オブジェクト指向とは、すべての「対象のもの」や「対象のこと」や「階層ツリー」や「関係性」に固有の名前をつけることであると考えてみたらどうでしょうか。
それらの階層構造や関係性は、それぞれどこかに表に記入するだけでいい。あるいは、定義を行なっておく。
この名前を使ってEQUAL, AND, OR, NOT, GT, LTなどの演算を行なうと、階層化されたデータ、関係づけられたデータは、処理される。必要に応じて生じた結果に名前をつける。
方程式のように、名前を演算子でつなげることもできる。まったく抽象的な現象や科学的な推論などであっても名前をつけることができれば、それはひとつのオブジェクトとして取り扱われる。
オブジェクト指向とは、「対象に適切な言葉を与えること」である。
対象に適切な言葉を与えること