「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエルポタージュ・コーナー“イエ・ルポ”の続編。
“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?愛するマチ、好きな風景、家族のエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのお話が集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい!毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
イエ・ルポ 2 #001 THEME「今なら笑える!あなたのお仕置きの思い出」を教えて下さい
ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071109
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※今回の「いわし」ご投稿は11月15日(木)正午で終了とさせて頂きます。
娘にそんな風に言われたら、もう許すしかないと全国のお父さんは思っている事でしょう。
素直にお父さんやお母さんと言えるのは、凄いと思います。
お父さんにおこられて一番大切なものはお父さんとは良い話しですね。
それが理解出来ないお父さんならお父さんの資格は失格ですね。
こんな話しがもっと出ると良いですね。
普通はお母さんの話しが多いのに、お父さんの話しには恐れ入りました。
なんだかちょっと泣けてしまいました。
自分が子供だったころを思い出しても、
自分が親になった時のことを想像しても、ほろりときてしまいます。
一番大切なものを言えと言われて「おとうさん」「おかあさん」と言える幸せ。
世界中の親子がそうあってほしいですね。
本当にいいお話を読ませてもらいました。
すごいなぁ。
産むならそんな事いってくれるこどもがほしぃです。
でも、本当にそうだなぁ。今も、とっても親は大切です。
お父さん、お母さんとは言わないだろうな。
適当に取り上げられてもいいようなものを答えてしまったんじゃないだろうか?と思ったりします。
暖かいお話をありがとうございます。
一番大切と言ってもらえてお父さんもすごく嬉しいと思います、ずっと心に残っているので今でも言われるのだと。大切な物がお父さん、お母さん。子供はみんなそうですよね。
子供って、怒鳴られたらそれだけで頭が真っ白になってしまって、何も考えられなくなってしまいますよね。そんな中で咄嗟に出た言葉「おとうさん」。もうこれは本当の本物。心の底からそう思っていなければ出てこない言葉です。
そしてこの話でもう一つ素晴らしいなあと思ったのは、肩を掴まれて顔をグイと近付けられたというシーンなんですよ。これって、お父様が娘さんの目線に合わせてくれていたってことじゃないですか。お父様はきっと膝をかがめて、娘さんの背の高さに合わせていてくれたんでしょう。
怒っていても、娘さんの顔を真っ直ぐ正面から見てくれる。この愛しみに溢れた動作。これも、お父様が心の底から娘さんを愛していることの証拠です。
そんな愛と愛が結び合って「許す」の言葉。頭に置いてもらった手は、きっと優しかったでしょうね。
おお、やばい。ちょっと私、涙目です。こういう話に弱いんです。親子って、ほんと、いいものですね。
普段はあまり激しく怒ったことのない父が、ある時顔を真っ赤にするほど怒りながら、
「もう今日という今日はかんべんできない、お前の一番大切なものを取り上げる、何が一番大切なのか正直に言え」
と怒鳴りました。
怒鳴られて恐くて何も言えないでいると、両肩をつかまれて顔をぐいと近付けられて、もう一度、
「お前の一番大切なものを言え!!」と怒鳴られました。
私は泣きながら必死に「おとうさん!!」と叫んで、
さよならっと父の手を振りほどいて駆けだしました。
行く場所がないのでバスルームに逃げ込んでしゃがんで泣いていると父がきて、
「お前ほかにもっと大切なものはないのか」と言うので「おかあさん」というと、
父は「許す」と言って泣いている私の頭の上に手を置いてくれました。
今でも時々、あの時お前はずるかったよな、
あんなこと言われたら許さないわけにいかないものな、
とからかわれますが、ずるくなんかないですよね。
子供にとって一番大切なものが父母なのは当たり前です。
あの時は本当に、お父さんを取り上げられてひとりぼっちになってしまうんだと思って、
目の前が真っ暗になる気持ちだったんです。
今「一番大切なものを言え」と言われたら、なんて答えるかなぁー。
今でもとっさに「お父さん」って言えるかなぁー。
それはなぞです。でも、言えるかもしれません。