カリフォルニア大学バークレー校の化学者サロバールは、海生藻類の一種が緑色光合成細菌のアンテナで、まさに量子力学でいう「量子もつれ」状態にあるということを指摘しているらしいです。
光合成生物は、アンテナが行っていることを光をとらえるタンパク質の“アンテナ”を細胞内に持っており,光をエネルギーに変え,そのエネルギーを反応中心に導いている。反応中心は一連の反応の引き金をひく重要な分子で,電子を放出して化学的な変換を促しており、単なる混合状態ではなく,広範囲(ただし「量子力学的には」という意味で)に及ぶ「量子もつれ」の状態になっていると指摘している。
http://www.nikkei-science.com/?p=16818