きやすい、中華鍋などを振る時に姿勢が楽などなど、何かと作業がしやすくなる利点があります。私はコンロの上面をワークトップの上面と揃えていますが、このくらいの高さが一番使いやすいと思っています。唯一の欠点はコンロのグリルが低くなってしまう点ですが、実は私は段落ちでないコンロも用意していたりします。コンロって2口の物が多いですが、それじゃ足りないことがありますものね。

 

こうした基本的なレイアウトが揃ったら、あとは部屋をお好みにしつらえて、おもてなしに相応しい空間を演出すれば出来上がり。カウンターの上には、手暗がりになるのを防ぎ、なおかつ料理を美味しそうに浮かび上がらせるダウンライトやスポット、あるいは小さなペンダント照明も取り付けましょう。ライティングレールを使って設置すれば、照明の種類も位置も数も自由自在です。

 

カウンター以外のテーブルですが、通常のダイニングテーブルの代わりに畳を敷いてそこに座卓をセットすると、高さが低くなり椅子が不要になる分、ちょっと部屋を広く見せることが可能です。カウンター周りにスペースを取ってしまう小料理屋風おもてなしスペースでは、ちょっとそんな和のレイアウトの利点にも目を向けていきましょう。出窓に花を飾って空間に広がりを出したりするのもいいですね。これは茶室の床の間に相当します。

 

私の場合は一人暮らしですから、こういうキッチンに入りながらおもてなし出来る形式が欠かせないんですが、そうでなくても、料理が好きで手料理で持てなしたいという人には、こういう小料理屋風レイアウトがとても効果的だと思います。「オープンキッチンのイエ」は、アットホームでありながら質の高いおもてなしを可能にしてくれることでしょう。

 

もちろん通常の家族の食事でも、料理をする人とそれを待つ人の間に壁を作らない対面式キッチンというのは、家族の一体感という意味でも、食育の観点からも、色んな意味で素敵な構造ですよね。煙が出たり匂いが強い料理は、こちらの「ベランダキッチン」で対応していきましょう。

http://q.hatena.ne.jp/1243226993/218194/#i218194

 

これからは、用途に応じて複数のキッチンを持つ時代。こうして暮らしの中での「食」の位置付けを高めていくことで、家族の暮らしもゲストへのおもてなしもグレードアップさせていく時代じゃないかなあと、私はそんなふうに思ったりしています。

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