最近のバラエティ番組では、スタッフらしき男性の笑い声が入っているのをよく聞きます。
(「ドリフの大爆笑」のおばちゃんや、スタジオ内の観客の笑いみたいなのとは別物です)
ざっと調べた限りでは、20年ほど前のトーク番組において、偶然スタッフの笑い声が流れてしまったことがあったのが一番古い記録のようですが、昔はそんなに多くなかった気がします。あとは番組を盛り上げるためにやっているとか。
http://www9.ocn.ne.jp/~axl365/365/genkou/warauna.htm
http://ochamame.jugem.jp/?eid=7
http://recre.boxerblog.com/akira_fukuzawa/2006/01/post_a663.html
今のようにスタッフの笑い声が流れるようになったのは、いつから・どういった経緯で広まったのでしょうか?
(私の記憶では、オールナイトフジ(1983~1991)においても、笑い声が入っていた気もします。)
すでに調べられているように、効果音として故意に笑い声を入れたのは、「奥様は魔女」(1964~1972)ではすでに行われていました。
スタッフの笑い声が聞こえたといえば、「シャボン玉ホリデー」(1961~1972)での植木等の”お呼びでない”のコントのときですが、このころはスタッフの声が放送されるというのは起こってはいけないことで、笑いを押し殺そうとしてもこらえきれずに笑ってしまったというものでした。
で、時が流れて、今のように「奥様は魔女」のような効果を狙ってスタッフの笑い声を故意に流すようになったのですが、覚えている限り最初にやったのは、タモリの「今夜は最高!」(1981~1989)か「オレたちひょうきん族」(1981~1989)だと思います。
あと、「欽どこ」はスタジオにお客さんを入れていたので、スタッフではないですね。
「オーケン・デーモンのラジオ巌流島」というラジオ番組が最初?
>その番組はどういうわけかスケジュールの都合で、
ラジオ局のスタジオを押さえられることが滅多に無く、
ラジオ局の中の会議室などで当たり前のように録音されていたらしいのだが、
防音設備の一切無い会議室の中で繰り広げられる大槻ケンヂと
デーモン小暮のアドリブトークのおかしさに堪り兼ねて
周囲のスタッフの押し殺した笑い声が一緒に録音されてしまったのが
最初だという説がある。
これはリスナーの側からみると、「本来笑ってはいけないスタッフが堪えきれずに笑っている」
というのが何ともいえずおかしいし、オーケンとデーモンのトークも
十分に面白いものであったから成立するのだが、この手法がどういうわけか
バラエティにおける演出の主流となってしまった。
http://www9.ocn.ne.jp/~axl365/365/genkou/warauna.htm
デーモン・オーケンのラジオ巌流島
1992年7月~1995年3月
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E5%B7%8...
あ、下のコメントに返信を書いてしまいました。
どれが最初かわかりませんが、たけし、さんま、タモリがテレビに良く出てきた80年代初頭、特にフジテレビではスタッフに対していろいろちょっかいを掛けたり、カメラに写していたころから、スタッフの声や笑い声もいろいろ入るようになった気がします。フジテレビの横澤彪プロデューサーがやり始めたのではと思います。
そう言えば、昔からフジテレビ系列のバラエティ番組にスタッフの笑い声がよく入っている気がします。
(単純にフジテレビ系列を見る機会が多いのかもしれませんが)
確定ではないけど、タモリ、ビートたけし、明石家さんまらの育て役とも言っていい、元プロデューサー・横澤彪氏が始めた説は説得力ありそうなですね。
すでに調べられているように、効果音として故意に笑い声を入れたのは、「奥様は魔女」(1964~1972)ではすでに行われていました。
スタッフの笑い声が聞こえたといえば、「シャボン玉ホリデー」(1961~1972)での植木等の”お呼びでない”のコントのときですが、このころはスタッフの声が放送されるというのは起こってはいけないことで、笑いを押し殺そうとしてもこらえきれずに笑ってしまったというものでした。
で、時が流れて、今のように「奥様は魔女」のような効果を狙ってスタッフの笑い声を故意に流すようになったのですが、覚えている限り最初にやったのは、タモリの「今夜は最高!」(1981~1989)か「オレたちひょうきん族」(1981~1989)だと思います。
あと、「欽どこ」はスタジオにお客さんを入れていたので、スタッフではないですね。
具体的な番組名が出た中で一番古いです。ありがとうございます。
ひょうきん族には2番目の回答で出た横澤彪氏が関係していますしね。
私はどちらも見ていないので、記憶を探れないのが残念です(土曜夜8時は全員集合派でしたので)。
いつからかはわかりませんが、もともとはドリフのおばちゃんのような笑い声のテープを再生するのが主流でした。
しかしテープの笑い声はあまりにも単調すぎるため、実際の笑い声を入れるために「笑い屋(スタジオで観覧しながら大きな声で笑う仕事)」を雇う番組が多くなりました。
その中でも、深夜番組の多くは経費が少ないため、放送作家や構成作家などのスタッフを「笑い屋」として置くようになりました。
つまり、元をたどれば笑い声のテープから来ているのです。
とんねるずの番組なんかでもよくスタッフの笑い声が入っていますが、あれも実際には生のスタッフの笑い声ではなく、編集で笑い声が足されています。
スタジオ観覧募集をしている番組なら良いのですが、そうでない番組だとスタッフ以外の笑い声が入るのは不自然ですよね。
そういうリアリティを求めた結果、現在の「スタッフ風の笑い声」に落ち着いたのだと思われます。
それはわかるのですが、かつて(70年代頃?)は現場の音声が入るのは極力避けていたのに、何時の間に「スタッフ風の笑い声」を入れてもいいような番組作りになったのでしょう?
昔のアメリカのコメディードラマには、結構出演者とは違う笑い声が入っていました。私が子供の頃に見たドラマにもあったので、30年以上前ですね。
ちなみに「奥様は魔女」は1964年スタートですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%A...(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
日本のバラエティー番組は、これをまねしたものではないでしょうか。
「奥様は魔女」については、例であげた一番目のURLでも言及されています。
私が聞きたい「スタッフ風の笑い声」とは違う気がします。
具体的な番組名が出た中で一番古いです。ありがとうございます。
ひょうきん族には2番目の回答で出た横澤彪氏が関係していますしね。
私はどちらも見ていないので、記憶を探れないのが残念です(土曜夜8時は全員集合派でしたので)。