一応､質問を立てるときの選択肢としては10000ptが最高です｡
それ以上ﾎﾟｲﾝﾄをもっていても10000pt以上の額は設定できません｡
懸賞ﾎﾟｲﾝﾄと手数料をあわせて手持ちﾎﾟｲﾝﾄを超えてしまうときはその額は設定できません｡
質問の回答募集中に設定を変更することも選択肢内でならできたとおもいます｡
回答を終了するときには､当初の設定以上にたくさん付与することができたはずです｡
最初に選択し､表示されるのは｢最低限この額を回答者に払う覚悟がある｣という意味です｡
ただし､有効な回答がつかなかった場合はｷｬﾝｾﾙすることで全てのﾎﾟｲﾝﾄが返却されます｡


余談ですが昔は上限がなかったのとｼｽﾃﾑｴﾗｰがあったため多額ﾎﾟｲﾝﾄをかけた質問や､
それを悪用した事件がありましたが､
悪用ﾕｰｻﾞｰは利用停止済みですし､ｼｽﾃﾑｴﾗｰは訂正されました｡
ﾎﾟｲﾝﾄが今より高額に懸けられている質問の形跡がいくつか残っていますが､
ｼｽﾃﾑがかわる前のものです｡

まず､歴代の質問で､最終的に 10000ﾎﾟｲﾝﾄを超えた状態で終了した質問の一覧です｡

＃ 非公開になってしまったものは含んでいません
＃ 分かっている範囲で､2015年の6月に 7回の非公開になった 10000pt 質問があります

はてなﾎﾟｲﾝﾄは､十万ﾎﾟｲﾝﾄまで持てることになっているので､そこまでであればﾎﾟｲﾝﾄをつけられます｡
はてなﾎﾟｲﾝﾄ 1pt は､実質 1円なので､質問の回答をもらうのに一万円を払おうなんてのは､酔狂じゃないとできませんから､やっぱりﾈﾀ系の質問が多いです｡


なぽりんさんが書いている｢悪用した事件｣ってのが､一番騒ぎになったのが 2012年9月末のことです｡
そのときに分かったんですが､回答一件についてあげられるﾎﾟｲﾝﾄが 65535 ﾎﾟｲﾝﾄだ､ってことです｡
＃ でたらめな数字に見えますけど､将来､ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑを組むことがあれば､ｷﾘの良い数字だということが分かります｡

ﾍﾟｰｼﾞのﾃﾞｻﾞｲﾝも 5桁までしか考慮されてなくて､ぱっと見た目には何万も払ってる､みたいに見えたのが､ﾊﾞｯｼﾞの画像に隠れて何十万もだった､なんてことも｡

その事件の中心人物(質問者)は､人力検索以外のｻｰﾋﾞｽで不正に取得したﾎﾟｲﾝﾄをばらまきました｡
ﾎﾟｲﾝﾄを不正に取得できたｻｰﾋﾞｽは､すぐに使えなくなり､それが修正されるまでにかなり時間がかかりましたが､人力検索自体は変わっていません｡


質問を開始するときのﾎﾟｲﾝﾄが今のようになったのは､2011年5月30日のﾘﾆｭｰｱﾙのときです｡
それ以前のﾍﾙﾌﾟを､Internet Archives で見ることができます｡
→ 質問する - 人力検索はてなのﾍﾙﾌﾟ

今と違って､最初に設定するﾎﾟｲﾝﾄで受け付ける回答数が決まっていました｡

回答の上限

何件まで回答を受け付けるかを以下の範囲で設定できます｡
上限数に達すると回答を受け付けられなくなりますので､支払うﾎﾟｲﾝﾄが必要以上に増えることがありません｡

• 100ﾎﾟｲﾝﾄ(回答5件)
• 150ﾎﾟｲﾝﾄ(回答10件)
• 250ﾎﾟｲﾝﾄ(回答20件)
• 500ﾎﾟｲﾝﾄ(回答45件)
• 1000ﾎﾟｲﾝﾄ(回答95件)
• 5000ﾎﾟｲﾝﾄ(回答495件)
• 10000ﾎﾟｲﾝﾄ(回答995件)

質問を終了させるときに､自由にﾎﾟｲﾝﾄを追加できたのは､今と変わりません｡


ちなみに､ﾎﾟｲﾝﾄをつけて質問をした場合は､終了時にﾎﾟｲﾝﾄの 5% が手数料ではてなに持って行かれます｡
手持ちが 100pt で､100pt の質問をしたときに､終了時には 5% 足されて､105pt を支払わなければいけません｡
なので､手持ちのﾎﾟｲﾝﾄがﾏｲﾅｽになるそうです :-)