岸田秀『ものぐさ精神分析』
大学入試や模試の現代文で取り扱われもしましたし、この著作に影響受けて書かれた本もあるので、この本自体が既に古典となりつつありますが。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源 (ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF)
まぼろしの郊外―成熟社会を生きる若者たちの行方 (朝日文庫)
たくさんの本をご紹介をいただき、どうもありがとうございます。
近代英文学論 ~ Robinson is a descendant of Robin Hood. ~
英国の知識人は「ロビンソン」を、聖書なみに評価しているそうだ。
ところが漱石は、一緒に芝居を観たロンドンの下宿主人が、あまりに
無教養なのに驚いた、と留学日記(19010112)に記している。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4102017011
── デフォー/吉田 健一・訳《ロビンソン漂流記 19510531-19871025 新潮文庫》
…… 余が下宿の爺は一所に芝居に行きしところ Robinson Crusoe を
演ぜしが、これは一体真にあったことなりや小説なりやと余に向って問
いたりし故、無論小説なりと答えしに余も然思うといえり。(P28-29)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003190025
── 夏目 漱石/平岡 敏夫・編《漱石日記 19900416 岩波文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003220811
── デフォー/平井 正穂・訳《ロビンソン・クルーソー(上)19671016-19780910 岩波文庫》
…… われわれ日本人が(略)その名を知っているだけで“読んだ”と
錯覚している多くの古典文学は、あざとく日の丸を立てたお子様ランチ
(抄訳)にすぎなかった……(Let'19960602 to Trio loss money)
http://okwave.jp/qa/q1480847.html(No.3 20050630 15:51:22)
…… 誕生日が同じ亡友は、308歳わかく生れたことになる。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090930
漂着記念日 ~ The 350th anniversary of landing ~
…… (パロディ)マスコミから逃れ、小型ヨットで日本を脱出した。
《コロンブス航海記》《ガリヴァー旅行記》《ロビンソン漂流記》の
三冊以外に、パソコンやケータイ、キャッシュカードなど持たずに。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060126 老人の海 ~ 帆かける人々 ~
…… 私は七十二年という、さまざまな波乱にみちた生涯をおくってき
た。そして、隠退するということの価値も、平和裡に生涯を閉じるとい
うことの有難味も充分知ることができたつもりである。(おわり)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/400322082X
── デフォー/平井 正穂・訳《ロビンソン・クルーソー(下)19710916-19911005 岩波文庫》
…… 「わたしが初めて納めた年金保険料は、67歳で死ぬことを前提
に計算されていた。しかし現実は平均寿命80歳以上に及んで、生涯の
給付高は予想をはるかに超えてしまった(財務大臣 20080801 就任会見)。
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http://q.hatena.ne.jp/1217589469(20080801 20:17:51)孔子の寿命
http://q.hatena.ne.jp/1183918938#a736178(No.4 20070709 12:06:53)
http://okwave.jp/qa/q8302892.html(No.6 20131013 00:28:41)
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…… 社保庁は、73歳(孔子の寿命)を損益分岐点と考えたのです。
どうもありがとうございます。
最後のリンクの回答7をつい全部読んでしまいました。(笑)
本当かどうかわかりませんが、こんなことを考える人もいるというのはなかなかです。
太宰治の「人間失格」です。
何が変わったっていうと言葉にできないんですが
心の中の何かが変わった気がします。
どうもありがとうございます。
昔読んだことあります。
若い頃のハシカの様なもんだと何かで聞いたことがありますね。
昔話の深層 ユング心理学とグリム童話 (講談社プラスアルファ文庫)
私は高校二年の時に河合隼雄先生の「昔話の深層」を読み、それまで家業を継ぐために工学部に進む予定で理系のクラスにいたのを、三年進級の時に文系に変えました。そして、心理学が専攻できる学部に進学しました。文字通り私を変えた一冊です。
ちなみに、それから30年経ったいま、若気のいたりであったと反省するのが50%、あのまま工学部に行ってがちがちの理系だったらいまの地位にはいられなかったと想うのが50%です。
「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」ですね。むちゃくちゃ楽しんで読ませてもらいました。おすすめです。
あるのは知ってましたが、読んでませんでした。
本の説明を見ると、日本の問題(ちょっと前の)に対する文学者と心理学者の対談って
何か面白そうですね。
今度読んでみたいと思います。
どうもありがとうございます。
リンク先の説明を見ると
『自己回復の書。小知を捨て去り、無為自然に徹する。さかしらな「知」にこだわればこだわるほど、自分を見失っていく―。人間存在の深淵を凝視し、自在な生を啓示した、魅力あふれる荘子の世界。』
断捨離を思い出しました。
どうもありがとうございます。なんか面白そうな本ですね。ぜひとも読みたいと思います。
2014/01/26 09:41:42