超能力(ちょうのうりょく)とは、通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力のこと。今日の科学では合理的に説明できない超自然な能力を指すための名称。
俗世に興味がない感じ。ふらりとあらわれて巨悪を撃つなんてかっこよすぎます。しょっちゅう悪にストーキングされててかわいそう。髪の毛がとげとげな永遠の少年。
たくちゃん。お弁当つくってきて一緒に張り込みを手伝ってくれるところがすごくかわいいです。すごくすごい子なのに最後までささやかな望みが叶えられなかったところもなんだか切ない。
これは、超能力者を教育するための学園都市の物語です。
ラノベだけあって主人公男子高校生は一見おちこぼれにみえて(ご想像のとおり)ですが、どっちかというと超能力前提の学園都市構想の設定に萌えます。実は続編の
とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版) [DVD]
の超能力ずっこけ三人組?のほうがおもしろいらしい(そちらまでまだたどり着けていません)。
前回宇宙人で提示した津守時生三部作シリーズの最新作
で、O2オスカーシュタイン少佐あたりは銀河連邦軍の情報部に勤める職業テレパシスト(だけじゃないマルチ能力者ですけど)であります 大活躍です
最新刊が明日でますよ!
ライバル役マルチ能力者兵部京介のスピンアウトテレビシリーズがつい最近終わったところですが、
さすが椎名先生、SF好きのツボをえげつないくらいビシビシとついてきます。一部ファンフィクション大好き女子にも「公式が最大手」と囁かれるという超能力SF萌つめこみっぷり・・・椎名先生はよくわかってらっしゃる。
ところでサイボーグ009
サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)
の加速装置は超能力なんだかはっきりしませんが、003のクレヤボヤンスはもともとあったみたいだし、001ははっきり超能力者ということになってますね。でもすぐ寝ちゃう!魅力的かどうかは・・・?
これで著名なキャラクターはあげた、かな。でも脇役もふくめると膨大だろうなあ。
ボーナスは超能力という言い方ではないような気がしてまいりました。
追記
裏サンデー | モブサイコ100
タダで(大体のところは)読めます。ただいま大人気売り出し中(いやマジで)
▽2
●
たけじん ●8ポイント ベストアンサー |
スプーン曲げが超能力かどうかは、キッチュ松尾氏やメンタリストDaigo氏が明かしているのでそちらを。
それでも疑問のある方は、レッド・ライトをご覧ください。
では、まずは非実在の方へ。
超能力と言ったら、この作品を読んでから語ってほしい。
ファイアスターター スティーヴンキング
稀代のストーリーテラー、キングの真骨頂です。この分厚い文庫本に、睡眠時間を吸い取られました。
政府機関に追われる超能力者とその娘(チャーリー)。チャーリーの超能力を隠して逃避する親子だが、組織の包囲は狭まる。
そして、チャーリーの能力の発展とその身体への影響。
チャーリーの操る念力放火(バイロキネシス)の破壊力と、その描写に酔いしれます。
そして、超能力を持って生まれたことに対する苦悩。
必読ですよ。
対する日本のキング、宮部みゆきから
クロスファイア
ファイアスターターへのオマージュにあふれているこの作品。随所にファイアスターターの小道具と、情景描写が織り交ぜられています。キングファンが、キングの作品のスピンオフ作品を書いたというところ。放火シーンはいい感じです。そして、超能力を持つゆえの苦悩も描かれています。
持つゆえの苦悩であれば、
龍は眠る
だったら、超能力なんていらない。という描き方が多い宮部ですが、この作品は微妙。泣けます。
人体実験の結果としての、超能力兵器。その究極はこの人かな
AKIRA
大友の持てる物を全部投げ込んだのだと思うこの作品は、アニメにもなって、世界的ムーヴメントになったと思う。
普通の少年(かなぁ?)の金田が走り回る世界は、超絶的なパワーを持つ超能力少年アキラによって破壊される。
一人の超能力者が破壊する規模としては、最大級ではないかと思う。
その、大友の最高傑作、漫画の到達点がこれ
童夢
超能力を描いた漫画は数知れず。念力の及ぶ様子は様々。だが、この「ズンッ」と凹む壁は、実体験を通り越して肌に届く。耳の奥に伝わる。パンッとはじける人体は、眼の中に血しぶきが飛び込む。残虐な表現を、乾いた筆が描き出す。
動画でも不可、実写化はもとより不可能、CGでもコマ間に潜むものをあぶりだせない。漫画という表現と、超能力という架空の存在を、これほど存在感を持って眼前に示す才能というのは、日本が誇ってもよいのではないだろうか。
このマンガを見ずして、マンガを語るなかれ。
さて、超能力を描くなら、映画をおいてほかにない。
キャリー
圧巻は、後半30分。いまだに色褪せない、超常能力の発現シーン。シシースペイセクの眼力と、その効果の演出。ブライアン・デ・パーマの演出とカット割りが光る。
エンディングのショッカーが話題でしたが、超能力ものとしてぬきんでた作品です。
超能力を描くということは、現実にない物を具現化すること。映像化には、誰も見たこともない物を具体的に示さなくてはならない。
それでも、簡単に想像の付く能力はかなりある。
1 テレポーテーション(瞬間移動)
これは簡単。映像効果としては初歩ですね。しかも、小説だと陳腐。それが故、小説にはあまり登場しない。どちらかと言えば、装置として登場することの方が多い。スタートレックでは、
よく故障しましたがねぇ。この場合は、転送という。
2 プレゴニクション(予知)
預言者と予言者は違うのですよ。それは置いておいて、災いを予言するのは長老の役目。予兆をうっかり口に出すのは、子供の役目。普通の人はあまり使わない。富士山大噴火なんて予知したら大変。ましてや、恐怖の大王が空から落ちてくるなんて。(って書いてないだろ、かの人は)
未来の自分からの情報を得るという予知の場合、ある一定期間以上遠い時間を予知できなくなるというジレンマがありますね。その時刻を特定できるという矛盾が生じるのですが。
3 クレイヤボンス(透視)
男性はどうしても欲しい能力らしいです。私には、なぜだか見当が付きませんが。
千里眼も含めると、サバンナに住むマサイ族も超能力者かもしれません。数キロ先を歩く人がわかるんですから。
4 テレキネシス
思い出すのも避けたいんだけど、東丈の超能力は、日本のSFの中では際立っていた(過去形)。
幻魔大戦も、最初はアクションエンタメで、それなりだったのになぁ。新興宗教みたいになって、東が超能力道へ歩み始めてからなんだかわからなくなった。アニメも、せっかくの大友デザインが全然生かされていないし。
5 テレパシー 読み取る能力、送り込む能力、読まれちゃう能力(サトラレ)。いろいろあるけど、これが好き。
三分間の宇宙―世界のSF作家からのおくりもの100 (1981年)
海外ショートショートの傑作集の「三分間の宇宙」に収まっている”テレパスのためのSF”
ほんの一行もないんだけど、好きなんです。
書いちゃいますが、
「うぅん、もう、わかってるくせに。」
です。好きだなぁ。
6 壁抜け
ミュージカルにもなるくらい「壁抜け男」、ポピュラーな能力らしいです。
とまあ、一般的なものを挙げてますが、時に超能力は別の呼称で呼ばれたり、特殊な能力を編み出したり。
・ジョウント ブルージョウントをしてしまうというのは、極限状況なのだなぁ。
・シャイニング キングの原作とキューブリックの映画。クラークと同様にキューブリックは原作者に挑戦状を突きつける。映像美と演技で、多少映画に軍配。
ニコルソンのあの表情は、得難いものだと思う。だけど、ニコルソンは超能力者じゃない。
小説は、ホテルの不気味さが伝わってくる構成。だけど、ただ一文を書きたかったんだと思う。「よくも」から始まるセリフ、これを読んだときは、鳥肌が。
シャイニングは、具体的な能力に乏しいから、超能力と言いにくい面もある。人よりも感性に優れているだけなのかもしれない。
・フォース
May The Force Be With You.であまりにも有名。理力と訳してましたね、当初。鋭敏な感覚と、多少の念力という感じでしょうか。銀河皇帝のフォースはダークサイドのパワーがあふれていて、火花が散っていましたが。基本、感じるんだの世界です。
・真空切り
赤胴鈴之助のこの技、どう見ても超能力。え?赤胴鈴之助ってだれって?チョコザイな小僧のことだよ。
・うーやーたー ミラクルボイス。
少年ジェットが、悪人を捕まえるのに使う技。叫ぶだけで、嵐のごとくに風が吹き、悪人を一網打尽。なんの裏付けもなくても、全然問題なかったころの話。
・シックスセンス
超能力って基本身に着けたいけど、これは遠慮しておく。でも、映画の出来は良かった。オカルトではないという、不思議な映画。
・ほうれん草の力 缶詰のほうれん草を食べると、とたんに力持ちってのは超能力ではないだろうか。でも、缶詰を素手で握りつぶして開けてるんだよねポパイって。十分力持ちだと思うんだけど。
・マジックベルト マジックベルトを締めて立つと、超人的な力がっ。という、冒険少年シンドバット。これも、ベルトの力を借りた超能力。バンバンバンバーンという銅鑼の音が、その効果を高めてました。
・変身能力 変身するヒーローたちを超能力者としてくくっていいものかどうか。ベルトなどの装置、異世界の住人の力、改造した肉体等を外すと、結構減りますか。変身忍者嵐(ライオン丸よりデザインが好きですね)は超能力かな。
怪傑ライオン丸も。
変身(とは言えないか、着替えるっての)する前の方が強いという、変なヒーロー”快傑ズバット”。彼はなんでも日本一。これもある種の超能力者かも。
「ズバット参上ズバット解決。人呼んでさすらいのヒーロー快傑ズバァーット」
・ファンタスティックフォー 実写化もされましたが、アニメが好きだったなぁ。
超能力を得るきっかけとして、よくあるのが、宇宙で謎の電波的なものを浴びる、ですね。なぜ個人差があるのかよくわかりませんが。映画のヒロインは美人だったのでOK。
・脳内プログラムによる、重ね合わせの収束。量子力学を現実世界へ投影すると、超絶的な超能力になる。
グレッグイーガンのイメージの奔流がすごい。
さて、つらつらとまとまりもなく懐古趣味を書いていますが、私が欲しい超能力は、訓練で手に入るらしい。
その能力を駆使している人は、ドリトル先生。ポリネシアに習ったのだから、本質は誰でも手に入る能力。
そして、本当に手に入れてしまった人がいる。
コンラート・ローレンツ博士
その著書ソロモンの指輪は傑作です。
ソロモン王の指輪こそ、動物と会話できる装置。それを得たローレンツ博士と、様々な動物たちとの交流を描いています。
さて、筒井
筒井の超能力は、基本否定系。
「底流」 テレパスがエリートとして扱われ、非エスパーは出世街道から外れる。
その外された非エスパーのおっさんの、心の罵詈雑言がすごい。明らかにテレパスがいるシーンでは、この手があるのだ、という筒井からのメッセージ。表情は平静でも、心の中は罵詈雑言で120%充填されていて、エリートのメリットである「聞かなくてもわかる」が全く役に立たない。この心の声の表現は、これ以降は模倣と言わねばなるまい。
筒井康隆*超能力=家族八景 という方程式は、好みの分かれる筒井ファンの間でも、共通の回答だと思う。火田七瀬のテレパシーと、訪れた家庭の情景は、非常に印象深いものだからである。
テレパスであることを前面に押し出さない。心象表現以外の部分は、落ち着いた小説になっている。登場する人物たちも、特殊なわけではない普通の人たち。
でも、七瀬が垣間見る心のひだから、何かが崩壊していく。七瀬がきっかけだったり、そうではなかったり。彼女が掛け金を外し、覗き見る普通の人たちの心は、普通ではないことが多い。でも、それって、どこか自分の心の隅に生まれている思いと似ている気がする。そんな考えがよぎったことがある。
火田七瀬というテレパシーを使うお手伝いさんは、たんなる舞台装置。たとえば双眼鏡のような。その遠眼鏡でみた光景が、この小説の主人公。極端なように見えて、どこか自分に重なる部分がある。隣に七瀬がいたら、自分の心もこう読まれてしまうのだ。
浮ついた文章が多かった筒井が、きわめて落ち着いた筆で描く家族。これは必読。
この後の「七瀬ふたたび」は、まあいいんだけど、「エディプスの恋人」はちょっとだめ。七瀬が超美人になってしまっては、舞台装置にならないじゃないですか。
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最近読んでうまやどの王子が超能力者じゃないかと思いました。
昔からそのような逸話が多数あります。
昔人気だったアニメ、『美少女戦士セーラームーン』(無印アニメ版)27話・41話・45話に出てきた浦和良が好きです。
彼は予知能力を持つ少年です。予知能力でイヤな未来を見て、その未来を変えるという、ある種「ああ予知能力者ならこうもなるだろう」というキャラです。
もう一つ、彼には変身能力があります(自分で望んで変身するわけじゃないのですが、一応能力とします)。
彼はセーラー戦士の秘宝・銀水晶の1/7と敵組織ダークキングダムの最強妖魔(名称不明)の1/7を前世から引き継いでいて、最強妖魔の1/7に変身させられてしまいます。
これによって自分がコントロールを失い、憧れの水野亜美=セーラーマーキュリーを殺してしまうという未来予知が実現してしまうことが何より許せないことで、それくらいなら死んだ方がましだと思い込んでいます。
彼が予知能力と変身能力を持つことによってもたらされたのは、自暴自棄な性格と、驚異的な精神力と、戦闘を引っ掻き回す頭脳でした。
予知能力で傷ついた彼の心は、「誰かを殺すくらいなら自分が死ぬ」「自分は死ぬが相手も巻き込んで殺す」というサツバツとしたベクトルで物事を考えるようになっていました。
それは亜美=マーキュリーが「そういうのでは幸せになれない」と諭すことでどんどん変わっていくのですが、同時にこの自暴自棄さは捨て鉢な精神力をももたらしていました。
精神力という観点でいうと、彼は27話で敵の持つ黒水晶の力で最強妖魔の1/7に変身させられますが、大変珍しいことに変身したままで人間の精神のまま身体のコントロールを奪回して、銀水晶の1/7をマーキュリーに渡して、敵幹部を襲撃するという展開を見せます。これがはじめてセーラー戦士の手に渡った銀水晶なので、下手すると全部敵の手に渡っていたことを考えると、意義は大変大きいと言えるでしょう。
焦った敵幹部は、黒水晶の力を二度がけして最強妖魔の力を増幅させ、再び心身とも最強妖魔に変え、こうして彼は最強妖魔編の中でも印象的な難敵として暴れまわるのでしたが、それはまた別の物語です。
また、頭脳という観点でいうと、彼は41話で、別の敵幹部が自分たち最強妖魔の生まれ変わりである七人を黒水晶に封印して、完全な最強妖魔を復活させようとしているのを事前に知ることができました。
その後彼がどうしたかというと、自分を拉致しようとした敵幹部を、人ごみの中で攪乱して見失わせたあと、結局自分を助けに来たマーキュリーと一緒に逃避行するのでした。
最終的に彼は黒水晶に封印されてしまいますが、直後にマーキュリーは非力ながらも黒水晶を破壊して全員を解放し、敵幹部の作戦を瓦解させます。
彼が足掻かなかったら、敵幹部の作戦はおそらくはいとも呆気なく成功し、ダークキングダムは(既にセーラームーンが揃えていた銀水晶に匹敵する)強大な戦力を手にして、セーラー戦士は猛烈な苦戦を強いられていたはずなので、彼が動くことによって戦闘に及ぼした影響はきわめて大きかったと言えるでしょう。
予知能力をキャラメイキングに使うと、自暴自棄な性格と、驚異的な精神力と、戦闘を引っ掻き回す頭脳をもたらすのだなあ、という意味で、砂鉄のような予知能力を鉄板のように鍛え上げた大変魅力的なキャラでした。
が、彼の世間的な人気は大変低いものでした。ツラが凡庸だったのと、にもかかわらず当時絶大な人気を誇っていた水野亜美=セーラーマーキュリーと心を通わせたのが最大の理由です。最近でいえば(見てないけど)『スマイルプリキュア!』で日野あかね=キュアサニーと心を通わせたブライアン・テイラーが絶大な不人気を誇ったのと同じような構図です。
結局、『セーラームーンR』以後は彼の活躍の場は(アニメでは)なくなってしまったのでした。あんなに面白いキャラだったのに。もっと予知能力や最強妖魔の話を膨らませてほしかったのに。
よろしければDVDで見てください。受け入れられるかどうかは保証できませんが、話のテンションが他の回と比べて違うので、27話・41話・45話だけ見ても面白いですよ(最終話は46話なのでそれも見るとよいかと思います)。