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β-エンドルフィン・うつ治療・抗不安・運動療法について
wikiにβ-エンドルフィンの記載があり、それを読みました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%92-%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3
うつには不安を強く感じる症状もあり、抗不安薬を処方するとか、認知行動療法で改善を期するということもあるそうです。
β-エンドルフィンの産生は、受傷や体温上昇でも増加するようですが、激しい運動(筋力を使う)ことでも増加するようです。
そうであれば、うつの軽症者から重症者まで、運動療法や筋トレ療法を推奨実行している例もありそうに思いました。
実際のところ、そうした実例はあるのでしょうか。あるいはうつ病と運動についての研究論文などがあるのでしょうか。

●質問者: hathi
●カテゴリ:医療・健康 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● kaoato
●100ポイント ベストアンサー

運動療法には抗うつ効果がある。運動単独でも効き目があるし、抗うつ薬やカウンセリングとの相性もよい。ただ、どんな運動をどれだけ? という点があいまいだった。米テキサス大学の精神科チームは、複数の研究結果からうつ病に効く「運動処方せん」を検討し、専門誌に報告している。

 それによると、筋力トレーニングより、ランニングやウオーキングなど有酸素運動のほうが効き目は高い。運動時間は1回、45?60分を週に3?5回行うことが望ましいようだ。運動強度はややきつめ。メタボ対策の運動療法よりは若干、ハードである。また、運動療法の効果を最大限に発揮するには、少なくとも2、3カ月は継続する必要がある。

 うつ病患者がこなすには少々ハードルが高いようだが、研究者によると、中断率は薬物療法と同じ程度の15%ほどにとどまる。薬が効きにくい「難治性」のうつ病に対する効果も確認されている。

http://diamond.jp/articles/-/37814


上記のような記事もあるので、探せば、「研究論文」もどこかにあるのでは?


hathiさんのコメント
ありがとうございます。リンク先とhttp://diamond.jp/articles/-/144991と井手ゆきえ [医学ライター]をみましたが、都市伝説創話のような感じが強くするばかりで、具体的に確認することのできない記述ばかりに思えました。 探せば「研究論文」もどこかにあるのでは?とは思いますが、私の探し方が悪いのか、論文どころか、その紹介や解説、引用さえも、反論や追試も、なにも見つけられなくて、はてなに質問して、ご支援をお願いしています。

kaoatoさんのコメント
・エンドルフィン仮説 ・うつ病 運動療法 あたりで検索をかけると、以下のようなものがヒットします。 >> 不 安 と うつ に 対 す る 運 動 療 法 の 有 効 性 まずBroocks,Aらは、46人の中等度以上の パニック障害の患者を、有酸素運動(ランニ ング)、Clomipramine(112.5mg/day)、 プラセボに無作為に割り付け、10週間後には、 不安の改善は有酸素運動はClomipramineと同 程度、効果の発現に関しては有酸素運動では Clomipramineよりも遅れて効果が発現したこと を示した 10)。 また、Martinsen,E.W.らは79人の不安障害の 患者を有酸素運動(早足、ジョギング)と非有 酸素運動(筋トレ、リラクセーション、ストレッ チ)に無作為に割付け、週3回、1回1時間、8 週間の運動をさせたところ、有意差は得られな かったが、両群とも不安得点は下がる傾向があっ た 11)。 ある。スポーッや運動療法を、実際のうつ病や 不安障害の患者に応用する際には、ほぼ理想的 な場合と思われる。 また、Courneya,K.S.らは、53人の乳がん患 者を無作為に二分して週3回、15週間エアロバイ クをしたところ対照群と比較して、運動群では最 大酸素摂取量が有意に増加しQOLも有意に向上 したことを報告している 12)。 10) Broocks,A,,Bandelow,B.,Pekrun, G.,George, A.:Comparison of aerobic exercise, clomipramine, and placebo in the treatment of panic disordenAM JPsychiatry155:603-609,1998. 11) Martinsen,E.WZ,Hoffart,A, Solberg,Y.:Aerobic and nonaerobic forms of exercise in the treatment of anxiety disorders,StressMedicine 5: 115-120, 1989. 12) Courneya, K S.,Frieddnreich,C. M., Sela,R. A, Quinney,A. H.:The grouppsychotherapyand homebased physicalexercise (GroupHope)trialin cancer survivors: physical fitnessand qualityof life outcomes. Psy6ho-Oncolegy12: 357-374, 2003, http://ci.nii.ac.jp/els/contents110004497122.pdf?id=ART0007276988 << >> 低頻度の有酸素トレーニングが精神的健康度に与える影響 うつ病の症状の減少に 関連があるとしている。運動による精神的健康の 改善のメカニズムはわかっていないものの,運動 によって脳内のモノアミン神経伝達物質の分泌量 が増加するという「モノアミン仮説」や,β- エ ンドルフィンという内因性モルヒネ様物質が運動 によって増加するという「エンドルフィン仮説」 などさまざまな仮説が考えられている5)。 http://www.my-zaidan.or.jp/tai-ken/research/bulletin/pdf/111/bulletin111-nakahara.pdf <<

hathiさんのコメント
ありがとうございます。 掲示されたURLでPDFを読みました。その論文に書かれ参考もいくつか読みました。 もともと「うつ」とは何かということ自体がすっきりしませんし、動くのもたいぎになったり、非常に無気力になって、~~(楽にして・助けて・なんとかして)のようなものでBDIのような指標で尺度化するようなものだから、「運動」が効果的といっても、自発運動させるのは難しいケースもあるような気がします。 それはそれとして、週三回でなくても、20分程度の軽い運動を週1?2回でもそこそこ効果があるとかの研究もあるというのは、うつの多様性、原因の多様性も関係しているのかなと思いました。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/stresskagakukenkyu/28/0/28_20/_pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjghp/25/3/25_240/_pdf

kaoatoさんのコメント
>> 数ヶ月以内の自然回復率が50%を越えるため、各種治療法の有効性の判断は難しい https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82 << うつ病、特に軽度の場合は、数か月で自然回復(治癒)してしまうケースがあるために、 ・認知行動療法 ・運動療法 とかの効果は、はっきりしないような気はします。

hathiさんのコメント
ありがとうございます。 確かに、多くの病気は自然に回復することが多いです。大うつ病にしても放っておいても数ヶ月もすれば状態がずいぶんと変わることは多いと思います。そもそも、大うつ病は当人の自己認識の表明・言明で抑鬱状態であると認定する部分も大きいし、周囲の観察による印象評価が元になっているので、2週間以上ある種の状態が続いていて明確な幻想でもないし身体機能不全でもないとなったら認定するような大うつ病では、その状況が変わったかどうかさえも、民定が微妙になるし、変化があったとしてもその変化がうつからの寛解なのか、単なる病状の変化なのかもわからない。 仮に寛解のようなものだとしても、自然治癒なのか自然治癒とは言えないのかも微妙だとは思います。 しかしながら、大うつ病という名称は、一つの疾患ではなくて、系統のことなる複数の疾患あういは別種のメカニズムでおきてることを本人の言明や外部観察による似た状態との認定しているだけとも言えるので、各種治療法も、自然治癒も、何かの解明に直結することはないのではないでしょうか。 元々の私の質問時にも、β-エンドルフィンの濃度上昇でうつ症状が軽快するようなケースと、β-エンドルフィン濃度が上昇してもうつ症状は変わらないケースなどの研究などがあると良いのだけれども、という気持ちが少しあったのです。 うつがよくなるかどうかということはとりあえずの問題としては大事だと思うのですが、それと並んで、うつとは一体何なのか、何をうつと呼んでいるのかに迫れる可能性を持っている研究などを教えて頂けると、とてもうれしいです。
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