株価が大きく上がると、それに乗って利益を得ようと多くの買いが入ります。
それをちょうちん買いと言ったりします。
その買いで余計に株価は上がります。
そして十分に上がったらそれらの買いにぶつける形で売って利益を得ます。
通常、仕手が買う時は仕込みと言い、秘密裏に株価が跳ね上がらないように少しずつ買います。
(でも、めざとい投資家はこの時点で怪しみ出します)
ある程度玉を仕込んだところで仕手戦を開始します。
ここでは大っぴらに大口の買い注文を入れて株価を吊り上げます。この段階では秘密裏に行う事はありません。前提がおかしい。
噂を流し、他の買いが入って株価が跳ね上がらなければ仕手戦は失敗です。
高騰していく段階で仕込んだ玉を放出し、それによって出来高もふくらみます。ますます過熱し全部売り切ったらお終い。あとはどうなろうと放置です。
成行でただ大口の買い注文を入れるとか、そこまで単純な手法じゃ儲からないでしょう。