戸塚ヨットスクール

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 非難よりも分析と代案が急務です。 adlib2006/04/30 01:24:53ポイント1pt

 かつて彼が《朝まで生テレビ 19900331 テレビ朝日》に出演したとき

「何ヶ月も独房で思索した者でなければ分らない」と放言し、大島 渚

(当夜の司会者)が「それじゃ議論にならん」と怒鳴っています。

 

 わたしも、暴力と暴論を拒否する者ですが、この問題に関する世論は、

いささか論点が偏っている印象があります。

 たぶん戸塚校長も、世論を掌握せず、自説が整理できていないのです。

 

 彼の主張を(わたしなりに推測すると)こう云いたいらしいのです。

「ヨットスクールに連れてこられる少年は、大人以上の体格で、彼らの

家庭内暴力は、とても両親の手におえるようなレベルではない」

 

「ふだん、おとなしいときの少年を見て何だかんだ云う奴も、修羅場を

見れば納得するよ。彼らが暴れだすと、コーチ数人で取りおさえようと

して命がけの格闘になる。だから両親は、最後には和解したんだ」

 

 ここで注目したいのは、彼は、教育的体罰というよりも、正当防衛を

主張しているらしいのです。多くの体罰は、いわば報復的懲罰ですが、

とてもそんな余裕はない、と云うのです。

 

 少なくとも刑期を終え、社会的責任を果たしており、彼の信念までも

法は裁いていないのです。今後ふたたび同じ悪夢を再現しないために、

いまいちど彼の叫びを(論理的に)再分析すべきではないでしょうか。

 

 裁判所は、彼の言い分を認めると、暴力全般を認めることになるので、

さりとて(体罰に代わる)教育的手法を示してもいません。

 そこで支援者たちは「やっぱり体罰は必要だ」と云いたいのです。

 

 とくに「戸塚ヨットスクールを支援する会」会長・石原 慎太郎の、

とても文学者とは思えない非科学的な論調には失望しました。

 せっかく刑に服したのに、一歩も譲らない態度も、反社会的です。

 

http://totsuka-yacht.com/sankei.htm

── 石原 慎太郎《脳幹トレーニングをこそ

~ 不登校や家庭内暴力からの脱出口 ~ 19980329 産経新聞朝刊》

 

http://d.hatena.ne.jp/adlib/19830613

 スパルタの海 ~ 戸塚ヨットスクール事件 ~

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