1, A:大学を卒業したばかりですか。
B:いいえ、卒業したばかりではありません。
C:いま出かけるところですか?
D:いいえ、出かけるところではありません。
⇒ BとDは文法的に正しいでしょうか。もし「ばかり」と「ところ」が否定文で使えないなら、ではこの場合、どう返事すればよいでしょうか。
B/Dはおっしゃるように否定文では使えません。
Bは「いいえ、ずっと前/三年前に卒業しました」か「いいえ、まだ在学中です」
Dは「すぐに出かけないのでしばらく話していても大丈夫です」とか
「ええ、実はあと5分したら出なければいけません」のようになるでしょう。
2,日本語を 使う/使った 仕事を探したい。
⇒ 二つの単語のニュアンスと使い方の違いはあるでしょうか。
「日本語を使う仕事」は通訳や翻訳や日本語教師でしょう。
「日本語を使った仕事」は翻訳された文学作品や、作成した日本語書類などでしょう。
「日本語を使って仕事を探したい」だと、日本語サイトで日本語の求人広告を読むことでしょう。
1.
> ではこの場合、どう返事すればよいでしょうか。
「いいえ」、あるいは、「いいえ、違います」で一度区切った後、説明を加えればOKです。
A:「大学を卒業したばかりですか。」
B:「いいえ、違います。」
B:「私が大学を卒業したのは1年前の事です。」
C:「いま出かけるところですか?」
D:「いいえ、違います。」
D:「ゴミ収集場までゴミを出しにいくところです。」
のような感じで。
2.についてですが、私の感覚ですと、「使う」が正解。
「使った」を用いる場合ですと、「日本語を使った○○の仕事を探したい」の形なら正しいと思います。
※○○には翻訳、通訳、などに留まらず、貿易、ファッションなど様々な単語を入れる事が可能なようです。つまりは具体的な職種ですね。