小説やマンガなど、原作がある映画を観るとき、原作を読んでから観ようか、観てから読もうか、よく迷います。
そこで「これは読んでから観るべし!」あるいは「観てから読むべし!」という作品を、《おすすめの理由を必ず書いて》紹介してください。
古今東西は問いませんが、なるべく入手可能なものをお願いします。
私(質問者)の好みは配慮していただかなくて結構です。
なお、今回は「原作は読まなくてよい」「映画は観なくてよい」という類の回答は、募集していません。そのような回答にはポイントをつけないつもりです。
私は『おおかみこどもの雨と雪』という作品がおススメです☆
えっとですねー、何というか最後の場面はかなり感動します。
そこで小説を読んでから映画を見た方がより小説の意味が理解できて
とても面白いと思ったからです!
おおかみこどもは映画を見ました。かわいくて素敵な作品でした♪
°.*ぷよ*.°さんが「おおかみこどもは小説が先のほうがいい」と思う理由を、もう少しくわしく教えてもらえるとうれしいです。
それと、小説が書かれたのは映画製作の前か後か、もしご存知でしたら教えてください。
難しいお題です。
自分で経験したルートの逆方向は、同じ条件では比較できないんですもの。
とは思うものの、質問の意図に近そうなものを二つほど。
まず、映画→原作のパターン。
映画はよく見るけど、本はちょっとなあ、という方に。
映像は何と言っても、リアルな迫力です。見る側の想像力の多寡にかかわらず、一定のレベルを提供してくれます。
本の場合には、読み手の想像力に依るところが大きいですが、この作品は、本でも映画に勝るとも劣らぬ緊迫感を味わえると思います。
映像だと、時間の流れが決まっているので、さっと流されてしまうところが、本だと、自分の時間で読めるので、より臨場感が味わえるところがあります。
質問であげられたパターンには入ってないんですが、マンガ→原作。
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics)
どちらも面白いんですが、マンガを読んで、原作を読み、隆慶一郎って面白いな、と思って、他の作品に手を出し始めると、「あ、ここにも、あのマンガのネタが...」というような発見があります。
大きなところだと、「花と火の帝」の辺りとか。
マンガと、その原作が1対1になっていないからこそ、この順番で読むと味わえる面白さがあります。
そんなことも、読んだような記憶があるような、無いような...
それなりの長さの文章だったと思うので、週刊誌の最後のページの後書きじゃないはずだし、単行本は買ってないはずだから、単行本の後書きでもないはずだし、どこで読んだんだったかなあ...
まあ、それ以上の情報は私にも無いのですが、要は原作に縛られずに少年漫画は少年漫画の作品としてベターな構成を模索していんだよ的なこと言われたんだと解釈してます。原作は原作、漫画は漫画。
映画も同じことなんじゃないかな、と。
ジョジョ奇妙な冒険なら
先にマンガを読んだ方がいいと思います。
アニメはシーンがカットされているし、効果音の使い方もマンガの方がぴったりで先に好印象であればアニメも見たくなるからです。
逆のパターンでピューーッと吹くジャガーはアニメから観た方がいいです。
やはり笑いの間は流れで勢いよく見る方がいいです。マンガだとセリフの変なイントネーションが伝わりにくいからです。
まあどちらが先かは巡りあわせというかその時々なので、「どちらを先にすべきか?」を余り気にした事はなかったですね。
あえて言えば、先に映画を見ると、情景が映画のものとリンクしてしまうので楽しみが限定されちゃうかもしれません。
ただ、活字が苦手な人はストーリーの大枠が頭に入ってる方がとっつきやすいということもあるでしょうし、一概にどちらが良いとも言えません。
私の場合だと
おろしや国酔夢譚/井上靖
これは映画が先だったのですが、原作も小説として素直に愉しめました。
逆パターンだと、最近ので言えば「のぼうの城」は映画が延期される直前くらいに読んだのですが、読後に物足りない感があったのでなんかこう映画にも今ひとつ食指が動かないというか…。映画は面白いのかも知れないですけどね。
ご質問の趣旨は理解した上で最適と思われる回答を心がけています。それが人力のよいところだと思うので。
という言葉に力を得て、私もすこし補足します。
どうやら、質問文の書き方がダメダメだったようで、GM91さんだけではなく、全体的に質問の趣旨が伝わらなかったようです。
「総じて、映画と原作どちらが先がいいでしょう?」という質問だと解釈しておられる方が多いのですが、私が聞きたかったのは、《ある特定の作品について、どちらかを優先したほうがいいと思った経験がある、という人がいたら、その作品名と理由を教えて欲しい》ということでした。
なのに「そもそもどちらかを優先すべきなのかどうか」という方向へ話がふくらんでしまうと、私が知りたいと思う情報(=作品名と理由)が得られなくなるので、困るなぁ、と思い、「そのような回答は募集していません」と書いてしまいました。決してご意見そのものを否定する意図はありません。
また、つっけんどんな言いようになってしまったこともおわびします。
いえ、こちらこそ不躾な物言い失礼致しました。
「ダビンチ・コード」「天使と悪魔」は、最近(でもないですが)原作→映画の順番で見ましたがよかったです。
内容がてんこ盛りの原作なので、映画だけ見るとあまりにも説明不足で状況が理解し難い感じになっています。一方で、ヨーロッパの色々な景色など、小説ではイメージしがたいものが映像として提示されるとより、原作の面白みが広がったと感じました。
天使と悪魔 スペシャル・エディション(1枚組) [Blu-ray]
ダビンチ・コード、天使と悪魔、両方見ました。これぞ、ぜひとも原作→映画の順に見たい作品だと思いました。
スリーパーズ、どちらも未見です。興味があります。「本が先のほうがいい」と思う理由をもう少しくわしく教えてもらえるとうれしいです(ネタバレしない範囲で)。
個人的にロバート・デ・ニーロ好きなので、好きな映画の中に上位に入りますが、映像として表現し切れない部分がたくさんありますね。
本を読んだ後に映画を見たので、どの映画もそうですが、随分内容をはしょったなぁ......って感じますが、キャストがどれもはまり役だなぁと思ってます。
私は本が後です。
映画などで、大体の情景を頭にイメージさせて、
本にしかないストーリーと関連付けさせたりするのがとても楽しいですよ!
例えば・・・
ハリーポッターはいい例だと思います!
烏海翔介さんが「ハリーポッターは映画が先のほうがいい」と思う理由をもう少しくわしく教えてもらえるとうれしいです。
××は見ました、というコメントをつけていますが、私(質問者)が未見かどうかではポイント差をつけません。気にしないでください。
《先のほうがいいと思う理由》に興味があります。
私は『観てから読む』方がいいと思います。
オススメなのは、ハリーポッターです。
原作と映画の違いは、映画の方は、より分かりやすくカットされている部分がどの映画も多いです。
なので、映画を見た後で、本を読めば、新しい発見もありますし、一度見た作品でも、また違ったストーリーと出会えるんじゃないかと思います。
angeさんは、カットされている部分が多いから「映画が先」がいいというご意見で、
No.10のRytandrezoneさんは、はしょられているから 「原作が先」がいいというご意見なのが、ものすごーく興味深いです。
・ベルセルク
漫画で描かれていた描写が一部はしょられているので、原作から読まないと少々物足りなくてあっさりした印象も受けます。
原作は原作で背景描写が丁寧すぎる印象もありますが・・・。
映画も映像がきれいで迫力はあるので、未読でも楽しめますが、原作を見てからのほうが楽しめるとは思います。
・新世界より
小説版は描写や説明が丁寧でしたが、アニメの方は専門用語も説明不足で、映像から入るとわけがわからない人が多いと思います。
映像化されているから見る場合もありますし、原作を読んでる内に映像なおされたりする場合もあるので、どちらも良さはあると思うので、個人の好みの問題もあるかとは思うのですが・・・。
映像は迫力はありますが、どうしても細かい部分の説明はすっ飛ばしている感はどんな作品でもあるとは思います。
Rytandrezoneさんは、はしょられているから 「原作が先」がいいというご意見で、
No.9のangeさんは、カットされている部分が多いから「映画が先」がいいというご意見なのが、ものすごーく興味深いです。
新世界より、映画版があるとは知りませんでした。ぜひ詳細を教えてください。
作品によりますが、私は基本は「本は後」です。
「ここカットしちゃったか…」とか「ここ入れるの!?」なんてぶつぶつ言いながら見るのはつまらないですし、本の方のエンディングは意外と「ハッピーエンドですっきり」なんてことがなかったりするので、やはり最初に映画やドラマ、アニメを見るのが良いと思います。
前の回答者様方が挙げてらっしゃるようにハリー・ポッターシリーズは良い例です。
本が先だと結構ストーリーが早く進むように感じてしまうので、映画の勢いといいますか、迫力がストレートに感じられなくなると思います。
じっくり世界観を楽しみたいなと思ったら本を読んで、出てこなかったシーンや登場人物、詳しい説明などを知ると、もっと深まると思います。
あとGANTZは映画と漫画がだいぶ違うので驚きました。
映画 GANTZ PERFECT ANSWER (JUMP j BOOKS)
映画はキャストのことからどんな人でも楽しめるようなストーリーになっていますが、漫画は掲載されている雑誌のこともあって、色んな描写が含まれています。
これもやはり映画を見てハマったら、漫画を読むのが良いかと。
それと流星の絆は、意見が分かれるかもしれないと思うところです。
宮藤さんの書かれた脚本は原作の雰囲気を残してはいるものの、別物といった感じもします。
私はどちらも好きですが、原作から読んでいると「原作の雰囲気を壊された」と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、原作のエンディングを知っておいてドラマのエンディングを見ると、だいぶ救われる(後味の良い)ようにも思いますので、私は原作から読む方をお勧めします。
この作品に関しては、ハッピーエンド以外認めないという方はドラマのみ見ることをお勧めしますが、それ以外の方は自分の好みでどちらから読むか決めるのが良いかと。
デュラララ!!はアニメから見る方をお勧めします。
これはアニメが凄く良くて、原作の雰囲気を忠実に表現できているように感じました。
原作は小説ですし、テンポを掴むのが場合によっては難しいと感じる部分もあるかもしれません。
でも、先にアニメを見ておくと文を読むのに合わせて頭の中に映像が浮かぶので凄く読みやすいと思います。
ライトノベルというジャンルを詳しく知らないので、他と比べることはできませんが、この作品は映像、動画が頭に浮かぶと本当に面白い作品だと思います。
西の魔女が死んだは、どちらが先でも楽しめるのではないかと思います。
私は本を読んでから映画を見ましたが、それでも凄く楽しめたし、特に不満な点もありませんでした。
映画になってストーリーがまた独特な雰囲気を得たようで、それが凄く魅力的だと思います。
映画の雰囲気を知ってから読むというのも、文字の間から風景が覗けるような気がして良いんじゃないでしょうか。
だいたいの本や漫画は映画やドラマ、アニメで見てハマってから読むとじっくり楽しめるしきちんと理解できると思います。
作品によりますので、気になる作品ができたら知っている人に毎回聞くのが一番良いのかもしれませんね…。
記憶が上書きできるなら、また読み返したり見直したりすれば問題ないですね!
それだけの時間があるかどうかが問題ですが…。
いろいろなケースを挙げていただき、ありがとうございます。
「羊たちの沈黙」ですね。私は映画➡本の順で読みました。映画は映像で語られて見落としていた部分や観ただけでは解りにくかった部分が本で補完できて楽しかったです。この作品の場合は、映画・本ともにハイレベルなのもおススメの理由です。未見ならやはり映画から本の順がおススメです。本を読む時にキャストが頭に浮かんでより面白くなると思います。逆なら先に自分のキャラ像が出来てしまって映画に不満が出るかもしれませんので。さらにシリーズすべてが映画化されているので気に入れば他の作品で何度も楽しめるのも良い点かと思います。多少、カニバリズムなど猟奇的ではありますので注意は必要ですが。
羊たちの沈黙シリーズは、一作目を映画・原作ともに見ました。二作目以降にはこれまで食指が動かなかったのですが、下のコメント欄でEdgarPoeさんからも薦めていただいたので、この機会に手にしてみようかと思います。
20世紀少年は映画を見ました。原作にも興味があります。
2012/11/02 20:13:39kurupiraさんが「20世紀少年は本が後のほうがいい」と思う理由をもう少しくわしく教えてもらえるとうれしいです。