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「数学者」におけるmeritaの意味について

以下は、フォン・ノイマンが1946年にシカゴ大学で行った「数学者」という講演の内容です。Part-2の第一段落の中に、A closer study of the merita of the caseというのがあります。このmeritaは、フォン・ノイマン・コレクテッド・ワークス(Collected works / John von Neumann ; general editor, A.H. Taub, vol.1 "Logic, theory of sets, and quantum mechanics" (New York ; Oxford : Pergamon Press, 1961)では、イタリック体になっています。

このmeritaとは、何ですか? 数学用語ですか? 教えてください。

A closer study of the merita of the case, undertaken mainly by Russell and Weyl, and concluded by Brouwer, showed that the way in which not only set theory but also most of modem mathematics used the concepts of "general validity" and of "existence" was philosophically objectionable.

http://www-history.mcs.st-and.ac.uk/Extras/Von_Neumann_Part_2.html

http://www-history.mcs.st-and.ac.uk/Extras/Von_Neumann_Part_1.html


●質問者: ShinRai
●カテゴリ:学習・教育 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● meefla
●100ポイント ベストアンサー

「イタリックになっている」という所からすると、英語の単語ではなく、ラテン語という解釈なのでしょう。

Wiktionary の merita によれば、ラテン語の merita は meritus の主格女性単数形です。
meritus は、英語の merit (メリット・デメリットのメリットです)の語源になった言葉で、日本語だと価値とか真価でしょうか。
(女性という所がちょっと引っかかりましたが、merita に続く case はイタリア語では女性名詞のようですので、ラテン語でも女性名詞扱いの可能性が高いと思われます)

この merita を「メリット」と解釈しても良い、という根拠として
http://www.math.ubc.ca/~fsl/von%20Neumann.pdf
の4ページ目では、merita ではなく merits と記述されています。
その少し前の a priori はきちんとイタリックになっているので、不注意やミスプリの可能性は少ないでしょう。

お役に立てることを祈りつつ。


ShinRaiさんのコメント
ありがとうございます。ラテン語の知識と、さらに、他のところで英語訳されているものまでご提示くださり、感謝申し上げます。助かりました。
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