[本中毒の私に未開拓の作家さんを推薦してください!]

読んだ方を列記しているとめまいがしそうなので、過去の私の質問・回答から「これは読んでないだろう~?」という作家さんを推理してくださいませ。
ルールは以下の通りで。
1.推薦して頂く作家名とお薦めポイント。
2.この作家を読むならまずこの本から!という作品のはまぞうリンクとお薦めコメント。
媒体は小説かコミックで。ジャンル限定はしませんが、SFに関してはSFオタの旦那氏が指南役にいますので、打率は低いかも。(でも最近の作家には弱いかな)
案外偏食家なので意外な方を食わず嫌いしている可能性がアリ。
基本的に気になる作家さんに標的をつけて読み潰すタイプなので、一番最初に「標的にするぞ!」と決めた作家さんを推薦してくださった方にいるかちゃん、標的候補になった作家さん一人につき30pt、以下コメントにより+αという形でいきたいと思っています。既出の場合は前出を優先します。
ちなみに現在の標的は横山秀夫氏。読みかけは 山田正紀氏「マヂック・オペラ」次に読む予定は田中哲弥氏「やみなべの陰謀」
ついた回答は必ず全て開けますので、よろしくお願いします!

回答の条件
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  • 終了:2006/04/26 16:00:03
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答20件)

id:chipmunk1984 No.1

回答回数790ベストアンサー獲得回数7

ポイント13pt

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

  • 作者: 広瀬 正
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫

広瀬正氏はいかがですか?ちょっと入手が難しいですが,古本屋を探しても読む価値がある名品です.

id:rikuzai

お!名前は存じてましたがまだ読んでません!

ざっとアマゾンの評を読んだ感じだと好きそうだ…。

入手に関してはまず旦那の実家コレクションにありそうなので聞いてみます。

ありがとうございました~

2006/04/19 18:05:09
id:threee No.2

回答回数196ベストアンサー獲得回数6

ポイント13pt

殺人鬼 (新潮文庫)

殺人鬼 (新潮文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

推理小説家で「舘(やかた)」シリーズが有名です。しかし、私がお勧めしたいのはこの「殺人鬼」です。

この作品は文章力というか、作者独特の表現力によって思わず目を背けたくなるような描写が特徴です。

(ひょっとして、人を殺した事があるんじゃないの?ってくらいのリアルさがあります。)

と、言ってもちょっと引かれてしまいそうなので、この作品はただのホラー作品とは違います。

その内容とは最後に作者らしく、物語の根幹を覆すあっと驚く仕掛けが用意してあり、文章の中で序盤からそれとなく伏線を張っている辺りが心憎いです。

かなり賢明な読者なければ、この仕掛けに気付く事無く、最後に心地よい(私がそう感じただけ?)綾辻ワールドの途転返しを味わう事になるでしょう。

id:rikuzai

ふっふっふ。綾辻さんは潰し終わってございます。

ちなみに描写で一番引いたのは眼球綺譚ですね。

しばらく尾を引いた覚えあり。

最近は例のミステリーランドから出た「びっくり館」と、久々の安楽椅子探偵を楽しんだところです。

(でもあの犯人はずるいな~と思ったりして)

2006/04/19 18:08:46
id:Baku7770 No.3

回答回数2832ベストアンサー獲得回数181

ポイント13pt

東京創元社|天藤真推理小説全集

天藤真さんは如何でしょうか?お奨めは一般的には「大誘拐」ですが、私は「殺しへの招待」を奨めます。

ジュンク堂書店 岸田 正昭

 訳者が知り合いなので。1円メールで連絡先を教えて頂ければ振込先を教えます。両方ともご希望により訳者のサイン入りも可能です。本人曰く、「書店で売れないから増刷できない。けど知り合いが勝手にネットで売ってくれるから儲かっていると言えば小遣い稼ぎにはなった」そうです。

id:rikuzai

天藤真さんは未読ですね。きれいさっぱり読んでおりません。あらすじを見た感じではあまり重たくないお話なのかな。こちらは図書館予備軍に。

ヴィクトリア・ホルトさんも未読です。ですが、う~ん。どんな作品なんだろう。とりあえず「孔雀~」をゴシック・ロマンスと評しているサイトがあったので、こちらはちょっとパスかもです。

2006/04/19 18:15:01
id:ich-izen No.4

回答回数102ベストアンサー獲得回数3

ポイント13pt

いわゆる純文学なんですけど、SF系の人は知っているかなあ…


後藤明生「吉野太夫」

吉野大夫 (Chuko on demand books)

吉野大夫 (Chuko on demand books)

  • 作者: 後藤 明生
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア:

「『吉野大夫』という題で小説を書いてみようと思う。」という書き出し。この人の小説で笑えれば、笑いの幅が広がること間違いなし。


藤枝静男「田紳有楽」

田紳有楽;空気頭 (講談社文芸文庫)

田紳有楽;空気頭 (講談社文芸文庫)

  • 作者: 藤枝 静男
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

“白樺派の末裔”を自任されているから、どういう小説家と思えば、途中で「私は池の底に住む一個の志野筒形グイ呑みである」。主語が私なら私小説なの?(w

id:rikuzai

後藤さんは「首塚の上のアドバルーン」と「スケープゴート」だけ読んでますね。笑いの幅が広がるというのは惹かれるコメントだなぁ。吉野大夫探してみます。

藤枝さんは「超私小説」というか、かなり飛んでますよね。読み込む勇気はありませんが、世の中を不条理に感じた時手に取るのもいいかと思ったり。

2006/04/19 18:23:27
id:double_ka No.5

回答回数206ベストアンサー獲得回数1

id:rikuzai

とりあえずドラマ「アンフェア」を見ようとしてまだ録りっぱなしにしているのです。

それを見てから小説読もう~と思ってるのですが。

この方の他の作品はおもしろいのかな?

ドラマは非常に先が見えなくておもしろかったと聞きますが。

2006/04/19 18:25:35
id:sukeshi No.6

回答回数214ベストアンサー獲得回数3

ポイント13pt

海外の作家でもよろしいのでしょうか?

そんでもって、全然推理・探偵ものでもないのですけど…。


作家名:

 ダグラス・クープランド


お薦めするポイント:

 う~ん、なんと説明すればいいのか悩みます。

 お薦めする理由は、私の場合『メタレベルで共感したから』という感じでしょうか。

 私自身が言葉に出来ないまま何となく感じていたものが、物語として文章としてそこにあった、という感じなんです。

 正直言って、好き嫌いが分かれるだろうなとは思っています。実際、薦めたんですけど途中でわけわかんなくなってやめたって人、何人かいますので。

 でも、この本を好きと思った人にとっては間違いなく記憶に残る、そんな本なんです。

 なので読んでいないのであればトライしてみてもいいのではないかなと思ってお勧めしてみました。


お薦めの作品:

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)

  • 作者: ダグラス クープランド
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

1.『ジェネレーションX』

これこそクープランドって感じ。代表作。最初に読むべし。超大好きな本です。



ライフ・アフター・ゴッド

ライフ・アフター・ゴッド

  • 作者: ダグラス・キャンベル クープランド
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 単行本

2.『ライフ・アフター・ゴッド』

  短編集です。エッセンスが詰まっているって感じ。でも最初に読む本ではない。2番目に好き。



マイクロサーフス

マイクロサーフス

  • 作者: ダグラス・キャンベル クープランド
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

3.『マイクロサーフス』

  コンピュータオタク達の以外に泣けるかもしれないお話。3番目に好き。

id:rikuzai

ダグラス・C・クーブランド氏。未読です。

海外の方でSFでもミステリーでも古典でもなくて読んでる人は確かに少ないです。潰したのはサリンジャーくらいかも。

米文学はそんなわけでかなり乏しく、「X世代」から勉強しなくちゃですね。

即チャレンジではないですが、心の準備をしてGOをかけたい感じです。

余談ですが「マイクロサーフス」のあらすじを読んでいたら、石田衣良氏の「アキハバラ@DEEP」を思い出しました。

2006/04/19 20:00:58
id:goldwell No.7

回答回数502ベストアンサー獲得回数61

ポイント13pt

rikuzai様には、私は2度もお世話になっているから、たまには恩返ししないと・・・。

しかし、SF・推理はかないっこないし、私の得意な歴史にしたって近現代をけっこう押さえている気配がわかるので、下手な選択できないなぁ・・・ということで、全く自信が無いのですが。


剣豪将軍義輝

歴史小説は何人か大御所を読んだあと、私が近年注目しているのが宮本昌孝氏。

この作家さんの気に入っているところは、若く無名な人物が己の力で人生を切り開いて成長してく様を実に魅力的に描いていく点にあり、つい感情移入してしまいます。

長編ならば、『剣豪将軍義輝』か『ふたり道三』をお薦めしますね。出世作として有名なのでご存知かもしれませんが。

高貴な出自でありながら、周りの大人の都合に振り回され、恋した少女さえ守れなかった幼き義藤(後の義輝)が頼みになるのは剣のみと決め、自らを厳しい修行を課し、そして大器量の人物として成長していきます。

成長した義輝には、織田信長や上杉謙信なども魅せられて、幕府復権は順調かと思われたが・・・。

内容的には随分義輝への贔屓が強いかもしれませんが、創作部分で楽しませてくれるのも作者の器量ってことで忍者や剣豪も活躍し、娯楽歴史小説と楽しめます。

あと、このハードカバー版(愛蔵版とも言えるかも)は高額なので、ためしに読むなら古本屋で新書版の上巻を見つける方がいいでしょう。


呪葬 (A‐NOVELS)

ちょっと前まで私がはまっていたのが、北上秋彦氏。

種シリーズなどのパニック小説として有名かもしれません。大胆な構想に重厚な内容で読み応えある作品であります。

その中でも一番印象に残っているのが『呪葬』です。

閉ざされた山村に突如発生したゾンビ達。主人公達は生きて脱出することができるのか?

まるでハリウッド・ホラーの日本版みたいな展開ですが、その手の話が好きならば、入りやすいでしょう。

ただ、人物的には主人公の男女より、大好きな家族からも逃れ孤軍奮闘する準主役の10歳の少女の方を応援したくなってしまいます(^^


黄土の夢〈第3部〉最終決戦 (講談社ノベルス)

最後は中嶌正英氏なんですが、この人の作品は1作しか無いんですよね~。もっと出ても不思議ではないのですが。

『黄土の夢』

架空歴史小説に分類されるでしょうか。

時は3代家光の江戸時代初期、大陸では清が明を圧迫している時代です。

明の残存勢力が日本に援助を求め(これは史実にあったらしい)、浪人対策に悩む幕府が応じたところから始まります。

先遣部隊の総大将は何と若き日の徳川光圀、参謀は由井正雪ってところが何とも不思議な組み合わせ。更に鄭成功や柳生十兵衛なども登場します。

順調に復明滅清へと進む日本の侍達、しかしその影には幕府転覆の陰謀が仕組まれていた・・・。

この時代の有名なメンバーが勢ぞろいして、大陸を駆け巡りますが、国内と違ってスケールのでかい大陸、更に精強無比な清軍の騎馬部隊を相手にどう戦っていくのかが楽しめます。

今では入手しづらいのが難点です。


おまけに・・・

以前、rikuzai様にお薦めされた『フライ・ダディ・フライ』

小説だけですが、とっても面白くて一気に読んでしまいました。

こんなところで失礼ですが、お礼申し上げますm(_ _)m

id:rikuzai

こちらこそありがとうございます!

お薦めした本をおもしろかったと言って頂けるのが一番嬉しいです~

そしてお三方ともほぼ未読です。もう、なにしろ偏ってますから(*^_^*)

やはり本もその頃の自分のブームがジャンルで移り変わっていったりするので、一時歴史小説や架空戦記ばかり読んでいたんですが、その嵐が去った後かなりの間まばらにしか読んでないし、開拓していないわけです。

ちなみに宮本さんは早川で「失われしタリオン」書かれていた方でしょうか。それなら昔読んだ覚えがあります。

パニック小説は怖がりなのであまり読んでないのですが、内容が重厚ということなら読んでみたいと思います。

そして一番気になるのは「黄土の夢」かも。あまり読んでいないあたりが舞台の架空戦記ですね。

これは早速図書館予約してみます。

2006/04/20 02:01:34
id:noadiah No.8

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

ジョン・ダニング「死の蔵書」をお薦めします。

細かいあらすじは他の書評にゆずりますが面白かった覚えがあります。この本のシリーズには多くの稀覯本についての話題があり古書の世界にひたる事ができます。また、ここから新たな本に出会う事もできるかもしれませんね。本好きなら読んでおいて損は無い作品です。

死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)


探偵物がお好きなようですが、ファンタジーはダメですか?

茅田砂胡「デルフィニア戦記」(全18巻)

あらすじは他サイトにゆずるとして、お薦めポイントを。

この作品は中世のヨーロッパ風の世界が舞台です。騎士団同士の戦闘や、暗殺者の暗躍、権力争い、平和な日常と、とりあえずおいしい所は全部入っています。戦闘シーンが面白く、登場人物同士の掛け合いも絶妙、読んでいて痛快、爽快です。

この作家さんの書く作品にでてくる女性キャラは大変たくましく豪快です。

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

id:rikuzai

ジョン・ダニング!

読もうかな~と思って読んでませんでした。改めてあらすじみたらやっぱりかなり好きな感じです。

古書の世界というと、最近紀田順一郎さん「古本屋探偵の事件簿」をブックオフしました。(なにしろ探偵好きなので)

古書はロマンがあるな~と思ったり。

また先日の質問でウインズロウをお薦めいただいて、久々にハードボイルドブームが来ているのでナイスタイミングです。

これは購入しようと思います。

ファンタジーも好物ですよ。ただ結構硬めなのばかり読んでいるので、ここ10年くらいで出てきている電撃系や富士見系はコアな人しか読んでないですね。

でもこちらは中公さんか…読んでみようかしら。

図書館予約組にいたします~

2006/04/20 02:11:54
id:hengsu No.9

回答回数187ベストアンサー獲得回数10

ポイント13pt

佐藤亜紀。お勧めのポイントは、日本作家らしくない、ペダンティックでスタイリッシュな文章と独創的なストーリー。某所ではヤオイとか言われたみたいですが、そんな事はありません。近作から

天使

『天使』:生まれながら特異な能力を持った青年の成長を、権謀渦巻く大戦前のヨーロッパ宮廷を舞台に描く。

高野史緒。別にコンビではないようですが、佐藤氏とは師弟関係?西洋史を題材に取る事が多いようです。

ムジカ・マキーナ (ハヤカワ文庫JA)

デビュー作の『ムジカ・マキーナ』:脳髄を利用したハイテクDJのモーツアルトが事件に巻き込まれる。

何か変な紹介ですが。

id:rikuzai

お二方とも未読です。

どちらも西洋史なんですね。ざっとAmazon見た感じでは高野さんの方が好きそうな匂いがします。

レビューにあった「竹宮恵子さんにマンガ化して欲しい」という言葉にドキリ。

図書館予約候補にさせていただきます。

2006/04/20 15:54:21
id:yoppy79 No.10

回答回数391ベストアンサー獲得回数3

ポイント13pt

007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)

007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)

  • 作者: イアン・フレミング
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

イアン・フレミング

まぁ、要するに007ジョームス・ボンドの生みの親です。映画でしかボンドを知らないのであればぜひフレミングを読んで貰いたい。

このカジノロワイヤルはボンドのデビュー作になります。

なんとなくイメージにある派手なアクションや近代兵器なんかは一切出てきません。簡単に言うとカジノのバカラで相手に勝つというだけのもの。地味ですねぇ。こんなもので話が成立するのかと思うほどに地味です。しかし、いいのです。ちゃんと成り立つのです。フレミングワールドの幕開けともいえる衝撃の作品でした。クライマックス最高です。おかげでシリーズ全部読みました。是非一読していただきたい。

探偵ものとはだいぶ違うかと思いますがどうでしょ?

id:rikuzai

うふふふ。スパイ物は好物なので007は読み潰し終了しております~

でもド派手なハリウッド映画から手に取ったわけではなくて、「ルパン三世」の「ルパンは二度死ぬ」を見て、元になったタイトルの小説を読んでみようというところからだったりします。

カジノ・ロワイヤル、地味とはいえジリジリとした駆け引きの緊張感はかなり楽しかった記憶が。

しかしイアン・フレミングで私の一押しはチキチキバンバンだと言ったら笑われますでしょうか(*^_^*)

2006/04/20 16:06:13
id:nischiura2006 No.11

回答回数734ベストアンサー獲得回数4

ポイント12pt

アーヴィング・ウオーレスの「新聖書発行作戦」です。

はまぞうというのが使い方がわからないのでこれで勘弁してください。原題は A WORD です。

死海文書に匹敵する古代の文献が発見され、キリストの神聖が否定されかけ、それを阻止せんと・・・以下は略す方が感謝されるでしょう。ダヴィンチ・コードにのっかったわけでなくこちらが先です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-0...

id:rikuzai

既読でございます~

最近(といっても去年みたいですね)「イエスの古文書」と邦題を改題して発刊されてましたね。

新しい方の訳はどうなのかなぁと気にはなってたんですが。宇野さんの訳は固めでしたので。

(あれはあれでいいんですが)

しかしダヴィンチコード、読もうかな~と思ったら映画化だというので観るまで塩漬けにしてあったりします。

2006/04/20 16:18:36
id:nischiura2006 No.12

回答回数734ベストアンサー獲得回数4

ポイント12pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336045011/249-0425...

SF好きな旦那さんから「ありきたり」とお叱りを受けるかも知れませんが、レムの「ソラリスの陽のもとに」映画の原作としても有名です。

id:rikuzai

読んでございます。もちろんですよ~

映画は…う~ん…(こっちはおいておきます)

あ~でもこの方は潰すという程は読んでないので、旦那に実家コレクションにあるか聞いてみます。

2006/04/20 16:21:27
id:akamakura No.13

回答回数29ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

おそらく、かなりの読書量だと推測されるので……北村薫なんて既読ですよね……では……

都筑道夫なんていかがでしょうか。この人の書く小説は(私が読んだ範囲では)のんびりとした独自の雰囲気があっり、なかなか得がたい味があります。『退職刑事』シリーズは日本のロッキングチェア・ディテクティブとしては出色の出来だと思います。『なめくじに聞いてみろ』はハードボイルド・アクション・パロディーというかなんというか。

退職刑事 (1) (創元推理文庫)

なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)

伝奇小説がお嫌いでなければ角田喜久雄なんてオススメしたいところです。このひとも都筑道夫と同様に(伝奇小説にしては)緊迫感が無いというか。ただ、登場人物に味わい深い人が多いので人を楽しむにはいいです。キャラが立っているので、今アニメとかライトノベルにアレンジしたら面白いのになぁという感じです……あまりお勧めになってないですね(^^ゞ

髑髏銭 (春陽文庫)

id:rikuzai

都築さん読んでますね~

著作数が多いからかでも結構まばらです。ぱらぱら~とあらすじ見て好きそうだったら読むという感じです。

中でも「退職刑事」は私も好きですね~継続して読んでいるシリーズの一つです。

後は児童向けとか、ホテル・ディックとか、なめくじはなめくじでもなめくじ長屋とかが好きですね。

そういえば「なめくじに聞いてみろ」は読んでないですね!読んでおこう!

角田さんもそういわれればまばらですね。都築さんに比べたら読んでる数も少ないな~

ライトノベル化なら「月姫系図」あたりが見てみたいですね。ふふふ。

こちらは未読作を図書館候補にいたします~

2006/04/20 18:12:12
id:nischiura2006 No.14

回答回数734ベストアンサー獲得回数4

ポイント12pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-0...

広瀬隆です。1番のお勧めは「赤い盾」なんですけど、amazonで出てこないのでこちらを貼り付けておきます。

「ロマノフの黄金」などもいいですよ。

しかし、「新聖書発行作戦」既読とは驚きました。

id:rikuzai

広瀬さんですね~

確かにお薦めのご本辺りまでなら好きな部類です。

「ロマノフの黄金」は読みましたが、「赤い盾」は未読です。こちらは図書館候補に。

ただ、この作家さんを読み潰すのはちょっと怖いですね。

特にノンフィクションは(>_<)

結構すぐ本に影響されてしまうので(覚めるのも早いですが)、心して読まねばという感じです。

>しかし、「新聖書発行作戦」既読とは驚きました。

いやもう、読み潰し以外にどういうきっかけで本を手に取るかというと、キーワードでひっかかったものを手当たり次第図書館で借りてくるなんてことをしているわけです。

「新聖書~」を読んだ頃は「聖書」絡みを漁っていたのです。ふふふ。

2006/04/21 09:22:54
id:noadiah No.15

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

エリエット アベカシス「クムラン」

クムラン (角川文庫)

クムラン―蘇る神殿

死海文書を巡る怪事件を扱った作品ですが、キリスト教やユダヤ教の謎に迫る「神学ミステリ」とも言われ話題になっていたそうです。(後から知りました)

著者自身、哲学者であるため非常に深い知識のもと書かれていると思います。私としては話の展開がちょっと納得いかない所もありましたが、お薦めです。

「新聖書発行作戦」に触発されました。

id:rikuzai

おっと!

この方は未読です~

ふむふむ気になりますね~Amazon書評の「薔薇の名前が好きな人なら」というくだりが猛烈に気になります。

これは薀蓄本の匂いがしますので、まず図書館で借りて読んでみて、間違いなかったら資料本として購入候補ですね。

2006/04/21 09:25:33
id:love-and-peace No.16

回答回数239ベストアンサー獲得回数2

ポイント12pt

とりあえず、期待をはぐらかすなら塩野七生かなぁ

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

この人のことを古代ローマの作家だと思っている人は

まだまだです。基本的にルネッサンス期を扱った作家です。

ローマ物も素敵ですが。それから地中海つながりで

カラー版 地中海都市周遊 (中公新書)

カラー版 地中海都市周遊 (中公新書)

  • 作者: 陣内 秀信 福井 憲彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 新書

これは小説ではありません。紀行文です。ある人にとっては目から鱗でしょうが、なーんだなんて思われたりして・・・・

次に下手なSFより面白い雑誌

日経サイエンス 2006年 05月号 [雑誌]

日経サイエンス 2006年 05月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 日経サイエンス
  • メディア: 雑誌

岩波に「科学」という雑誌がありますが、こちらは

専門化向けなのかどうか厚くてグラフィックスがほとんどない

ので入門にはきついかも

次にノンフィクション物なのに小説より面白い

山師カリオストロの大冒険 (岩波現代文庫)

山師カリオストロの大冒険 (岩波現代文庫)

  • 作者: 種村 季弘
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

そういえば、シンプソンズでフリーメーソン」が「ストーンカッターズ」という仮名でおちょくられてましたね。愉快でした。

エーと以上はどこかの解答で一度は紹介したものばかりなんです。

ごめんなさい。

私は多読で、一度読んでつまらんものは数年に一度訪れる転勤に伴う引越しのときに古本屋行きとなります。(これをスクリーニングと呼んでおります)反対にお気に入りは何回も読みます。

そんなわけで、質問者の思惑をかいくぐって生きのいいのを出そうとすると、ネタに難渋いたしますが・・・・おお!あれがあるなぁ

百年の孤独

百年の孤独

  • 作者: G. ガルシア=マルケス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 単行本

続いて

毒の歴史―人類の営みの裏の軌跡

毒の歴史―人類の営みの裏の軌跡

  • 作者: ジャン・タルデュー ド・マレッシ
  • 出版社/メーカー: 新評論
  • メディア: 単行本

これは小説ではありません。ついでに澁澤さんも読んでみてください。

最近有名な本ではありますが、

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • メディア: 文庫

この本はザ・ロード・オブ・ザ・リングですからね。誰ですかね単数形にしちゃったのは。

この本の前の時代を扱った

新版 シルマリルの物語

新版 シルマリルの物語

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • メディア: 単行本

チャーチルはカエサルがイングランドに攻め込んでくれたので、自分たちもローマ文化圏に属することができたというような発言をしていますが、トールキンはそれでは満足できず民族の神話を「創作」してしまったんですね。これはこれですごいことですね。

最後にオマケ

よりぬきスネークマンショー 「これ、なんですか?」

よりぬきスネークマンショー 「これ、なんですか?」

  • 作者: スネークマンショー 桑原 茂一2
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 単行本

ラジオ版を収録したCDも出てますからよろしく

id:rikuzai

塩野さん来ましたね!この流れだと絶対誰かお薦めしてくれるだろうと思ってました。

実は手を出すのを迷っている作家さんでした。

良いですか?ふむ~勇気を出して飛び込んでみましょう。

後述しますがlove-and-peaceさんとは基礎読書が似ていると思いますので大丈夫という気がします。

>カラー版 地中海都市周遊

>日経サイエンス

この辺りは面白いに決まってるじゃないですか~

でもこの辺りを買い出したら確かに仰るとおり「スクリーニング」しないと家が壊れますね。あは。

そういえば時々図書館で「Newton」とかパラパラめくってるときがありますね。そういう風にすればいいのか。

(でも中央に行かねばないかな)

>山師カリオストロの大冒険

これは全くの未読です。まずは図書館候補で。

>百年の孤独

…がんばりました。読みました。

ル・グゥインの「オールウェイズ・カミングホーム」と同じくらい時間かけてじったり読んだ本です。

でもこの一冊で満足してしまってこの作家さんの他の作品は全然読んでないですね。この本以外で次に読むとしたらどれがいいのだうろか…。

>毒の歴史―人類の営みの裏の軌跡

これは全く未読です。やっぱりボルジア家とか出てくるのかな。わくわくします。

間違いなく資料本なので発見次第購入しますです。

そういえば中学生時代にブルーバックスの「毒物雑学事典」を一生懸命読んでいた記憶があります。

(変な子ども)

澁澤さんは読み潰してはいないけど気になったものは読んでいるという感じ。

そういえば最近になって読んだ篠田真由美さんの「龍の黙示録」シリーズのキャラクターが澁澤さんがモデルだったと知って妙に納得しました。

作品も独特でいいですが、ご本人が更に小説的というイメージです。

>指輪物語

私もこれは回答でお薦めしました(*^。^*)

人生のベスト3ですよ。ふふふ。

でもシルマリルなんとなく買いそびれてました。買っとかなきゃ。

>スネークマンショー

昔大学のサークルで「こなさんみんばんわ」と言い出した新人がいたので、「スネークマンショーかいな」と言うと「先輩見損ないましたよ」と言われたことがあります。

ナイスな奴でしした。

うちには布教してくれた先輩がくれたカセットや自分で買ったCDがあったりします。どんぐりころころを聞くだけでニヤニヤしたりします。

でも文庫は知りませんでした…不覚!

買っときます。

小林克也さん早くお元気になりますように。

2006/04/21 10:02:05
id:love-and-peace No.17

回答回数239ベストアンサー獲得回数2

ポイント12pt

あーあー

全部はずしてやろうと思ったのになぁ

脱帽!

特に地中海都市周遊はだいじょうぶとおもったのになぁ

補足ですがまず

エレンディラ (ちくま文庫)

エレンディラ (ちくま文庫)

  • 作者: ガブリエル ガルシア・マルケス G. ガルシア・マルケス
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • メディア: 文庫

短編集です。私はこっちが先だったのですが、

不思議な色彩感覚と音感に満ちた作品群です。カレードスコープのようです。特に表題作のエレンディラは映画になっているようですがまだ見ていません。

塩野さんについては多くを語りますまい。作品がすべてです。ただし彼女の政治的な著作は読んでいません。読みたくないのでね、想定されている読者とかなんかキモイのです。言いたいことは大体わかるし。もうひとつ、作品世界でなく論評とかはそんなに上手じゃないように思います。(熱狂的ファンに怒られそうな・・・)

トールキンは映画化の余勢もあってか次のような楽しい作品も出てます

サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語

サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • メディア: 単行本

まったく出自が言語学者だとほんとに言葉にこだわるなぁというのが訳書からもにじみ出てきます。

さて、突然ですが三国志

吉川さんという「偉大な」大衆作家がヘンテコな作品を書いたのが日本人の三国志認識にに長く残る後遺症を残しましたね。(あれー私だけかな?)それを払拭してくれる有力な作品はなかなか出ませんでした。挑戦した作家は多いのですが評価できません。

むしろ、

蒼天航路 (1) (講談社漫画文庫)

蒼天航路 (1) (講談社漫画文庫)

  • 作者: 李 学仁 王欣太
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

蒼天航路 (36) (モーニングKC (1494))

蒼天航路 (36) (モーニングKC (1494))

  • 作者: 王欣太 李 学仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック

これも荒唐無稽ですし初期には寺院が出てきたり仏像を武器に使うなど、吉川大先生の影響を脱し切れていない様子も見受けられます。また、鐙というものがいつごろから使われたか定説のない状態で、アレだけ鐙で踏ん張る騎馬戦の描写の多さもフィクションでしょう。しかしコミックは生きのよさが勝負、完結まで連載が保障される小説家とは緊張感が違いますよね。「そろそろ死ぬぞ」だってさ。

無論、史実に忠実に吉川大先生を葬り去る必要もありますがこちらは適任の宮城谷さんが取り組んでいます。未完です。ご健勝を祈るしかありませんね。(いまちょうど袁家を滅ぼすところです)

三国志 第一巻

三国志 第一巻

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • メディア: 単行本

以下雑談です

コメディー、ギャグ、パロディー・・・・・・・の分野でスネークマンショー以外の特筆すべきものを日本では不覚にも知りません、たとえばワハハが面白い(かった?)といっても所詮インテリジェンスがないし・・・・

グローバルでは、どうしてもモンティ・パイソンとサタデイナイトしか思い浮かびません。「お笑い」全盛の時代に笑いに飢えるなんてしゃれになりませんねぇといいつつ、またもやブルースブラザースのビデオ見てたりして・・・・・(シリーウォークのほうがいいかも)

id:rikuzai

>エレンディラ

なるほど短編集ですね。「大人のための残酷童話」というキーワードがいい感じに引っかかってきました。

これは購入だろうな~

アンデルセンの「絵のない絵本」とか、エンデの「鏡の中の鏡」あたりを思い出したり。

>塩野さん

そうなんですよね、色々と聞いたりするもので…。とりあえずお薦めいただいたボルジア君からいってみます。

>ガウェイン

これはチェックしてませんでした~

も~円卓じゃないですか!円卓とトールキン?…ある意味最強ですね。

これはゆ~っくり読みたいので購入確定。

>三国志

蒼天航路…やっぱりおもしろいですか。

ずっと旦那に「ここ手を出していい?」と聞いては挫折してますね。

まずは漫喫行こうかな…。

しかし最近大陸系は全然手を出していませんでした。

下手したら最盛期は学生時代…しかも横山光輝氏とか…

(NHKの人形三国志が好きなんですよね)

宮城谷さんの三国志はまず図書館候補で。

>雑談レス

実はこの内容にどう返信したものかと考えていて時間とってしまいました。

ふうむ。

love-and-peaceさんのラインナップ(知的な艶笑というイメージ)で敢えて日本の作品をあげるならゲバゲバ90分でしょうか。でも見れないしなぁ…。見たいなぁ…。

海外では最近メル・ブルックスの「プロデューサーズ」のミュージカル版を映画化したものを見ましたがよかったですよ。

最後の最後まで遊び心満載でした。

ブルースブラザーズは私も未だに見たくなります。

2006/04/25 11:10:41
id:miharaseihyou No.18

回答回数5175ベストアンサー獲得回数712

ポイント12pt

http://www.bk1.co.jp/product/1330897

どうも物語系が多いようなのでサイドアタックになるでしょうか。

コンラート・ローレンツ博士の動物行動学の本です。本当は「ソロモンの指輪」を出したかったのですが、bk1に無くて。

http://www.bk1.co.jp/product/1207749

やはり動物の本で「犬たちの隠された生活」です。両方とも面白いことは保障します。

id:rikuzai

これは未読です~

この方の著作、Amazonではばっちりありましたから大丈夫ですよ。せっかくなのでまず「ソロモンの指輪」から読んでみます。

しかしソロモンの指輪ということは動物と話ができるってことですかね。ふふふ。いいですね。

2006/04/25 11:17:39
id:dumah No.19

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

作家ということで漫画家はOKなのか分かりませんが、コミックもOKということなのでコミックを推薦します。もし駄目だったら流してください。

パイドパイパー 1 (バーズコミックス)

パイドパイパー 1 (バーズコミックス)

  • 作者: 浅田 寅ヲ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • メディア: コミック

基本的にバイオレンスです。

いわば、池袋ウエストゲートパークのように(まぁ、もっとバイオレンスですが)若者たち(民族色々、その他色々)がバイオレンスな日常ではちゃめちゃな日常を繰り広げる話です。絵が綺麗で構図が面白いです。後この漫画家は森博嗣さんの小説の漫画も描いてます。

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

  • 作者: 林田 球
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: コミック

こちらは、バイオレンスファンタジー。

魔法使いの住む世界とホールと呼ばれるそうでない世界。トカゲ頭のカイマンはある日記憶を失ってホールに居た。自分は何者なのかを知るため友人・ニカイドウと魔法使いに立ち向かう。こちらもバイオレンスな描写があります。ただ世界観が面白いですね。

木島日記 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

木島日記 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

  • 作者: 大塚 英志 森 美夏
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: コミック

さてさて、最後は大塚英志です。

昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた・・・。

と、民俗学を舞台とした作品で「まさかそんなという」ような話が、独特の絵とともに語られていきます。その雰囲気に魅入られます。こちらは、小説版も出ていて微妙に細部が異なっていたりして面白いです。この本の前に直接内容には関係ありませんが、少し前の年とした「北神伝奇」というものあります。

id:dumah No.20

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

作家ということで漫画家はOKなのか分かりませんが、コミックもOKということなのでコミックを推薦します。もし駄目だったら流してください。

パイドパイパー 1 (バーズコミックス)

パイドパイパー 1 (バーズコミックス)

  • 作者: 浅田 寅ヲ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • メディア: コミック

基本的にバイオレンスです。

いわば、池袋ウエストゲートパークのように(まぁ、もっとバイオレンスですが)若者たち(民族色々、その他色々)がバイオレンスな日常ではちゃめちゃな日常を繰り広げる話です。絵が綺麗で構図が面白いです。後この漫画家は森博嗣さんの小説の漫画も描いてます。

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

  • 作者: 林田 球
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: コミック

こちらは、バイオレンスファンタジー。

魔法使いの住む世界とホールと呼ばれるそうでない世界。トカゲ頭のカイマンはある日記憶を失ってホールに居た。自分は何者なのかを知るため友人・ニカイドウと魔法使いに立ち向かう。こちらもバイオレンスな描写があります。ただ世界観が面白いですね。

木島日記 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

木島日記 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

  • 作者: 大塚 英志 森 美夏
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: コミック

さてさて、最後は大塚英志です。

昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた・・・。

と、民俗学を舞台とした作品で「まさかそんなという」ような話が、独特の絵とともに語られていきます。その雰囲気に魅入られます。こちらは、小説版も出ていて微妙に細部が異なっていたりして面白いです。この本の前に直接内容には関係ありませんが、少し前の年を舞台とした「北神伝奇」というものあります。

id:rikuzai

コミックもちろんOKですよ!

>パイドパイパー/浅田寅ヲ

森さんのコミック化作品は読んでますが、こちらは未読です。

IWGPの名前が出てきたら読まないとアカンなぁ…。

しかし漫喫で読むような本ではなさそう。

購入検討で。

>ドロヘドロ

結構タイトルはあちこちで見たり、店頭でも見たりしてたんですが、

どんな話なんだろうと思っていましたね。

ファンタジーなのか!

ちょっとびっくりしました。世界観が独特なようなので気になりますね。

こちらも購入検討で。

>大塚英志

ふふふ、木島・北神持ってます。

最近では「オクタゴニアン」がお気に入りです。

でもリヴァイアサンやサイコでなく木島をお薦めしてくださる辺りナイスです。

ちなみに「クロサギ」がドラマ化すると聞いて、黒鷺死体配達のことかと勘違いして「ほんまにそんなん映像化してええんか!?」と焦った覚えがあります。

2006/04/25 11:36:51
  • id:rikuzai
    うわ!間に合わなかった…
    締め切り直前にポイント配分しようとしていたら、
    手が離せない状況になって自動終了してしまいました…
    (リニューアル前の感覚でいました…待ってくれないのでしたね…)
    ポイントは後ほどプラス分をそれぞれ送信させていただこうと思いますが、
    もういるかはつけられないですよね…。
    本当に申し訳ないです(>_<)
    いるか賞はlove-and-peaceにとここで申請させていただきます。
    (無駄かな…)

    尚、色々突っ込みなどありましたら是非コメントくださいませ。
    皆様本当にありがとうございました。
  • id:goldwell
    私の回答でのコメント
    「ちなみに宮本さんは早川で「失われしタリオン」書かれていた方でしょうか。」
    その通りのようです。(再回答して補足しようか迷っていたら、終わってしまったのでこちらでコメント)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%AD%9D
    1990年代より歴史小説の方に移られたようです。
    もうご存知だったかもしれませんが。
    ちなみに私は宮本さんの歴史物はほとんど読破しましたが、「失われしタリオン」は未読でした。入手できるようならば読んでみたいと思います。
  • id:nischiura2006
    コミックOKなら、諸星大二郎。寡作なので読みつぶすのに時間かかりません。
    また、各国語の辞書も人類の英知を感じさせて読みつぶす対象としては最適かも?先日道に迷ってる御夫人を道案内したら「相良・木村 独和辞典」に献辞されてる方の娘さんでした。奇遇!
  • id:miharaseihyou
    こちらこそ楽しんで推理、回答させていただきました。ありがとうございました。お礼と言ってはなんですが、漫画部門でのお勧めをたぶんもう読み潰されたかな~、と思いつつ挙げておきます。女性作家では「一条ゆかり」古い作品はあまりにもアレですが、「有閑クラブ」以降「おいしい男の作り方」「天使のつらのかわ」などお勧めです。男性作家では浦沢直樹「YAWARA!」以前にも「パイナップルARMY」や「MASTERキートン」などお勧めです。最近の日本人作家では文芸ではたぶんもう読まれたでしょうけど佐々木譲の「疾駆する夢」は久しぶりに感動させてもらいました。
  • id:rikuzai
    コメントありがとうございます!
    早速レスをば…。

    >goldwellさん
    宮川さん、やっぱりタリオンの方だったんですね。
    私は逆に歴史小説に移られてから読んでなかったのか…。
    Amazonで宮川さんの作品を検索していて思ったのですが、
    SFから歴史小説を通しても、剣士を主人公にしたお話が多いように思いました。そこが結構惹かれます。

    >nischiura2006さん
    諸星さんは昔雑誌でちらちら読んだりしていたのですが(なつかしの「SF競作大全集」とか)、学生時代は絵が少々苦手でキチンと読んでなかったのですね。
    旦那が去年「宗像教授」を買っていたので「読んでないよ」と言うと「読みなさい」と怒られました。でも実家にほとんどあるのでまだ読んでないのです。いい機会なのでこの連休にGETしてきます!

    辞典は確かにいいですよね。
    広辞苑一冊で十分遊べます。でも各国語というのはチャレンジしたことないですね。おもしろそう。やってみようかな。

    >miharaseihyouさん
    一条ゆかりさんは母が集めていたので古い作品はほぼ網羅していますね。
    「有閑倶楽部」は大好きですよ!
    「おいしい男の作り方」も!
    あ…でも「天使…」はまだ読んでないですね。
    読んでおこう。

    浦沢さんは今「PLUTO」に夢中ですよ。この方は旦那と揃って追っかけてますね。
    結婚した時互いの蔵書の突合せをした際、完璧に被っていた作家の一人です。

    佐々木譲氏は全く未読です。
    検索してみたら…これは潰しがいありそうだなぁ。
    「疾走する夢」は自動車業界の企業小説なのですね。企業小説ってそういえばほとんど読んでいないかも。まず図書館候補で!
  • id:sukeshi
    ポイント確かに受け取りました。
    ありがとうございました。

    ちなみに「PLUTO」私も読んでます。私が今追いかけている唯一のマンガでもあります。
    是非、鉄腕アトムの「史上最大のロボット」「青騎士」をご一読くださいませ。(というかもう読んでるかな?)

    ・追伸
    例の件はあちらにコメントしておきました!
    ベイリーのことを気に掛けていていただいてうれしい限りです!
  • id:goldwell
    過分なポイント、ありがとうございました!
    ところで、佐々木譲氏は私も結構お薦めできる作家だと思います。っていうか回答時に思いつけよ、自分・・・orz。
    手がけたジャンルは多岐に渡りますが『ストックホルムの密使』をはじめとする第二次大戦三部作が、歴史冒険小説として個人的なお気に入りです。

    本人のH.P
    http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/
    資料館
    http://www.sasakijo.com/
  • id:nischiura2006
    即レスありがとうございます。しかし、「宗像教授」は諸星大二郎の作品ではありません(勿論星野も勧めますが)ので、具体名をあげておきます。まず、「暗黒神話」ついで「孔子暗黒伝」・「稗田教授のフィールド・ノート」(旧題 妖怪ハンター)・「諸怪志異」「無面目」など。

    また、辞書では小学館「独和大辞典」が私の愛読書です。

    桑原ゆかりさんの「イコノロジ-入門」から文学における表象を題材とする「ヨーロッパの森から」(谷口幸男・福嶋正純・福居和彦 NHKブックス)を勧めようとしてました。

    ところで、いただいたポイントって何かに使えるのですか?
    パソコン初心者ですので単純にわかるように御教示くだされば幸いです。
  • id:nischiura2006
    若桑ゆかり → みどり
    人名を錯誤しておりましたが5分以内の投稿は不可という事で連絡が遅れてしまいましたことをお詫びいたします。

    参考までに諸星氏と星野氏は(あれほど作風に相違がありながら)親交があるそうです。

    ついでに、ウオーラスティンとブローデルはどうだっ!!
    (作家じゃないけど)
  • id:love-and-peace
    いけてるか賞ご指名ありがとうございます。その上過分なポイントを頂戴いたしました。恐縮しております。
    さて、今日もやれやれ疲れたなーとか思いながら帰宅するとメールがどーんと来ていて驚きました。rikuzaiさんとrikuzaiさんを囲んでの談話のコメントが半分以上でした。
    やはり、こうでなくちゃね。ホスト(この場合ホステス?というよりサロンのマダム?)が愉快で素敵なコメントで応じてくれれば、続々と談話の輪は続くものですね。楽しいですね。
    実は3回目書こうとしてたんですが、まず2回目の反応を見ようと思ってたらすぐにmiharaseihyouさんがコンラート・ローレンツを出してきたので断念しました。「ソロモンの指輪」は秘蔵のアイテムだったのになぁ。
    ローレンツは生態学者でノーベル賞受賞者です、と書くと推測がつくように残念ながら「動物と話ができる」わけではありません。でも根っからの生態観察者でガチョウの親子の後をガチョウの身振りで追い回すような日常を過ごした人です。自分もガチョウになりきっていたんでしょうね。文章は悠然としそして暖かい人柄のにじみ出る文章で淡々と綴られています。

    ところで、コミックで盛り上がってますので、ひとつ、
    木城ゆきと「銃夢LastOrder」前作「銃夢(GUNNM)」の続編ですが、相当構成力がアップしてますね。脇役の存在感がものすごく、やや脱線気味のエピソードも、おそらく最後はうまく結晶してくれると期待しています。(カエルラのエピソードだけで独立した作品として単行本作れますね)
    それからこれは読んでいるだろうけど、銃夢を出したバランス上、同じ近未来もので、士郎正宗も引用しなくちゃと思います
    「攻殻機動隊」「攻殻機動隊2」「攻殻機動隊1.5」「アップルシード」などなど。

    ところで諸星さんについては近作に少々不安定さを感じています。作者自身が、自分の殻を破ろうともがいているのか、自分の老化に対抗してもがいているのか、いずれにせよ物足りなさを感じています。(偉大な作家だけに辛口になる?)とにかくブレークスルーを期待しています。

  • id:miharaseihyou
    読み潰されるとのことなので、k・ローレンツ博士について補足しておきます。彼はドイツ人の動物行動学の権威で創始者のひとりでもありますが、本来学者さんなのでソロモンやマルティナ、人犬にあう、などは普通の小説などのノリで読めますが、他の作品はほぼ学術論文とでも言うべき著作です。自然科学の論文や、中には哲学的論文とでも言うべき著作も含まれます。エンターテイメントなどあまり縁の無い作品ばかりなのでご注意ください。尤も殆ど絶版ばかりですが。
    日本の文芸で、ついでにもう一人挙げておきます。「逢坂(おおさか)剛(ごう)さん」で「斜影(かげ)はるかな国」。この人の作品はスペインを舞台にしたものが多いのですが、たぶんこれが最高傑作です。ヒロインになったつもりで、スペインの居酒屋でシェリーを飲み干してみてください。
    漫画部門では女性では遠藤淑子さん川原泉さん、男性では外薗昌也さんバロン吉元さんを、少しだけですが、知る人ぞ知るというような意味で推薦しておきます。
  • id:nischiura2006
    おおっ!! 川原泉さんは「空の食欲魔人」白泉社ですね。

    コンラート・ローレンツはオーストリア科学アカデミー製作のドキュメントが秀逸で泣かせます。特に彼が子供時代鳥の母親代わりになるところと、初恋の彼女と結ばれるところ。

    で、ポイントの使い方教えてくださいね。
  • id:rikuzai
    みなさんコメントありがとうございます!
    「本好き」って幸せなことなのかもと思ったり。
    それでは早速レスへ!

    >sukeshiさん
    「PLUTO」わくわくしますよね!
    アトムは原作もばっちり読んでいます。というか、手塚さんはやはり一通り。「史上最大のロボット」は泣けます…。近年アニメもリメイクしていましたが、ちゃんと青騎士まで出てきてちょっと嬉しかったですね。
    大体にして「ロボット」大好きなのですよ。
    アトムと言えば、「BRAIN VALLEY」などを書かれた瀬名さんに「あしたのロボット」という連作集があるんですが、まず「アトム」ありきの未来のロボット像が描かれていておもしろかったです。


    ベイリーは読みが外れていましたか~
    「ロボットの魂」「光のロボット」という作品がまさに人工知能を持つ「ジャスペロダス」というロボットが人間社会で「自分(I)」を確立しようと奮闘する話なので、てっきり…
    ベイリー氏は色々詰め込みすぎだったりぶっとんだりしていますが、発想がイカしているので、「ベイリー」くんとの論議のネタには良いと思いますよ!
    (光のロボットのオチはちょっと…なので「ロボットの魂」だけでも十分です)


    >goldwellさん
    佐々木さんは第二次大戦モノがあるのですか!
    うわ~そちらの方を先にしようかしら…
    その辺りには非常に弱いです。食いつきます。

    昨日本屋に寄ると「帰らざる荒野」という本の文庫版が出ていました。
    パラパラとめくってちょっとこれも気になったり。
    教えていただいたサイトやブログ拝見して、対策を練らねばなりませんね。ふふふ。

    >nischiura2006
    すいません!大御所お二人を取り違えるなんておおばかをやってしまいました!
    星野さんもちょっと敬遠していて読んでいないので、この機会にしっかり勉強いたします。
    (そしてどちらも旦那は所蔵しているとのこと)

    「ダヴィンチ・コード」ブームもあって、「イコノロジー」という言葉は前から気になっていてちょっと調べようと思っていたところなので、まず入門を手にとってみますね。
    絵画を今までと違った目で見られるようになりそうです。

    ウオーラスティンとブローデルは…歴史学者ですよね?ヨーロッパの経済関係の(違ったかな)
    なかなかそこまでは極められないかしら…。

    さてポイントですが、nischiura2006さんほどの回答者の方がなんて素朴なことを!
    まず質問するときに使えます。
    2000ポイント溜まったら銀行を指定して換金できます。(今のところ)
    2ポイント以上あったらどなたかにコメント付きでポイント送信できます。
    (これが今回私がみなさんにお送りしたポイントです)
    このお送られたポイントは回答するともらえるポイントと同じで、自分のポイント残高に加算されます。
    (Myはてなのポイント履歴でも確認できます)
    今はちょこむなんかの電子マネーにも交換できるみたいですね。

    こんな感じでよろしかっでしょうか?(^_^.)

    >love-and-peaceさん
    ええと、サロンというか居酒屋のおかみさんくらいでしょうか。
    (本好きばかり集まる居酒屋とかいいなぁ)
    素敵かどうかはおいておいて、こんなおしゃべりでも楽しいと思っていただけるなら嬉しいです。
    のんびりお付き合いくださいませ。

    さて、ローレンツ氏は後でnischiura2006さんにもお薦めいただいているので三票ですね!すばらしい。
    タイトルを見てドリトル先生的なことを想像したのですが、ちょっと違うようですね。
    でも学者さんのノンフィクションは雑多なフィクションを吹き飛ばす圧倒的な力があると思うので、これは心して取り掛からせていただきます。

    銃夢は私も前作当初から追いかけている作品です。
    カエルラのエピソードは銃夢にしては意外と思いつつお気に入りです。
    いつもは考えながら読んでいることが多い作品ですが、あのパートは一気にいきました。

    士郎正宗氏もバッチリです。
    攻殻機動隊といえば、押井氏の「イノセンス」のサイドストーリーを山田正紀氏が出していて、バトーの苦悩が染みる本でした。

    諸星さんはできるだけ最初の方から読んだ方がいいのでしょうね。
    こちらは旦那の意見も聞きつつ読みすすめてまいりましょう。

    >miharaseihyouさん
    ローレンツ氏は絶版が多いのですか…
    ふうむ。やはりまずは図書館検索ですね。
    挙げていただいた作品から探してみます。

    逢坂剛氏はまだ手をつけてないですね。というか、時代小説のイメージがあったんですが、スペインを舞台にしたものを書かれているんですね。
    自宅で発泡酒を飲みながらでも気分はスペイン!という感じで読んでみたいですね~

    遠藤淑子さん川原泉さんは旦那と被っている作家さんです。
    我が家は白泉社率は結構高いです。
    遠藤さんはコンスタントに独特でアットホームな作品を発表されてますね。
    川原さんは「本日のお言葉」を時々読み返します。
    ちなみにテディベアを見ると「ルドルフシュミット氏!」と呼んで涙ぐんだりします。

    外薗昌也さんはなんか読んでたはず…と思ったら、ワイズマンだけ読んでますね。久々に読もうかな。
    バロン吉元さんは読んでないですね~まず漫喫で見てみます。


    しかしローレンツ氏のドキュメントはちょっと気になりますね。
    普通に探せるものなのかしら…。
  • id:nischiura2006
    再びこのサロンを訪れることをお許し下さい。

    まず、ポイントの説明ありがとうございます。換金できるんですか。レートはいくらでしょうか?(それより、どこを読めばポイントについてわかるのでしょうか?)去年の夏にPC買って始めたばかりではてな歴も浅くこんな基本的なことさえ知らずにいました。

    ローレンツのドキュメントはNHKで放映してましたのでアーカイブに問い合わせるとわかるかも?(地元の図書館にあったりします)ぜひrikuzaiさんに見てもらいたいな。

    ところで、nischiura2006程の回答者が・・・という言葉がありましたが他の方と比べて私の回答はかなり内容が薄いと思うのですがあなたの目には私は一体どのような人物に見えるのでしょうか?
    プロファイリングしてください。ははは。

  • id:miharaseihyou
    やれやれ。マンガはまだまだ市民権を獲得しきっていないようですね。私は古株の何でもファンですので、マンガ部門を少し補強してみましょう。条件として、各出版社別に男女二三人ぐらいまでで、あまり知られていない筈だと私が思う作家とその作品を並べてみます。リンクまでは勘弁してください。連休前後忙しかった~。
    小学館 男 水谷なおき 「人類ネコ科」、御厨さと美 「裂けた旅券」 女 ささやななえ 「おかめはちもく」、波津彬子 「お目にかかれて」 集英社 男 桂正和 「電影少女」 女 川崎苑子 「あけぼの村戦記」、内田善美 「草迷宮 草空間」 講談社 男 藤島康介 「ああっ 女神さまっ」 白泉社 男 柴田昌弘 「フェザータッチ・オペレーション」 女 猫十字社 「幻獣の国物語」(主婦と生活社からの出版)、森川久美「南京路に花吹雪」 新書館 内田美奈子「赤々丸」、鳥図明児「水連運河」 徳間書店 ふくやまけいこ「エリス&アメリア ゼリービーンズ」 学研 安彦良和「クルドの星」 双葉社 板橋しゅうほう「凱羅」、バロン吉元「柔侠伝」 実業之日本社 湯浅ひとし「ホイッスル」東京三世社 山田章博「ラスト・コンチネント」 角川書店 美樹本晴彦「マリオネット ジェネレーション」
    たぶんかなりかぶっているだろうな~と思いながらも超有名な作家も含まれているだろうな~とも思いますが、中には本当に知られざる作品もあるかもです。あまりにも入手困難な作家作品は出来るだけ除外しました。 
  • id:rikuzai
    しばらくぶりでございます。
    連休中ほとんどPCから離れて過ごしていたんですが、戻ってきてまだウォッチリストの数字が変わっていないことに驚きました。
    いつの間にかコメント数も15って…嬉しい驚きです。

    では早速レスをば。

    >nischiura2006さん

    >それより、どこを読めばポイントについてわかるのでしょうか?
    http://www.hatena.ne.jp/help?mode=point
    ポイント制度全般についてはこちらでわかると思いますよ。
    はてなのトップページ右上、ヘルプのリンクからも飛べます。
    レートについては基本100%ですが、手数料として一回200円必要なので、最低換金金額の2000ポイントを換金する場合は90%になっちゃいますね。むむむ。
    私はポイントが溜まると趣味の質問をして消費しちゃうので、まだ換金したことはないですね。

    )去年の夏にPC買って始めたばかりではてな歴も浅く…
    そうだったんですね!
    回答数を拝見したら私の倍以上もおありだったのでてっきりヘビーユーザの方かと。びっくりです。

    >ローレンツのドキュメントはNHKで放映してましたのでアーカイブに問い合わせるとわかるかも?

    なるほど。私の大好きな図書館にあるかもしれないわけですね。
    これは一回中央に行かねばなりませんね。
    (そして一日帰ってこない)

    >あなたの目には私は一体どのような人物に見えるのでしょうか?
    さ…さすがにプロファイリングはできませんが、少なくとも私よりは人生経験を積まれた方だと思っています。
    そして本当に私よりも先輩で、尚且つ最近PCをはじめられたのなら、それだけでも尊敬に値すると思います。

    >miharaseihyouさん
    >やれやれ。マンガはまだまだ市民権を獲得しきっていないようですね。
    そうですね。小説程には認められていないように思います。
    でも今の外相はマンガ大好き!なお人なようですから、いっそ文部科学省にいって頂いて、国をあげて地位の向上に努めていただきければと思ったり。

    >マンガ部門を少し補強してみましょう。
    ふふふ。では以後怒涛のレスを。

    >連休前後忙しかった~。
    私もです…orz

    --所持(以前も含めて)--
    水谷なおき 「人類ネコ科」
    懐かしい…

    藤島康介 「ああっ 女神さまっ」
    一通り。

    桂正和 「電影少女」
    ウイングマンをですね、一生懸命観てました。でも確かにお話としてはこの作品が一番好きかも。
    あの作画で週刊連載をされているのが一番不思議でした。

    柴田昌弘 「フェザータッチ・オペレーション」
    これも懐かしい…。大判の方で持ってましたが今はありません。紅い牙シリーズだけは愛蔵版で本棚に。
    でも実はこの方の初期の短編集が結構好きで、「盗まれたハネムーン」とか「海底人8823」とか。一通り持ってたんですけどね…文庫買いなおすかな。

    森川久美「南京路に花吹雪」
    「蘇州夜曲」から「Shanghai 1945」までしっかり持ってます。
    というか持っておかないと。「ソフィアの歌」も好きです。

    ふくやまけいこ「エリス&アメリア ゼリービーンズ」
    ふくやまさんもほとんどもってたんですが、引越し事情で手放しました…。もう会えないかと思っていたら、旦那がコンプリートしてました。ははは。
    「サイゴーさんの幸せ」とか「東京物語」とか「アップフェルラント物語」とか…。最近では「ナノトリ」も良かったです。

    安彦良和「クルドの星」
    これも旦那とかぶってます。「虹色のトロツキー」が2セットある家ってどうですか?
    現在はもちろんガンダムオリジンを追いかけ中。

    山田章博「ラスト・コンチネント」
    知ったのはロードスだったりするのでちょっと遅めですね。
    時々この人の挿絵だからと表紙買いしそうになるのが困りものです。

    --既読--
    ささやななえ 「おかめはちもく」
    母が読んでたんですよね。あ~でもほとんど記憶にないかも。
    いいつつ、花の24組は総当りで読んでいると思って頂いて結構かと。

    猫十字社 「幻獣の国物語」
    「もんもん組」は持ってました。この作品は読んだだけですね。
    ちなみに「県立弥陀仏高校」はもちろんご存知ですよね?死ぬほど笑いました。
    先日ポンキッキーズ21のエンディングに猫十字社さんの絵が使われていてえらく驚いた、なんてこともありました。

    内田善美 「草迷宮 草空間」
    今回挙げられた方の中で一番今手に入れ辛い作家さんでしょうね。
    「ぶ~け」自体を読んでいたので、ほとんどの作品は読んでいるとおもうんですが…。ご本人が復刊を希望されないということで、再販は厳しいようですね。もったいないなぁ。

    --未読--
    波津彬子 「お目にかかれて」
    川崎苑子 「あけぼの村戦記」
    御厨さと美 「裂けた旅券」
    内田美奈子「赤々丸」
    鳥図明児「水連運河」
    板橋しゅうほう「凱羅」
    バロン吉元「柔侠伝」
    湯浅ひとし「ホイッスル」
    美樹本晴彦「マリオネット ジェネレーション」

    以上の方々は未読でございます。
    波津さんと川崎さんは読もうかな~と思っていたのでよい機会です、いっときます!
    その他の方もぼちぼちといかせて頂きます。
    美樹本さんはアニメでは随分お世話になりましたが、マンガ作品は手にとってないですね。探してみよう。

    以上怒涛のレスでございました!おそまつ!
  • id:miharaseihyou
    さすがに女性の作者は殆どかぶっていましたね。というところで、比較的最近のニュースをひとつ。秋田書店「青池保子」さんの「エロイカより愛をこめて」が半年に一巻ぐらいのペースで再開されています。現時点で私の手元に有るのがH17年10月15日の発行の32巻です。この人は頑張って欲しかった一人ですのでとても嬉しい。内田さんは全巻揃えているのですが、「星の時計のLidell」があまりにも危うかったので、心配していたらそれっきりでした。体力知力を鍛えなおして、もう一度カムバックしてほしい作者ですね。少し古いニュースですが、以前、新書館全盛の頃活躍されていた「伊藤愛子」さんですが、1990年代に「いとうあいこ」とペンネームを変えて幾つか作品を出されています。1994年光風社出版株式会社「ホーム・スイート・ホームズ」。ただ、出版社が倒産したようなので、以後の活動を断念されたようです。
    rikuzaiさんだけでなく多くのファンを持つ白泉社のベテラン女性作家たちですが、最近ゲームに嵌ってパワーダウンした人が多いのが気になります。川原教授を始め猫さん、樹さん、ひかわさん、・・。天才は一生育つと言われていますが、ゲームのパターンに洗脳されてダメになっていく作者が最近多いようです。ああ言い忘れていました。「県立御陀仏高校」は勿論、全巻揃えて大笑いしました。素直に笑える作品は良いですね。それではまた。
  • id:nischiura2006
    御無沙汰しておりました。他のサイトの掲示板が酷く荒らされてるのに遭遇し、初心者の私はもう人間不信に陥りそうになりました・・・そんなとき、このサロンのことを思い出し、帰って来ました。

    プロファイリングと言えば、R.K.レスラーの書名は「WHO EVER FIGHTS MONSTERS・・・」でしたが、これはニーチェの著作から引用してます(トリビア?)

    「新聖書発行作戦」・諸星大二郎・ブローデル・ローレンツ・川原泉・・・これらをつないで私の人物像を描いてもらおうと思ったんですがあなたほどの読書量を誇る人でも私は難解な人物なんですね?

    「イコノロジー入門」はNHKの番組を見た人は評価してましたが、著作の方は特にこれという新たな視点を提示するでなく、むしろ文学におけるの表象を題材とした「ヨーロッパの森から」の方を強く勧めます。

    でわ!
  • id:miharaseihyou
    先日お勧めの[PLUTO」を買ってきて読みましたが、浦沢さん復活ですね。実は「HAPPY!」が今ひとつで「MONSTER」が暗すぎて、最近は敬遠していた作家でした。「20世紀少年」はどうだったのでしょうか。
    それにしても半年に一巻ずつとは昔の月刊誌、季刊誌の時代を思い出しますね。出来れば全巻揃って読みたかった。個性は全然別ですが、手塚治の「鉄腕アトム」と肌触りの似た作品ですね。読み手の想像力を利用して、不思議に似通ったイメージを感じさせられました。「火の鳥」以前の大衆路線とでも言うべき手塚治をです。

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