アイデアや知識はすでにお持ちで、それを本にまとめたいということですね。
少々裏ワザ的ですが、一番手っ取り早いのは、世の中にすでに出ている本のつくりを参考にする(コンテンツ、どのように話を展開させているかを真似る)ことだと思います。
すなわち、第1章ではどんなことが書かれているのか、第2章、第3章…ではどんなことが書かれているのか、ということです。
たとえば、「4時間半熟睡法」という本を参考にする場合、
1章 「4時間半熟睡法」とは?
2章 「4時間半熟睡法」の実践に欠かせない「睡眠の基礎知識」
3章 睡眠の「質」を高めるテクニック
4章 深く眠り、朝スッキリ起きたい人のための「快眠グッズ」
1章で、その考え方の定義を、2章で、その考え方の基本的な知識を、3章で、テクニックとして応用的発展的な事項を書いていて、4章では、快眠グッズとして具体例を出しています。これを真似て書いてみるのです。
基本的根本的なことからはじめ、徐々に発展的派生的なことへと話を進めていく、というのは常識的に考えてもうなずけることと思います。
まとまらないのであれば、すでにまとまっているものを参考にする、ということです。いかがでしょうか。
「まちがいだらけのサプリ選び」という本では、
第1章 サプリにまつわる大きな勘違い
第2章 正しくやせる
第3章 美しさを保つ
第4章 疲れにくくする
第5章 老いをおさえる
第6章 病気を防ぐ
第7章 長い目で健康を維持する
第8章 正しいサプリメントの摂り方
第9章 健康は日々の食生活から
ということで、間違った例をまず出し、それから正しい例、良い例を紹介することで説得力を高めています。これも、ひとつの本の書き方だと思います。
質問者さんの例にあてはまるかはわかりませんが、「40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則」「すぐできる!診療所経営工夫アイデア120―実践ノート付」などのように、「○○のための30のアイデア」「□□に欠かせない50のやり方」といったように、アイデアや方法をリストアップしていくだけ、という本も可能だと思います。
これなら特別ややこしいことを考えなくても済むのではないでしょうか(^^;)。ある程度の順序、流れは必要かと思いますが、簡単に済ませたいのであれば、これはおすすめです。^^
読者にも、「テーマを細かく分けてくれていて読みやすそう」という印象をもってもらいやすいと思います。