「三浦和人さん」と言われると (?_?) な感じですが、「雅夢」と言われれば、分かります :-)
当時は、まだ演歌もフォークソングも元気だったし、いわゆるポピュラーソングが流行った時代。
身も蓋もない言い方かもしれませんが、当時の流行。
流行ったときには、チェリーでしたが、まだ歌詞は覚えてますよ(さっき確認してみたら、二番は ちょっと怪しかった)。
流行りの歌なんて、歌詞の意味を考えて歌っちゃあいなかった。
時代はちょっとずれますが、殿さまキングスの「なみだの操」とか、中条きよしの「うそ」とか、ぼくは小学生でしたけど、チャリをこぎながら口ずさんでました。
「愛はかげろう」の近辺で言うと、似たような歌で流行ったといえば、こんな感じ?
あみんは、この中に入れるのは ちょっと違うかな...
まあ、どれも歌詞だけ見ると うじうじした曲ばかり。
でも、どれも売れましたねえ。
ややポップな曲調で、歌いやすいメロディーライン。
そういうのが、一定の割合で需要があったし、需要があれば それを供給する側がいる。
大衆の好みは変わっても、いつの時代も 大して変わらんと思います。
http://www.uta-net.com/song/122/
「愛はかげろう」にかぎらず、たとえばクールファイブの歌なんかもそうですが、男性が女性の気持ちを歌うのは当時普通でした。聞いてる側は女性が歌ってるのと同じ感覚で「女心」を聞いていたんだと思います。けっして振った男の側が女の心を歌ったわけじゃ無いと思いますよー。
なぜ大ヒットしたかと考えますと、ポップスをはじめとする大衆音楽の歌詞(売れたもの)は、当然当時の大衆にうけるものが主流です。「愛はかげろう」の歌詞が許されたのは、そういう時代だったからだと思います。刹那的で切ない時代だったんですよ。