読んだ方を列記しているとめまいがしそうなので、過去の私の質問・回答から「これは読んでないだろう~?」という作家さんを推理してくださいませ。
ルールは以下の通りで。
1.推薦して頂く作家名とお薦めポイント。
2.この作家を読むならまずこの本から!という作品のはまぞうリンクとお薦めコメント。
媒体は小説かコミックで。ジャンル限定はしませんが、SFに関してはSFオタの旦那氏が指南役にいますので、打率は低いかも。(でも最近の作家には弱いかな)
案外偏食家なので意外な方を食わず嫌いしている可能性がアリ。
基本的に気になる作家さんに標的をつけて読み潰すタイプなので、一番最初に「標的にするぞ!」と決めた作家さんを推薦してくださった方にいるかちゃん、標的候補になった作家さん一人につき30pt、以下コメントにより+αという形でいきたいと思っています。既出の場合は前出を優先します。
ちなみに現在の標的は横山秀夫氏。読みかけは 山田正紀氏「マヂック・オペラ」次に読む予定は田中哲弥氏「やみなべの陰謀」
ついた回答は必ず全て開けますので、よろしくお願いします!
推理小説家で「舘(やかた)」シリーズが有名です。しかし、私がお勧めしたいのはこの「殺人鬼」です。
この作品は文章力というか、作者独特の表現力によって思わず目を背けたくなるような描写が特徴です。
(ひょっとして、人を殺した事があるんじゃないの?ってくらいのリアルさがあります。)
と、言ってもちょっと引かれてしまいそうなので、この作品はただのホラー作品とは違います。
その内容とは最後に作者らしく、物語の根幹を覆すあっと驚く仕掛けが用意してあり、文章の中で序盤からそれとなく伏線を張っている辺りが心憎いです。
かなり賢明な読者なければ、この仕掛けに気付く事無く、最後に心地よい(私がそう感じただけ?)綾辻ワールドの途転返しを味わう事になるでしょう。
ふっふっふ。綾辻さんは潰し終わってございます。
ちなみに描写で一番引いたのは眼球綺譚ですね。
しばらく尾を引いた覚えあり。
最近は例のミステリーランドから出た「びっくり館」と、久々の安楽椅子探偵を楽しんだところです。
(でもあの犯人はずるいな~と思ったりして)
天藤真さんは如何でしょうか?お奨めは一般的には「大誘拐」ですが、私は「殺しへの招待」を奨めます。
訳者が知り合いなので。1円メールで連絡先を教えて頂ければ振込先を教えます。両方ともご希望により訳者のサイン入りも可能です。本人曰く、「書店で売れないから増刷できない。けど知り合いが勝手にネットで売ってくれるから儲かっていると言えば小遣い稼ぎにはなった」そうです。
天藤真さんは未読ですね。きれいさっぱり読んでおりません。あらすじを見た感じではあまり重たくないお話なのかな。こちらは図書館予備軍に。
ヴィクトリア・ホルトさんも未読です。ですが、う~ん。どんな作品なんだろう。とりあえず「孔雀~」をゴシック・ロマンスと評しているサイトがあったので、こちらはちょっとパスかもです。
いわゆる純文学なんですけど、SF系の人は知っているかなあ…
後藤明生「吉野太夫」
「『吉野大夫』という題で小説を書いてみようと思う。」という書き出し。この人の小説で笑えれば、笑いの幅が広がること間違いなし。
藤枝静男「田紳有楽」
“白樺派の末裔”を自任されているから、どういう小説家と思えば、途中で「私は池の底に住む一個の志野筒形グイ呑みである」。主語が私なら私小説なの?(w
後藤さんは「首塚の上のアドバルーン」と「スケープゴート」だけ読んでますね。笑いの幅が広がるというのは惹かれるコメントだなぁ。吉野大夫探してみます。
藤枝さんは「超私小説」というか、かなり飛んでますよね。読み込む勇気はありませんが、世の中を不条理に感じた時手に取るのもいいかと思ったり。
とりあえずドラマ「アンフェア」を見ようとしてまだ録りっぱなしにしているのです。
それを見てから小説読もう~と思ってるのですが。
この方の他の作品はおもしろいのかな?
ドラマは非常に先が見えなくておもしろかったと聞きますが。
海外の作家でもよろしいのでしょうか?
そんでもって、全然推理・探偵ものでもないのですけど…。
作家名:
ダグラス・クープランド
お薦めするポイント:
う~ん、なんと説明すればいいのか悩みます。
お薦めする理由は、私の場合『メタレベルで共感したから』という感じでしょうか。
私自身が言葉に出来ないまま何となく感じていたものが、物語として文章としてそこにあった、という感じなんです。
正直言って、好き嫌いが分かれるだろうなとは思っています。実際、薦めたんですけど途中でわけわかんなくなってやめたって人、何人かいますので。
でも、この本を好きと思った人にとっては間違いなく記憶に残る、そんな本なんです。
なので読んでいないのであればトライしてみてもいいのではないかなと思ってお勧めしてみました。
お薦めの作品:
ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)
1.『ジェネレーションX』
これこそクープランドって感じ。代表作。最初に読むべし。超大好きな本です。
2.『ライフ・アフター・ゴッド』
短編集です。エッセンスが詰まっているって感じ。でも最初に読む本ではない。2番目に好き。
3.『マイクロサーフス』
コンピュータオタク達の以外に泣けるかもしれないお話。3番目に好き。
ダグラス・C・クーブランド氏。未読です。
海外の方でSFでもミステリーでも古典でもなくて読んでる人は確かに少ないです。潰したのはサリンジャーくらいかも。
米文学はそんなわけでかなり乏しく、「X世代」から勉強しなくちゃですね。
即チャレンジではないですが、心の準備をしてGOをかけたい感じです。
余談ですが「マイクロサーフス」のあらすじを読んでいたら、石田衣良氏の「アキハバラ@DEEP」を思い出しました。
rikuzai様には、私は2度もお世話になっているから、たまには恩返ししないと・・・。
しかし、SF・推理はかないっこないし、私の得意な歴史にしたって近現代をけっこう押さえている気配がわかるので、下手な選択できないなぁ・・・ということで、全く自信が無いのですが。
歴史小説は何人か大御所を読んだあと、私が近年注目しているのが宮本昌孝氏。
この作家さんの気に入っているところは、若く無名な人物が己の力で人生を切り開いて成長してく様を実に魅力的に描いていく点にあり、つい感情移入してしまいます。
長編ならば、『剣豪将軍義輝』か『ふたり道三』をお薦めしますね。出世作として有名なのでご存知かもしれませんが。
高貴な出自でありながら、周りの大人の都合に振り回され、恋した少女さえ守れなかった幼き義藤(後の義輝)が頼みになるのは剣のみと決め、自らを厳しい修行を課し、そして大器量の人物として成長していきます。
成長した義輝には、織田信長や上杉謙信なども魅せられて、幕府復権は順調かと思われたが・・・。
内容的には随分義輝への贔屓が強いかもしれませんが、創作部分で楽しませてくれるのも作者の器量ってことで忍者や剣豪も活躍し、娯楽歴史小説と楽しめます。
あと、このハードカバー版(愛蔵版とも言えるかも)は高額なので、ためしに読むなら古本屋で新書版の上巻を見つける方がいいでしょう。
ちょっと前まで私がはまっていたのが、北上秋彦氏。
種シリーズなどのパニック小説として有名かもしれません。大胆な構想に重厚な内容で読み応えある作品であります。
その中でも一番印象に残っているのが『呪葬』です。
閉ざされた山村に突如発生したゾンビ達。主人公達は生きて脱出することができるのか?
まるでハリウッド・ホラーの日本版みたいな展開ですが、その手の話が好きならば、入りやすいでしょう。
ただ、人物的には主人公の男女より、大好きな家族からも逃れ孤軍奮闘する準主役の10歳の少女の方を応援したくなってしまいます(^^
最後は中嶌正英氏なんですが、この人の作品は1作しか無いんですよね~。もっと出ても不思議ではないのですが。
『黄土の夢』
架空歴史小説に分類されるでしょうか。
時は3代家光の江戸時代初期、大陸では清が明を圧迫している時代です。
明の残存勢力が日本に援助を求め(これは史実にあったらしい)、浪人対策に悩む幕府が応じたところから始まります。
先遣部隊の総大将は何と若き日の徳川光圀、参謀は由井正雪ってところが何とも不思議な組み合わせ。更に鄭成功や柳生十兵衛なども登場します。
順調に復明滅清へと進む日本の侍達、しかしその影には幕府転覆の陰謀が仕組まれていた・・・。
この時代の有名なメンバーが勢ぞろいして、大陸を駆け巡りますが、国内と違ってスケールのでかい大陸、更に精強無比な清軍の騎馬部隊を相手にどう戦っていくのかが楽しめます。
今では入手しづらいのが難点です。
おまけに・・・
以前、rikuzai様にお薦めされた『フライ・ダディ・フライ』
小説だけですが、とっても面白くて一気に読んでしまいました。
こんなところで失礼ですが、お礼申し上げますm(_ _)m
こちらこそありがとうございます!
お薦めした本をおもしろかったと言って頂けるのが一番嬉しいです~
そしてお三方ともほぼ未読です。もう、なにしろ偏ってますから(*^_^*)
やはり本もその頃の自分のブームがジャンルで移り変わっていったりするので、一時歴史小説や架空戦記ばかり読んでいたんですが、その嵐が去った後かなりの間まばらにしか読んでないし、開拓していないわけです。
ちなみに宮本さんは早川で「失われしタリオン」書かれていた方でしょうか。それなら昔読んだ覚えがあります。
パニック小説は怖がりなのであまり読んでないのですが、内容が重厚ということなら読んでみたいと思います。
そして一番気になるのは「黄土の夢」かも。あまり読んでいないあたりが舞台の架空戦記ですね。
これは早速図書館予約してみます。
ジョン・ダニング「死の蔵書」をお薦めします。
細かいあらすじは他の書評にゆずりますが面白かった覚えがあります。この本のシリーズには多くの稀覯本についての話題があり古書の世界にひたる事ができます。また、ここから新たな本に出会う事もできるかもしれませんね。本好きなら読んでおいて損は無い作品です。
探偵物がお好きなようですが、ファンタジーはダメですか?
茅田砂胡「デルフィニア戦記」(全18巻)
あらすじは他サイトにゆずるとして、お薦めポイントを。
この作品は中世のヨーロッパ風の世界が舞台です。騎士団同士の戦闘や、暗殺者の暗躍、権力争い、平和な日常と、とりあえずおいしい所は全部入っています。戦闘シーンが面白く、登場人物同士の掛け合いも絶妙、読んでいて痛快、爽快です。
この作家さんの書く作品にでてくる女性キャラは大変たくましく豪快です。
ジョン・ダニング!
読もうかな~と思って読んでませんでした。改めてあらすじみたらやっぱりかなり好きな感じです。
古書の世界というと、最近紀田順一郎さん「古本屋探偵の事件簿」をブックオフしました。(なにしろ探偵好きなので)
古書はロマンがあるな~と思ったり。
また先日の質問でウインズロウをお薦めいただいて、久々にハードボイルドブームが来ているのでナイスタイミングです。
これは購入しようと思います。
ファンタジーも好物ですよ。ただ結構硬めなのばかり読んでいるので、ここ10年くらいで出てきている電撃系や富士見系はコアな人しか読んでないですね。
でもこちらは中公さんか…読んでみようかしら。
図書館予約組にいたします~
佐藤亜紀。お勧めのポイントは、日本作家らしくない、ペダンティックでスタイリッシュな文章と独創的なストーリー。某所ではヤオイとか言われたみたいですが、そんな事はありません。近作から
『天使』:生まれながら特異な能力を持った青年の成長を、権謀渦巻く大戦前のヨーロッパ宮廷を舞台に描く。
高野史緒。別にコンビではないようですが、佐藤氏とは師弟関係?西洋史を題材に取る事が多いようです。
デビュー作の『ムジカ・マキーナ』:脳髄を利用したハイテクDJのモーツアルトが事件に巻き込まれる。
何か変な紹介ですが。
お二方とも未読です。
どちらも西洋史なんですね。ざっとAmazon見た感じでは高野さんの方が好きそうな匂いがします。
レビューにあった「竹宮恵子さんにマンガ化して欲しい」という言葉にドキリ。
図書館予約候補にさせていただきます。
イアン・フレミング
まぁ、要するに007ジョームス・ボンドの生みの親です。映画でしかボンドを知らないのであればぜひフレミングを読んで貰いたい。
このカジノロワイヤルはボンドのデビュー作になります。
なんとなくイメージにある派手なアクションや近代兵器なんかは一切出てきません。簡単に言うとカジノのバカラで相手に勝つというだけのもの。地味ですねぇ。こんなもので話が成立するのかと思うほどに地味です。しかし、いいのです。ちゃんと成り立つのです。フレミングワールドの幕開けともいえる衝撃の作品でした。クライマックス最高です。おかげでシリーズ全部読みました。是非一読していただきたい。
探偵ものとはだいぶ違うかと思いますがどうでしょ?
うふふふ。スパイ物は好物なので007は読み潰し終了しております~
でもド派手なハリウッド映画から手に取ったわけではなくて、「ルパン三世」の「ルパンは二度死ぬ」を見て、元になったタイトルの小説を読んでみようというところからだったりします。
カジノ・ロワイヤル、地味とはいえジリジリとした駆け引きの緊張感はかなり楽しかった記憶が。
しかしイアン・フレミングで私の一押しはチキチキバンバンだと言ったら笑われますでしょうか(*^_^*)
アーヴィング・ウオーレスの「新聖書発行作戦」です。
はまぞうというのが使い方がわからないのでこれで勘弁してください。原題は A WORD です。
死海文書に匹敵する古代の文献が発見され、キリストの神聖が否定されかけ、それを阻止せんと・・・以下は略す方が感謝されるでしょう。ダヴィンチ・コードにのっかったわけでなくこちらが先です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-0...
既読でございます~
最近(といっても去年みたいですね)「イエスの古文書」と邦題を改題して発刊されてましたね。
新しい方の訳はどうなのかなぁと気にはなってたんですが。宇野さんの訳は固めでしたので。
(あれはあれでいいんですが)
しかしダヴィンチコード、読もうかな~と思ったら映画化だというので観るまで塩漬けにしてあったりします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336045011/249-0425...
SF好きな旦那さんから「ありきたり」とお叱りを受けるかも知れませんが、レムの「ソラリスの陽のもとに」映画の原作としても有名です。
読んでございます。もちろんですよ~
映画は…う~ん…(こっちはおいておきます)
あ~でもこの方は潰すという程は読んでないので、旦那に実家コレクションにあるか聞いてみます。
おそらく、かなりの読書量だと推測されるので……北村薫なんて既読ですよね……では……
都筑道夫なんていかがでしょうか。この人の書く小説は(私が読んだ範囲では)のんびりとした独自の雰囲気があっり、なかなか得がたい味があります。『退職刑事』シリーズは日本のロッキングチェア・ディテクティブとしては出色の出来だと思います。『なめくじに聞いてみろ』はハードボイルド・アクション・パロディーというかなんというか。
伝奇小説がお嫌いでなければ角田喜久雄なんてオススメしたいところです。このひとも都筑道夫と同様に(伝奇小説にしては)緊迫感が無いというか。ただ、登場人物に味わい深い人が多いので人を楽しむにはいいです。キャラが立っているので、今アニメとかライトノベルにアレンジしたら面白いのになぁという感じです……あまりお勧めになってないですね(^^ゞ
都築さん読んでますね~
著作数が多いからかでも結構まばらです。ぱらぱら~とあらすじ見て好きそうだったら読むという感じです。
中でも「退職刑事」は私も好きですね~継続して読んでいるシリーズの一つです。
後は児童向けとか、ホテル・ディックとか、なめくじはなめくじでもなめくじ長屋とかが好きですね。
そういえば「なめくじに聞いてみろ」は読んでないですね!読んでおこう!
角田さんもそういわれればまばらですね。都築さんに比べたら読んでる数も少ないな~
ライトノベル化なら「月姫系図」あたりが見てみたいですね。ふふふ。
こちらは未読作を図書館候補にいたします~
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-0...
広瀬隆です。1番のお勧めは「赤い盾」なんですけど、amazonで出てこないのでこちらを貼り付けておきます。
「ロマノフの黄金」などもいいですよ。
しかし、「新聖書発行作戦」既読とは驚きました。
広瀬さんですね~
確かにお薦めのご本辺りまでなら好きな部類です。
「ロマノフの黄金」は読みましたが、「赤い盾」は未読です。こちらは図書館候補に。
ただ、この作家さんを読み潰すのはちょっと怖いですね。
特にノンフィクションは(>_<)
結構すぐ本に影響されてしまうので(覚めるのも早いですが)、心して読まねばという感じです。
>しかし、「新聖書発行作戦」既読とは驚きました。
いやもう、読み潰し以外にどういうきっかけで本を手に取るかというと、キーワードでひっかかったものを手当たり次第図書館で借りてくるなんてことをしているわけです。
「新聖書~」を読んだ頃は「聖書」絡みを漁っていたのです。ふふふ。
エリエット アベカシス「クムラン」
死海文書を巡る怪事件を扱った作品ですが、キリスト教やユダヤ教の謎に迫る「神学ミステリ」とも言われ話題になっていたそうです。(後から知りました)
著者自身、哲学者であるため非常に深い知識のもと書かれていると思います。私としては話の展開がちょっと納得いかない所もありましたが、お薦めです。
「新聖書発行作戦」に触発されました。
おっと!
この方は未読です~
ふむふむ気になりますね~Amazon書評の「薔薇の名前が好きな人なら」というくだりが猛烈に気になります。
これは薀蓄本の匂いがしますので、まず図書館で借りて読んでみて、間違いなかったら資料本として購入候補ですね。
とりあえず、期待をはぐらかすなら塩野七生かなぁ
この人のことを古代ローマの作家だと思っている人は
まだまだです。基本的にルネッサンス期を扱った作家です。
ローマ物も素敵ですが。それから地中海つながりで
これは小説ではありません。紀行文です。ある人にとっては目から鱗でしょうが、なーんだなんて思われたりして・・・・
次に下手なSFより面白い雑誌
岩波に「科学」という雑誌がありますが、こちらは
専門化向けなのかどうか厚くてグラフィックスがほとんどない
ので入門にはきついかも
次にノンフィクション物なのに小説より面白い
そういえば、シンプソンズでフリーメーソン」が「ストーンカッターズ」という仮名でおちょくられてましたね。愉快でした。
エーと以上はどこかの解答で一度は紹介したものばかりなんです。
ごめんなさい。
私は多読で、一度読んでつまらんものは数年に一度訪れる転勤に伴う引越しのときに古本屋行きとなります。(これをスクリーニングと呼んでおります)反対にお気に入りは何回も読みます。
そんなわけで、質問者の思惑をかいくぐって生きのいいのを出そうとすると、ネタに難渋いたしますが・・・・おお!あれがあるなぁ
続いて
これは小説ではありません。ついでに澁澤さんも読んでみてください。
最近有名な本ではありますが、
この本はザ・ロード・オブ・ザ・リングスですからね。誰ですかね単数形にしちゃったのは。
この本の前の時代を扱った
チャーチルはカエサルがイングランドに攻め込んでくれたので、自分たちもローマ文化圏に属することができたというような発言をしていますが、トールキンはそれでは満足できず民族の神話を「創作」してしまったんですね。これはこれですごいことですね。
最後にオマケ
ラジオ版を収録したCDも出てますからよろしく
塩野さん来ましたね!この流れだと絶対誰かお薦めしてくれるだろうと思ってました。
実は手を出すのを迷っている作家さんでした。
良いですか?ふむ~勇気を出して飛び込んでみましょう。
後述しますがlove-and-peaceさんとは基礎読書が似ていると思いますので大丈夫という気がします。
>カラー版 地中海都市周遊
>日経サイエンス
この辺りは面白いに決まってるじゃないですか~
でもこの辺りを買い出したら確かに仰るとおり「スクリーニング」しないと家が壊れますね。あは。
そういえば時々図書館で「Newton」とかパラパラめくってるときがありますね。そういう風にすればいいのか。
(でも中央に行かねばないかな)
>山師カリオストロの大冒険
これは全くの未読です。まずは図書館候補で。
>百年の孤独
…がんばりました。読みました。
ル・グゥインの「オールウェイズ・カミングホーム」と同じくらい時間かけてじったり読んだ本です。
でもこの一冊で満足してしまってこの作家さんの他の作品は全然読んでないですね。この本以外で次に読むとしたらどれがいいのだうろか…。
>毒の歴史―人類の営みの裏の軌跡
これは全く未読です。やっぱりボルジア家とか出てくるのかな。わくわくします。
間違いなく資料本なので発見次第購入しますです。
そういえば中学生時代にブルーバックスの「毒物雑学事典」を一生懸命読んでいた記憶があります。
(変な子ども)
澁澤さんは読み潰してはいないけど気になったものは読んでいるという感じ。
そういえば最近になって読んだ篠田真由美さんの「龍の黙示録」シリーズのキャラクターが澁澤さんがモデルだったと知って妙に納得しました。
作品も独特でいいですが、ご本人が更に小説的というイメージです。
>指輪物語
私もこれは回答でお薦めしました(*^。^*)
人生のベスト3ですよ。ふふふ。
でもシルマリルなんとなく買いそびれてました。買っとかなきゃ。
>スネークマンショー
昔大学のサークルで「こなさんみんばんわ」と言い出した新人がいたので、「スネークマンショーかいな」と言うと「先輩見損ないましたよ」と言われたことがあります。
ナイスな奴でしした。
うちには布教してくれた先輩がくれたカセットや自分で買ったCDがあったりします。どんぐりころころを聞くだけでニヤニヤしたりします。
でも文庫は知りませんでした…不覚!
買っときます。
小林克也さん早くお元気になりますように。
あーあー
全部はずしてやろうと思ったのになぁ
脱帽!
特に地中海都市周遊はだいじょうぶとおもったのになぁ
補足ですがまず
短編集です。私はこっちが先だったのですが、
不思議な色彩感覚と音感に満ちた作品群です。カレードスコープのようです。特に表題作のエレンディラは映画になっているようですがまだ見ていません。
塩野さんについては多くを語りますまい。作品がすべてです。ただし彼女の政治的な著作は読んでいません。読みたくないのでね、想定されている読者とかなんかキモイのです。言いたいことは大体わかるし。もうひとつ、作品世界でなく論評とかはそんなに上手じゃないように思います。(熱狂的ファンに怒られそうな・・・)
トールキンは映画化の余勢もあってか次のような楽しい作品も出てます
まったく出自が言語学者だとほんとに言葉にこだわるなぁというのが訳書からもにじみ出てきます。
さて、突然ですが三国志
吉川さんという「偉大な」大衆作家がヘンテコな作品を書いたのが日本人の三国志認識にに長く残る後遺症を残しましたね。(あれー私だけかな?)それを払拭してくれる有力な作品はなかなか出ませんでした。挑戦した作家は多いのですが評価できません。
むしろ、
これも荒唐無稽ですし初期には寺院が出てきたり仏像を武器に使うなど、吉川大先生の影響を脱し切れていない様子も見受けられます。また、鐙というものがいつごろから使われたか定説のない状態で、アレだけ鐙で踏ん張る騎馬戦の描写の多さもフィクションでしょう。しかしコミックは生きのよさが勝負、完結まで連載が保障される小説家とは緊張感が違いますよね。「そろそろ死ぬぞ」だってさ。
無論、史実に忠実に吉川大先生を葬り去る必要もありますがこちらは適任の宮城谷さんが取り組んでいます。未完です。ご健勝を祈るしかありませんね。(いまちょうど袁家を滅ぼすところです)
以下雑談です
コメディー、ギャグ、パロディー・・・・・・・の分野でスネークマンショー以外の特筆すべきものを日本では不覚にも知りません、たとえばワハハが面白い(かった?)といっても所詮インテリジェンスがないし・・・・
グローバルでは、どうしてもモンティ・パイソンとサタデイナイトしか思い浮かびません。「お笑い」全盛の時代に笑いに飢えるなんてしゃれになりませんねぇといいつつ、またもやブルースブラザースのビデオ見てたりして・・・・・(シリーウォークのほうがいいかも)
>エレンディラ
なるほど短編集ですね。「大人のための残酷童話」というキーワードがいい感じに引っかかってきました。
これは購入だろうな~
アンデルセンの「絵のない絵本」とか、エンデの「鏡の中の鏡」あたりを思い出したり。
>塩野さん
そうなんですよね、色々と聞いたりするもので…。とりあえずお薦めいただいたボルジア君からいってみます。
>ガウェイン
これはチェックしてませんでした~
も~円卓じゃないですか!円卓とトールキン?…ある意味最強ですね。
これはゆ~っくり読みたいので購入確定。
>三国志
蒼天航路…やっぱりおもしろいですか。
ずっと旦那に「ここ手を出していい?」と聞いては挫折してますね。
まずは漫喫行こうかな…。
しかし最近大陸系は全然手を出していませんでした。
下手したら最盛期は学生時代…しかも横山光輝氏とか…
(NHKの人形三国志が好きなんですよね)
宮城谷さんの三国志はまず図書館候補で。
>雑談レス
実はこの内容にどう返信したものかと考えていて時間とってしまいました。
ふうむ。
love-and-peaceさんのラインナップ(知的な艶笑というイメージ)で敢えて日本の作品をあげるならゲバゲバ90分でしょうか。でも見れないしなぁ…。見たいなぁ…。
海外では最近メル・ブルックスの「プロデューサーズ」のミュージカル版を映画化したものを見ましたがよかったですよ。
最後の最後まで遊び心満載でした。
ブルースブラザーズは私も未だに見たくなります。
http://www.bk1.co.jp/product/1330897
どうも物語系が多いようなのでサイドアタックになるでしょうか。
コンラート・ローレンツ博士の動物行動学の本です。本当は「ソロモンの指輪」を出したかったのですが、bk1に無くて。
http://www.bk1.co.jp/product/1207749
やはり動物の本で「犬たちの隠された生活」です。両方とも面白いことは保障します。
これは未読です~
この方の著作、Amazonではばっちりありましたから大丈夫ですよ。せっかくなのでまず「ソロモンの指輪」から読んでみます。
しかしソロモンの指輪ということは動物と話ができるってことですかね。ふふふ。いいですね。
作家ということで漫画家はOKなのか分かりませんが、コミックもOKということなのでコミックを推薦します。もし駄目だったら流してください。
基本的にバイオレンスです。
いわば、池袋ウエストゲートパークのように(まぁ、もっとバイオレンスですが)若者たち(民族色々、その他色々)がバイオレンスな日常ではちゃめちゃな日常を繰り広げる話です。絵が綺麗で構図が面白いです。後この漫画家は森博嗣さんの小説の漫画も描いてます。
こちらは、バイオレンスファンタジー。
魔法使いの住む世界とホールと呼ばれるそうでない世界。トカゲ頭のカイマンはある日記憶を失ってホールに居た。自分は何者なのかを知るため友人・ニカイドウと魔法使いに立ち向かう。こちらもバイオレンスな描写があります。ただ世界観が面白いですね。
さてさて、最後は大塚英志です。
昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた・・・。
と、民俗学を舞台とした作品で「まさかそんなという」ような話が、独特の絵とともに語られていきます。その雰囲気に魅入られます。こちらは、小説版も出ていて微妙に細部が異なっていたりして面白いです。この本の前に直接内容には関係ありませんが、少し前の年とした「北神伝奇」というものあります。
作家ということで漫画家はOKなのか分かりませんが、コミックもOKということなのでコミックを推薦します。もし駄目だったら流してください。
基本的にバイオレンスです。
いわば、池袋ウエストゲートパークのように(まぁ、もっとバイオレンスですが)若者たち(民族色々、その他色々)がバイオレンスな日常ではちゃめちゃな日常を繰り広げる話です。絵が綺麗で構図が面白いです。後この漫画家は森博嗣さんの小説の漫画も描いてます。
こちらは、バイオレンスファンタジー。
魔法使いの住む世界とホールと呼ばれるそうでない世界。トカゲ頭のカイマンはある日記憶を失ってホールに居た。自分は何者なのかを知るため友人・ニカイドウと魔法使いに立ち向かう。こちらもバイオレンスな描写があります。ただ世界観が面白いですね。
さてさて、最後は大塚英志です。
昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた・・・。
と、民俗学を舞台とした作品で「まさかそんなという」ような話が、独特の絵とともに語られていきます。その雰囲気に魅入られます。こちらは、小説版も出ていて微妙に細部が異なっていたりして面白いです。この本の前に直接内容には関係ありませんが、少し前の年を舞台とした「北神伝奇」というものあります。
コミックもちろんOKですよ!
>パイドパイパー/浅田寅ヲ
森さんのコミック化作品は読んでますが、こちらは未読です。
IWGPの名前が出てきたら読まないとアカンなぁ…。
しかし漫喫で読むような本ではなさそう。
購入検討で。
>ドロヘドロ
結構タイトルはあちこちで見たり、店頭でも見たりしてたんですが、
どんな話なんだろうと思っていましたね。
ファンタジーなのか!
ちょっとびっくりしました。世界観が独特なようなので気になりますね。
こちらも購入検討で。
>大塚英志
ふふふ、木島・北神持ってます。
最近では「オクタゴニアン」がお気に入りです。
でもリヴァイアサンやサイコでなく木島をお薦めしてくださる辺りナイスです。
ちなみに「クロサギ」がドラマ化すると聞いて、黒鷺死体配達のことかと勘違いして「ほんまにそんなん映像化してええんか!?」と焦った覚えがあります。
お!名前は存じてましたがまだ読んでません!
ざっとアマゾンの評を読んだ感じだと好きそうだ…。
入手に関してはまず旦那の実家コレクションにありそうなので聞いてみます。
ありがとうございました~