(ちなみに私は野球好きの部類です。否定的な疑問ではありません)
野球が普及し始めた明治の頃も、どちらかといえばヨーロッパと縁が深かったわけですし、サッカーやラグビーが広まっててもおかしくはないと思います。
日英同盟もあったことですし。
正岡子規の影響力もあるとは思いますが、一俳人の力だけで根付いた、というほど単純でもない気もします。
何か、よっぽど日本人の気質に合うものがあったのでしょうか?
「これは」と思えるものがなかなか見つからず、ここで聞いてみようと思った次第です。
皆さんご意見あれば、お願いいたします。
敗戦によってのアメリカからの影響はとても大きいです。
義務教育で英語の授業が始まったのも、もとは敗戦したことからですし
チョコレートやガムが子供たちに届いたのもアメリカの影響です。
広まったきっかけはアメリカでも、今の時代でも盛んなのは
やはり日本人はサムライ精神を持っているからではなでしょうか。
アメリカから影響を受けたんでしょう。
その頃から交流があり、試合を日米でやっていたと聞いたような・・・
明治時代に流行っていったとはいえ、プロ野球機構が出来て国民的スポーツになったのは戦後の話です。
それまでもアメリカとの交流あってこその野球という感じでしたし、統治されて交流が盛んになったことが最も大きな理由だと思います。
プロ野球人気だけを考えればそれで説明ができるのでしょうが、戦前の学生野球人気が
説明できません。
さらに、戦中にストライクを「よし」といったように日本語に変えてまで試合を行った
特に須田博と名前を変えてまで試合に出続けたスタルヒンをはじめとするプロ野球の選手
やそれを応援していたファンは戦争で負けることを予想し、戦中からアメリカに媚びて
応援していたと言うのでしょうか。
因みにロシアとのノモンハン事件が勃発してから戦争が終結する1939~45年の間
スタルヒンは208試合に登板し、137勝をあげています。特に39年の42勝はプロ
野球における年間最多勝記録として未だに破られていません。
アメリカから来たスポーツだからという理由は説明できないことが多すぎます。それ
ならバスケットボールやアメフトそれにアイスホッケーといった米で人気の他のスポーツ
が日本でそれ程人気がないことをどうやって説明するのでしょうか。
確かに「戦後のアメリカへの憧れ」とか「強制」とかでは説明できないんですよね。
戦前(1931年)にも、アメリカのプロチームを招いて日本の学生チームがゲームをしたという記録があります。
このあと、学生のままでは都合が悪い、とかいう理由(?)で職業野球が生まれたらしいのですが、これは既に野球に集客力があったということを意味するのだと思うのです。
プロ野球が始まる前から人気がありました、ただ、この両校ともにラクビー、やサッカー等やって居たのですから何故野球だけが・・・説明できません。
ただ、国民性として、プレイが比較的長く継続されるのは好まれないのです。
ラグビー、サッカーは野球より途切れません。ようやくサッカーやラクビーが認知されてきたのは、たかだか30年前頃です、野球は一球一球の間合いがあります、しかも攻守交代がはっきりしていると言う事、以前にも書きましたが、接触の多いスポーツより日本人が欧米人とわたり合えると言う意識、実感がありこれが受けたのも一因では?
日本では柔術や剣術等、格闘技の伝統があり、「接触が少ない」というのはどうかな、と思ってたのですがこのご意見で納得がいきました。
確かに当時の日本であれば、頭の中で常に欧米を意識していたと思うので、それが「野球なら」という方向に向かったのも有り得そうですね。
日本人の体格向上と無意味な妥当欧米意識が消えて、ようやくラグビーやサッカーに目が向き始めた、ということもいえるのかも。
戦後、日本が敗戦国となりアメリカの統治を受け、五大改革指令のようにアメリカから伝わったものと考えられます。