現代文で、という点が少しはっきりしませんが、可能かどうかといわれると可能です。日本国憲法では表現の自由が保障されていますからね。
しかし、推奨はされません。「焉」の字は、常用漢字表に含まれていないからです。これは報道や出版物などにおいて使用される漢字の規範を示したもので、これに含まれない漢字はひらがなを用いたり用字で置き換えるなどの措置がなされています。たとえば「真し(←摯)な対応」とか「障害/障がい(←碍)」のようになります。
また、常用漢字表に含まれている漢字でも、学校などで教えらていない読み、すなわち表外読みは避けられます。同じ「いずくんぞ」という言葉でも、「安(ん)ぞ」という表現もやはり見られませんね。
焉ぞ、という表現自体文語的ですから、文芸のような個性の表現物においてはどんどん用いるべきですが、公的な文書においては使うべきではないでしょう。
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gtore ベストアンサー |
国語辞典に載っていますのでもちろん使えます。
あまり用いられませんが、あるにはありますね。
現代文での使用例を挙げます。
いずくんぞ知らん。君が正確に指摘して止まなかったかの国の黒く不吉な兇刃の下に、春秋に富む君が身を横たえることになるとは!!