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肝臓と抵抗力(免疫力)の関係について
肝臓のはたらきが低下すると風邪を引きやすくなったりとか体力が落ちますが、なぜ肝臓の働きが低下すると風邪をひきやすくなったりするのでしょうか?肝臓と風邪ウイルス、この両者に何か関係があるのでしょうか?
申し訳ありませんが単なるHPの貼り付けのご回答はご遠慮ください。

●質問者: koko24
●カテゴリ:学習・教育 医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● きょくせん
●100ポイント

http://www.fctv-net.jp/~tad/amino.htm
まいどさんです。今回は日曜日ということもあり、及びに遅参せずに済んだ、のでしょうか(^^;

要は『代謝』という事ですかねぇ。肝臓の機能低下はつまり、体内の栄養状態が悪くなる、ということになります。肝臓が消化管から吸収した栄養成分を体が扱いやすいように加工しているということについてはkoko24さんももう充分ご存知かと。で、そこが不調であれば当然、という訳です。

免疫系というのは、そういう意味では無茶苦茶代謝の激しいシステムだと言えます。
ウイルスなどの進入があればそれに対応するため食細胞が増殖しますし、抗原を得ればT細胞などは抗体を大量生産して放出します。そのためには大量の物資……栄養分が必要な訳です。

もちろん栄養状態を左右するのは肝臓の機能だけではなく、消化管の調子や歯の状態、そもそもきちんとバランスの取れた食事ができているか?というあたりまでかかわってくる訳ですけれどもね。


koko24さんのコメント
ありがとうございます。 ということは、肝臓の機能低下→免疫細胞の栄養不足や粘膜細胞の栄養不足→風邪を引くという考え方でOKでしょうか? 肝臓が弱っていると肝臓にいる免疫細胞が風邪ウイルスの所に直行できないからという考え方はだめですか?

きょくせんさんのコメント
免疫細胞は全身を巡っていますので、肝臓の免疫細胞群が云々という事ではないと考えます。 免疫機構については色々別の要素もありまして、多分きちんとした用語が整備されているはずなのですけれども、今は記憶を辿って書いてみますと、 1)物理 2)細胞性 3)液性 という事になるかと思います。免疫に関して、2)と3)はきちんと定義されているはずなのですが、あいまいな事を言いましたのが1)でして、これは各器官がその性状からもっている免疫的役割、とご理解ください。こう書くと何か難しい話をしているようにも見えますけれど、つまり、 風邪を引くと鼻水が出る=鼻水を分泌させる事によって鼻腔内の異物を排除 皮膚に付いた細菌が体内に入り込まないようにする=皮脂によってコート そもそも皮膚は垢になる=皮膚表面に取り付いた細菌類をまとめて排除 という話です。その他にも、例えば鼻水の中には免疫細胞によって抗体が放出されていますし……実はこのあたり、『インフルエンザワクチンは感染に対して有効か?』という議論にかかわっています……、皮膚表面にはDNA分解酵素があったりするのです。 ですので、全身の栄養状態というのはそういうシステム的な免疫を支えていくための『補給』を意味します。また、抹消血管への血流が低下するような状況もありますし、感染細胞の自死などから来る組織の欠落を修復するという意味でも栄養は大事、と言えましょうかね。 ともあれ、肝臓が弱っていると肝臓の免疫細胞が患部へ行けないから、というお話ではありません。……そういう意味では腸管周囲などに展開している免疫細胞の方が遥かに多いように思えますし、そのあたりを検討するならば、かの『機能性ヨーグルトによって風邪知らず』という研究も頷けるのではありますけれどもねぇ。 ……うーん、ひょっとして全身の血/リンパの流れの方が重要なのかもしれませんね。というか、リンパ系ってどうやってあれ動いてんでしょう???

きょくせんさんのコメント
と、調べてみたら骨格筋の収縮で動いてるらしいですね。>リンパ系 なんか、『ふくらはぎは第二の心臓』という話をぼんやりと思い出しました。

ほっこさんのコメント
回答にならない内容なのでここに書きますが、肝臓病をもつ私の知人は大の寒がりで 家内が暑がってるにもかかわらず着込んでいる…というのが多々あるそうです。

2 ● boost_beast
●0ポイント

http://newscience.air-nifty.com/blog/2004/12/post_1.html

肝臓悪化Bタイプ
1.かぜをひくことが多くなった
2.かぜをひくと長引くようになった
上記の症状が現れた人は、肝臓の免疫機能が低下しているかもしれない。病原体が進入すると、白血球、NK細胞などが病原体と戦う。処理し切れなかった病原体は、肝臓へ向かう。肝臓は、病原体退治の最後の砦である。肝臓には、クッパー細胞というものがいて、病原体を退治してくれる。肝臓が弱っていると、病原体を退治しきれず、病原体が肝臓を通過し、体の中を巡る。その結果、免疫力が低下し、かぜをひきやすく、長引いてしまう。

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