私も同意見です。
労う行為というのは基本的に上から下へ向けるか、同等の者同士が発するものであり、極端な話ですがアルバイト店員が社長に向かって「お疲れ様です」と発言したら、少し違和感を覚えませんか?
この場合は「それでは失礼します」か、もう少しフランクに「それじゃ失礼します」じゃないでしょうか。
もっとも、最近では年上=目上なんていう儒教的な概念はすっかり薄れてますから、明確な階級差がないお知り合いとの会話でここまで気にされたら、正直こっちも不快かなぁと思いますが。
私自身が言われて場合はあまり気にしませんが、目上の方にはどういっていいか迷うことがあります。
上司に対しては、「お世話になりました」とかですかね?
言葉にせよ、行動にせよ、それを不快だと感じたら、ハラスメントになる。
ある意味怖い世の中です。
本人に悪意があろうがなかろうが、相手がどう感じるかで決まってしまう。
メールやこのような掲示板などは、特に気を遣いますね。
まだまだ、言葉がうまく使えないですが、気持ちを素直に伝えながらも、ぶしつけでない、そんなふうに語れたらと思う今日ころ頃です。
追伸
うまく返信できてるのかな?
「お疲れ様」も「ご苦労様」も労いの言葉です。
「労い」というのは、【同等か目下の者に対するいたわり】を意味します。
つまり、目下に使う言葉を目上の人に使うと失礼ということなのです。
「お疲れさん」だと上からの言葉に聞こえるのを「様」をつけることによって丁寧語のように囚われがちですが、実はそうではないという一例です。
とはいえ、私も会社員の頃、「お疲れ様です」を社内で使っておりました(ですが、殆どが後輩だったので、今思うと問題なかったのかもしれません)。
上司と長時間話していた時は「時間を割いてくださり有難うございます」です。
言葉は生もののようです。
私が中学生の頃は何でもかんでも「超」を付けて話すのが流行り、親世代から注意されましたが、今は商品名に使われたり、道路標示にも使われますから世の中に認知されてきたのだと思います。
「お疲れ様」は、今、その狭間にあるのではないでしょうか?
普通に使う事がある人もいれば、目上の人間に使うべきではないと思う人もいるということです。
ただ、会社に勤めている以上、上司(目上の人)が不快だというのでしたら、後輩が折れるべきです。
その方は上下には厳しい方なのでしょう。
どちらも決して間違いではないですが、日本語として正しいのは相手の方ではないかと思います。