匿名質問者

8年前納品の印刷物がくっつき合ってしまいました。コート紙の包装紙です。印刷メーカーは五年以内が推奨使用期間であり、おそらく湿度や上からの重量による圧迫や高温の中での保管によって起こったことであり、保管している側の責任である、とのことでした。


また印刷による不良であれば全ての紙に症状が出るはずだが、今回の事例は不良の出たものと出ないものがあるため、それに起因しないとの説明でした。そのような推奨の期間や保管方法があるのに、通知はされていませんでした。

たしかに長めの使用スパンだったかもしませんが、常温の倉庫で同様の場所に同様に保管してきた他のさらに古い包装紙などは、そのような不良は出ていません。また長く横積みにして保管しておいた本などでも、このようなことはないと思うのです。一般的に印刷物というのは、保管状況によってくっつき合ってしまう物でしょうか。

数百枚なので諦めてもよいのですが、印刷物の不良品の検査などをしているところがあれば、一度話を聞きたいと思っています。印刷物への相談窓口などはないでしょうか。もし印刷物にお詳しい方がいれば、解釈を教えてください。よろしくお願いします。

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  • 終了:2017/08/29 19:25:04

ベストアンサー

匿名回答1号 No.1

お気の毒だとは思いますが、たぶん保証されないでしょう。

紙の保管は非常に気を遣うデリケートな部分を持っています。
ワンロットの枚数が多いと長期保管になりますが、全く無傷に・・というのは無理です。
この場合、圧力もそうですが、特に「湿度」が関係します。
乾燥した場所に思えても温度差からわずかずつ結露が発生していることがあります。
同じ室内でも場所によって、通風の具合などが違うので、結露の程度が違うこともあります。
専用の保管庫だと小出力のヒーターを内蔵しているものもあります。

また、光が当たることにより「焼け」が発生するので、日陰でなければなりません。
ホコリの付着もあまり嬉しくないので、できれば包装された状態で保管したい。
換気も必要なので、換気扇と熱源がほしい処。

温度差の大きい屋根裏の倉庫での保管だと言われるような不具合が発生することもあるでしょう。
なかなか理想的な場所はないと思いますが、換気扇を付けて、小ロットで包装するのがお勧めです。
換気扇は365日24時間、常に回し続けます。

遮光には百均などで売っているアルミ貼り付けの保温シートがお勧めです。

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)



こんな感じのやつで、上から掛けておけば多少は結露防止にもなります。

匿名質問者

丁寧なご回答誠にありがとうございます。勉強になりました。これからは長く使うものは換気扇も考えたいと思います。

2017/08/23 09:10:16
匿名回答1号

量が多い場合、お勧めなのがお米の保管庫です。
エアコン付きのではなく、換気装置付きの安いやつです。
お米の保管も湿気厳禁で光もシャットアウトするところが同じなのです。
もっとも、扉の処のスポンジが数年で駄目になるのと、内部に棚が無いのが欠点ですが、棚は安手のスチール棚を(乾燥しているから錆びにくい)大きさを合わせて内部に入れるって手があります。

2017/08/25 20:42:48

その他の回答1件)

匿名回答1号 No.1

ここでベストアンサー

お気の毒だとは思いますが、たぶん保証されないでしょう。

紙の保管は非常に気を遣うデリケートな部分を持っています。
ワンロットの枚数が多いと長期保管になりますが、全く無傷に・・というのは無理です。
この場合、圧力もそうですが、特に「湿度」が関係します。
乾燥した場所に思えても温度差からわずかずつ結露が発生していることがあります。
同じ室内でも場所によって、通風の具合などが違うので、結露の程度が違うこともあります。
専用の保管庫だと小出力のヒーターを内蔵しているものもあります。

また、光が当たることにより「焼け」が発生するので、日陰でなければなりません。
ホコリの付着もあまり嬉しくないので、できれば包装された状態で保管したい。
換気も必要なので、換気扇と熱源がほしい処。

温度差の大きい屋根裏の倉庫での保管だと言われるような不具合が発生することもあるでしょう。
なかなか理想的な場所はないと思いますが、換気扇を付けて、小ロットで包装するのがお勧めです。
換気扇は365日24時間、常に回し続けます。

遮光には百均などで売っているアルミ貼り付けの保温シートがお勧めです。

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)



こんな感じのやつで、上から掛けておけば多少は結露防止にもなります。

匿名質問者

丁寧なご回答誠にありがとうございます。勉強になりました。これからは長く使うものは換気扇も考えたいと思います。

2017/08/23 09:10:16
匿名回答1号

量が多い場合、お勧めなのがお米の保管庫です。
エアコン付きのではなく、換気装置付きの安いやつです。
お米の保管も湿気厳禁で光もシャットアウトするところが同じなのです。
もっとも、扉の処のスポンジが数年で駄目になるのと、内部に棚が無いのが欠点ですが、棚は安手のスチール棚を(乾燥しているから錆びにくい)大きさを合わせて内部に入れるって手があります。

2017/08/25 20:42:48
匿名回答3号 No.2

 
 数年間の、ゆるやかな「浸水状態」が原因ではないでしょうか?
 
 わたしは小学生のガリ版から、オフセット輪転機を経て、コピー機や
レーザー印刷、インクジェット複合機まで、ほとんどに関与しましたが、
「印刷メーカーは五年以内が推奨使用期間」とは、初耳です。
 
 レーザー方式を除いて、紙と紙がくっつく原因は、インキとインキが
乾かないからです。ふつうは刷り上った直後に、粉末をまぶしています。
(いそいで裁断・製本すると、糊状になって、後々手に負えません)
 
 いったん乾燥すれば、ふたたび糊状に戻る可能性は、ほぼ皆無です。
(カラー印刷の「ビニール引き」経験者には、苦い記憶があります)
http://www.daiko-printing.co.jp/professional04.html
 
 風通しよく、湿気のない冷暗所で、平らに保管するのが原則です。
(ただし書物は積まず、フォルダ(紙挟み)も縦に並べて管理します)
 高温・高湿・高圧による異常事態は、もっぱら保管者の責任でしょう。
 
http://q.hatena.ne.jp/1150177096#a549276(No.2 20060613 16:56:39)
 紙資料の原則は、湿度や温度よりも、大きさを揃えることにあります。
http://q.hatena.ne.jp/1150177096#a549669(No.4 20060614 03:43:44)
 

匿名質問者

こちらも丁寧な解説いただきまして、ありがとうございます。リンク先も勉強させていただきたいと思います。

2017/08/23 19:16:12
  • 匿名回答2号
    匿名回答2号 2017/08/23 07:32:17

    塩ビ(塩化ビニール。デスクシートや消しゴムによく使われる)はフタル系可塑剤が多量に含まれており、これがにじみ出るとあらゆるインクを溶かします。アルミホイルでも敷いておかないと防げません。

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