整理しますと、つぎのようになります。
主格 | 所有格 | 目的格 |
---|---|---|
he 彼は | his 彼の(もの) | him 彼を,に |
she 彼女は | her 彼女の(もの) | her 彼女を,に |
簡単にいいますと、
主格は、「?は」と訳され、文のはじめにくることが多いです。
所有格は、「?のもの」と訳され、This book is ?. というように、be動詞 (is, are, wasなど) のあとか、This is ? book. というように、名詞のまえにくることが多いです。
目的格は、「?を」「?に」と訳され、I like ?. というように、一般動詞 (have, playなど) のあとにくることが多いです。
つまり、
彼に(会う)とか、彼女を(愛している)、などのように訳される場合は、himやherを使い、
彼(彼女)のもの、と訳される場合は、hisやherを使い、
彼(彼女)は、彼(彼女)が、と訳される場合は、heやsheを使えばいいわけです。
これらは、人称代名詞と呼ばれ、こちら の本のp.83で説明されています。
【一日一個の英単語】 今日の単語⇒she/her/her/hers [週刊英単語] - メルマ! :http://melma.com/backnumber_173838_4049694/
によれば、
she:彼女は
her:彼女の
her:彼女に(を)
hers:彼女のもの
とのことです。自分の持っている英和辞典などの例文によれば
She(主語) is American =「彼女は」 アメリカ人です
This is her(所有格) pen =これは 「彼女の」 ペンです
This pen is hers(所有代名詞) = このペンは 「彼女のもの」 です
He loves her(目的語) = 彼は 「彼女を」 愛しています。
辞書を引く癖をつけましょう。辞書や参考書の例文を良く読み、日本語で「彼女はアメリカ人です」と考える前に、"She is American"と、頭に浮かぶように、沢山例文を覚えましょう。
学年が進むと、熟語・慣用語句(イディオム)が増えます。これはもう記憶勝負です。何でそうなのかと考えるよりも、ただひたすら例文を次から次へと覚えるしか方法がありません。
かつて英語を学習していた身としてアドバイスできるのは目で読む→口に出して読む→書くの繰り返しです。
また、英語の先生にかじりついて教えてもらったり、本屋で色々参考書を立ち読みして、自分に合うものを探すこともいいでしょう。
がんばってください。
中学1年生程度の文章なら
で対応できそう。(彼だったらHeとhimね)
これと
英語圏の人たちも子供の頃はそんな風に大雑把に覚えて何となく身につけているはずなので最初はそんなもんでいいと思います。