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酒粕にはどの程度のシュウ酸が入っていますか?特に、結石を発症しやすい人の食事に適した食材か、それとも不適当な食材かを“定量的に”知りたく思っています。鰹節と食べれば問題ないというような話ではなくほうれん草と比較してどの程度含まれているかグラムで知りたく思っています。

直接のデータがない場合、推測されるデータでも構いません。

宜しくお願い致します。

●質問者: j4mika
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● a-kuma3
●200ポイント ベストアンサー

対象が酒粕だと、日本初の情報しかないだろうし。

予断は駄目ですね
日本人が海外に発表している論文がありました。

# コメントと一部重複しますが。




日本食品工業学会誌 Vol. 24(1977) No. 11 に掲載されてた論文に、記載があります。

↑の Fig 8 の?のピークがシュウ酸です。
ガスクロで検出できる程度の、ほんの微量です。

こちらの論文に掲載されているのは、酒粕ではなく日本酒ですが、シュウ酸の検出量は 2.6 mg / 100g とのこと(Table 5)。
同論文でほうれん草では 362.1 mg / 100g ですから(Table 3)、ほうれん草の 0.7 % 程度。

シュウ酸の含有量は、RadioChemical Centre (RCC) で調べてもらったっぽいことを書いているので、ガスクロじゃないでしょうね。放射性同位元素がどうこうとか、そんなやつだと思います。

Table 4 の "Moromiso" は、もろみ味噌ですかね。いろんな種類はありますけど、主体は大豆の方か。
そちらよりは、同じ Table 4 の "Rice (cooked)" を参考にすべきですかね。

こちらに掲載されているのは米酢です。
CH3COOH 4.5% が市販のままということでしょうか(参考)。
測定方法は液クロで、シュウ酸の含有量は 16.8 mg / 100ml 。日本酒の 6?7倍といったところ。


ズバリな感じのは見つけられてはいませんが、多めに見ても 20 mg / 100g が良いところ(ほうれん草の 6?7% 程度)ではないかと思います。


j4mikaさんのコメント
ありがとうございます!! 日本酒関連も英語で検索ですか・・・ PCのエラー関連では英語で検索するクセもつき始めていたのですが、和の伝統食品も英語で検索ですか・・・流石にこれは思いつきませんでした。勉強させて頂きました。 また、ザックリとした話でも定量的な話が分かりとても助かりました。
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