疑惑の瞳 ? 恩師の誕生日を祝う十七人の教え子 ?
予約の段階で、レストラン担当者は「お誕生月割引」について触れず、
幹事側が直前になって「Web広告欄」で発見したのです。
気づかなければ知らぬ顔をするなんて、一流にあるまじき対応です。
このような「得べかりし利益」は、誰のものか?という設問です。
恩師の食事代は、招待した教え子が均等に負担するのが常識です。
「同月生れの教え子」だけが、均等の負担金を減免されていいものか。
同月生れの教え子が、宴のあとで「Web広告」を見て、権利を主張
されてから説明するのも不手際ですね。結局、うまい方法を思いつかず、
(幹事のどんぶり勘定で)恩師と同じ「花束」を人数分追加しました。
恩師への「花束」は、食事代と同じく、招待した教え子が均等に負担
することになっていましたが、何人くるか分らない「同月生れの教え子」
には適用できず、その人数も、列席者に報告しなければなりません。
そもそも、誕生祝賀会に招待して「生年月日の証明書」を持参させる
のは、とても無粋なセンスではないでしょうか?
(みなさんは、恋人の誕生日を、どのように知って、信じましたか?)
なお「同月生れの出席者全員に花束を」という提案は、レストランが
受入れず、一方的に「一括一律一割引」を提示され、当日は忘れられて
しまったのです。このホテルは、ことしかぎりで廃業するそうです。