【プリキュアが載っていたと言う教科書について教えて下さい】

コメント欄でお示しになった ぷりそく！ : 『プリキュア』が弟の教科書に載ってた の画像からの推測になりますが、これは中学の社会科で地理（または公民）、厳密な意味での「教科書」ではなく「副教材・副読本」であると思われます。

まず小中高のいずれであるかですが、画像に写っている本文を見ると、どの漢字にもルビが振られていません。
従って、小学生の社会科又は低学年の生活科は除外されます。
一方、高校生だとすると、左ページの「……いるのかな？」という記述とその下のキャラクターが幼稚すぎます。

ここで、拙宅にあった帝国書院の教科書「社会科 中学生の地理」（中学1・2年）には、次のようなページがあります。
「世界に広がる日本の生活・文化について」



言うまでもなくピカチュウであり、問題の画像もこの手のテーマに沿ったものと思われますが、教科書レベルだとアニメだけで見開き2ページを割くのは困難であると考えます
また、教科書だとルビも要所に振られています。
「副教材・副読本」であれば、東京法令の公民資料集 ビジュアル公民 のように、AKB48 や シンファ や カレーから戦後を考えてみよう と同じノリでプリキュアが掲載されても不思議ではありませんし、ルビの頻度も少ないようです。

しかし、教科書なら数は知れてますが、副教材・副読本となると検索で特定するのは難しくなります。
例えば、練馬区では

中学校社会科副読本「私たちの練馬」に「練馬の特色ある産業 アニメーション 鉄腕アトムやドラえもんのふるさと練馬」として２ページにわたり掲載

「アニメ産業と教育の連携事業」推進報告書（PDF）

しているそうです。（アニメ産業と教育の連携 - 練馬アニメーションサイト 参照）
アニメの ナルト は三鷹市の ぴえろ 制作ですから、問題の画像が「私たちの練馬」のものであるとは考えにくいですが、区や市が作った副読本の可能性も否定はできないでしょう。

なお、画像をプリントアウトしたものを持参して、教科書を市販している業者さんにお尋ねしてみましたが、

• 教科書よりは副教材・副読本の可能性のほうが高い。
• だとすると、一枚の写真だけでは特定できない。

というお答えでした。