文学と暴力の関係について、哲学的に述べた文学者の方で、有名な方を教えて下さい。セックスが文学に描かれるのは何となくわかる気がするのですが、暴力となると

全く理解できません。何とか、理論的に説明してもらえないでしょうか?

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回答3件)

id:shampoohat No.1

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ポイント20pt

バタイユをどうぞ。


本質的には、いずれもが「侵犯」という概念でくくられるように認識しています。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462278/249-0564380-...

Amazon.co.jp: 眼球譚(初稿): 本: ジョルジュ バタイユ,Georges Bataille,生田 耕作

「セックスが文学に描かれるのは何となくわかる気がするのですが、暴力となると全く理解できません。」という言葉を見て、この小説を連想しました。


多分サルトルを薦める人も出てくるかもしれませんが、バタイユを認識しておくことが望ましいと感じています。

id:osamuoh

大変有難うございました。

非常に参考になりました。

2005/07/14 04:03:19
id:konkonta No.2

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http://members.aol.com/gewaken/book.htm

人はなぜ暴力をふるうのか

この本の第2部の第2章が文学と暴力についてです。「サド」についてとあるのであのマルキ・ド・サドの快楽的追求型暴力についてかかれているかと思います。サドといえば「悪徳の栄え」を一度読まれることをおすすめします。

暴力とセックス、この二つはひとつのものであるという独自の哲学で描かれております。

id:adlib No.3

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

ポイント20pt

http://www.interq.or.jp/rock/ff67/hirose/100/

����100�l����100��

 

 ↑“Dummy site for the reference”

 

 誰もが経験するセックスに対して、みずから経験しない暴力を論じた

意見は説得力がなさそうですが、わたしは(必ずしも同意しないまでも)

つぎの三人を思いだしました(未来・現在・過去の順に)。

 

── 哲学者ウィリアム・ジェームズが電車のなかでこんな経験をした。

よその子供が騒いでうるさい。彼はイライラしてきた。その子の母親に、

あなたの子供が乗客みんなの迷惑になっているが分っているのですか、

と尋ねた。そこで一人の男性の乗客が言った。

「君、レディに対してよくもそんな失礼な態度でものを言えたものだな」。

 哲学者はかんしゃく玉を破裂させた。もう一度言ってみろ、ぶん殴る

ぞ、と威嚇した。その男は繰り返して言った。哲学者ジェームズはさっ

きの威嚇を実行しなければならない羽目におちいった。乗客は総立ちに

なった。男が裁判に持ち込むつもりなら、彼のために証人になると口々

に味方した。騒ぎはなんとか収まった。哲学者は、うっとおしい気分の

まま坐った。自分が周囲の嫌悪の対象になっていることをひしひしと感

じた。彼は自分に同情してくれそうな婦人の顔を見つけて、その人に言

った。「あなたは理解していただけますね、奥さん……」。しかし、そ

の婦人は腹立たしげに彼をさえぎって言った。「よくも私に口なんか利

くわね、この獣…」。

── Wilson,Colin & Seaman,Donald/関口 篤・訳

《現代殺人百科 19881110 青土社》P030-031 まえがき

 

── アメリカでは自分たちの生命と財産を守るためなら必要な、いか

なる手段を用いても喜んで行動に立ち上がる準備のある黒人が激増して

いる。そうなると再び帝国主義者たちが現われ、(諸君が彼らのことを

何と呼ぼうと勝手だが)非暴力主義のイメージを強化するためにまた別

の平和賞を与える。これが彼ら一流のやり方である。

~ 非暴力は敵を助ける Malcolm X 19641123 Paris ~

── マルカム X/ブレイトマン・編/長田 衛・訳

《いかなる手段をとろうとも 19930225 現代書館》P148

 

── 愛の法則はひとたび「抵抗」という名のもとでの暴力が認められ

ると無価値となり、そこには権力という法則だけが存在します。ですか

ら私はこの世の果てと思われるトランスヴァールでのあなたの活動こそ、

現在世界で行われているあらゆる活動の中の最も重要なものと信じます。

~ 南アフリカで民族解放運動をしているガンジーへあてた最後の手紙 ~

── 小川 真司・朗読《トルストイの手紙》

── 加古 隆《NHKスペシャル「映像の世紀」19950325 < 199602・・》

< ESCK 8035 > 1995 Sony Music Entertainmemt (Japan) Inc.

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