下記命題がすべて正しいものとして、意見をお聞かせ下さい。
・イギリスは原油を安定して入手するために、イラクの一部族を傀儡に近い形で独立させた。
・日本もまた原油の安定供給というメリットのためにその国家を承認した。
・その国からの日本の原油輸入比率は7%を占めている(これは少なくない割合である)。
・イラクはその国を認めず、自国の領土であると主張したが、対外的には認められなかった。
・イラクは武力を行使し、その国を再度自国に編入しようと試みた。
あなたは、イラクの主張(および武力侵攻)に対して、どのような立場を取りますか。
(参考URL http://q.hatena.ne.jp/1201889891)
●前の回答に影響されないように、まとめてからオープンします。
●質問終了は、24時間以上前に予告します。
○前述の質問に回答、あるいはコメントされた方、質問主さん(BLOG15さん)の意見を特に歓迎します。
「諸君!
あ~、え~、ゴホン、、、w
我が国は永世中立国であるからにして(今、ワシが決めた Ww)
他国の紛争には関与しないぞよ。
帝国主義者どもがごちゃごちゃやっておるようだが、
ワシはしらん。
自国の紛争は自国で対処してもらわねばならん。
イラク国民には気の毒だが、それもあっらーの思し召しではないのかぞよ。
石油?
う~む、
それは確かに問題じゃが、そもそも石油依存体質が根本的に間違っておるのであり、
良い機会だからさらに脱石油国家を推進すべきじゃの。
ガソリン税をさらに上げ、その財源を代替エネルギー開発とその補助に当てるのじゃ。
当面はバイオアルコール燃料と天ぷら油ディーゼルかのう?
おっと、イラクじゃったな、、
我が国に直接の攻撃がない限り、一切関与せん。
我が国のタンカーは我が国が独自に防衛する。
我が国が攻撃された場合は、攻撃したものが二度とそんな気を起こさないように徹底的に反撃するがな。
もっとも、紛争地域への民間人の立ち入りは一切禁止するな。
石油は別の所から買おう。
上記回答が分かりづらいかもしれないので補足します。
「同様に他国政府もその国の国益の為に行動すればよい。」
●関せず、援助を行う。
これもまた興味深いご意見です。
■立場
国連軍による武力介入まではOK。
日本は憲法で武力によって紛争を解決しないと宣言してると私は解釈するので
自衛隊とかの派遣はNG。
イラクの主張は、別にして、問題解決に武力を使っている点で非難に値する
■以下ひとりごと
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・過去、1度も正式な国連軍は存在しない点
・国際連盟時代の「満州国」の扱い
・経済制裁とかはこの段階では効果がないと思う
上記考察から、圧倒的な武力介入以外での解決は難しいという結論には至る。
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結局、立場は簡単に示せますけど、問題解決に至らないという矛盾を含んでいます。
経済的混乱と武力介入の2つを選ぶのなら、経済混乱しても武力介入はなるべくしない。
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「いかなる理由であれ戦争には断固反対」と言う立場は、結局問題を解決できないので
意味のない立場だという風にとらえられるのは事実だけど、
そういう風に考えて欲しくないなと思ったので、回答してみましたが、
かなり少数派なんでしょうね。
人権や平等だって、昔(大昔)は机上の空論であったわけだが、現代においてはかなり
実現されていると思う。
問題解決に武力介入をして、良い結果が出たからといって、武力介入の正当性と有効性を
示すものではないとしかいえない。問題解決に武力を使うと、イラクが武力を使って
解決しようとする行為を非難できないとは思う。
>いかなる理由であれ戦争には断固反対」と言う立場は、結局問題を解決できないので
>意味のない立場だという風にとらえられるのは事実だけど、
●実際、「戦争絶対反対」の対極は「戦争賛成」ではないし、「戦争の否定」=「武力の放棄(およびあらゆる軍事条約の否定)」ではありませんよね。KUROX さん自身、自衛隊の存続を否定しておられるわけではないようですし。
>人権や平等だって、昔(大昔)は机上の空論であったわけだが、現代においてはかなり
>実現されていると思う。
●ううむ、なるほど。
参考URL:http://q.hatena.ne.jp/1201889891で発言したものです。
おそらく予備知識のなさでは他の回答者の方々と比較して群を抜いているでしょうから、逆にその点を生かした意見が述べられれば、と。
あくまで”一個人の思い付きによる意見”なので、厳しい突っ込みは御勘弁を。
>イギリスは原油を安定して入手するために、イラクの一部族を傀儡に近い形で独立させた。
某国が他の強大国の後押しを受けて半ば強制的に独立させられる事は、戦争によって属国として占領するという手法がとれなくなった現代において、必要な代替手段といえるものでありましょう。一方、某独立国においては一民族から一国としての扱いに変わるわけで、これが周囲における影響力の拡大につながる可能性を十分に秘めていることを考えると、他国の管理下にあるとはいえ、決して悪い話とは思っていないでしょう。
>日本もまた原油の安定供給というメリットのためにその国家を承認した。
>その国からの日本の原油輸入比率は7%を占めている(これは少なくない割合である)。
某独立国にとっては商売相手が増えるのは嬉しいことであり、日本にとっても自国では産出できない原油の安定供給先の一つが、その国家の承認ひとつ(※しかも、この時点で独立に関する責任は殆どないと言っていい)で成立するのであれば安いものです。お互いの利害が単純に一致したという事実がそこにあるように思われます。ただ、厳密には某独立国の向こう側に控えていたイギリスや他の欧米諸国にいい顔をしていたかった、というゴマすりがあったことも否定できないように思います。”所詮遠い中東地域のお家事情など、日本には関係ないや”と高見の見物を決め込んでいたのでしょうか?
>イラクはその国を認めず、自国の領土であると主張したが、対外的には認められなかった。
当然、リーダーであったイラク国は元は自分の子分だった一部族が勝手に独立することを良しとは思わないでしょう。ただ、世界全体から見て大きな勢力とは言いがたい一国の主張を簡単に受け入れるほど、問題が小さくなかったのが不幸の始まり。特に認めなかった国々の殆どは当初のイギリスの目的を知っていたと同時にその恩恵に浴していた所ばかりだったでしょうから、当然の結果といえます。
>イラクは武力を行使し、その国を再度自国に編入しようと試みた。
>あなたは、イラクの主張(および武力侵攻)に対して、どのような立場を取りますか。
イラク側の視点で考えれば、ごく当然の成り行きでしょうね。言葉よりも剣が先に出る”対話(?)方式”なのかも。残念ながら日本は(一応)多民族国家ではないため、複数の民族集団をまとめて国を治めていくという概念やその難しさが我々には理解できません。そもそもイラク国の統治についても基本は武力制圧であったろう事を想像すると、いつかは別の民族が現イラク政府の転覆を狙っていても不思議ではありません。そういった自国と背景の異なる国々の情勢には積極的に首を突っ込むのは避けるべきと考えます。即ち、「静観」を決め込みます。
もし、イラクから”お前らにも責任はあるんだぞ!”と詰め寄られた場合に全否定は出来ないでしょうが、日本が首謀者ではないことや中東国家の興亡の歴史も踏まえた上での”仕方なさ”を主張をすべきでしょう(※”なら、最初っから首を突っ込むなよ!”という意見に対しては、”だって原油が欲しかっただけで、独立そのものに興味は無かったんだもん!”としらを切るしかないのでしょうねぇ)。そこで武力沙汰になった場合はイラクの八つ当たりとも取れるわけで、その時はアメリカに助けを求める事になるのでしょうかねぇ・・・(ドラえもぉーん!)
ただ、これが日本国内の問題になると、皆安穏とした意見は殆ど出なくなるんでしょうねぇ(竹島に北方領土、おぉ!くわばらくわばら)。
以上、政治経済にとっても疎い人の意見でした。おそまつ!
●なるほど、「一般的な日本人の極めて素直な意見」だと感じました(素直に、感心しています)。
>某国が他の強大国の後押しを受けて半ば強制的に独立させられる事は、戦争によって属国として
>占領するという手法がとれなくなった現代において、必要な代替手段といえるものでありましょう。
●このご意見についてはどうでしょう。「謀略」ですよね?
簡単に書きます。
イラクの自国の領土であるという主張が妥当である場合。
・イラクの主張に理解を示しつつ、武力行使には反対する。その国の民主化を推進することにより親イラク勢力を拡大することができるはずなので、その国の民主化推進を働きかける。
イラクの自国の領土であるという主張が妥当でない場合。
・武力行使に反対する。
●ともあれ武力行使に反対、ということですね。
なるほど。
質問を立ち上げていただきありがとうございます。そして回答が遅くなりました、すみません。
実は私はイラク戦争から現在までの流れをよくわかっていません。ですが多分この質問の意図は細かな知識はあまり関係ないのかなと思います。私はこの質問の意図を「原油の安定供給という自国の利益のために、他国に侵略し、操作をしたが、その国から武力侵攻にあった。さあ、どうする?」というふうに捉えています。違うかもしれないですが、とりあえずそれを前提として書きます。
イラクの武力侵攻に対抗するならば、イギリス、日本、イラクを問わず、当然ある程度人命の犠牲が出るでしょう。逆にイラクの武力侵攻を妥当なものだと見なし、引き下がるべきだとすると、原油の安定供給も危うくなる可能性があり、また傀儡に近い形で独立させてそれを承認したことの否定にもなります。私は引き下がるべきだという立場に立ちます。
実際に引き下がるとすると、日本で消費している分の原油の確保することができず、自分たちの生活ランクを下げることになる可能性があります。しかし、原油が確保できなくなった分だけ自分が生活水準を下げるかと言えば、多分そうはしないだろうと思います。そこでまず私自身に自分勝手さを感じます。そして引きさがったとしても、イラク国内でさらに紛争が泥沼化する可能性もあります。引き下がっただけで、「後はどうなっても知らん、好きにしろ」というのも更に自分勝手であり、そうなれば、イラク戦争に加担したことの意義も問われてきます。
それでも引き下がるべきだという立場に立ちます。但しそういう立場に立つならば、自分達(日本)が消費している原油の供給はともかくとしても、最低限引き下がった後のイラクの治安安定に関しては、何かしなければならないだろうとは思います。では、日本国単位、あるいは個人単位では具体的に何をすればいいのだろうか? 私には何も思い浮かびませんでした。結局何も思い浮かばず行動しないのならば、最初から何もせずにさっさと引き下がるのとかわらないかもしれません。私が考えてみたことはここまでです。ここで止まっています。
>原油の安定供給という自国の利益のために、他国に侵略し、操作をしたが、その国から武力侵攻にあった。
>さあ、どうする?」というふうに捉えています。
●前提を誤解されています。すいません。
「その国の独立には関与していないが、その国の存在によって利益を得ているわれわれが、イラクの『独立は無効だ』という主張の元に始められた武力行使(イラクにとっては戦争ではない)に対して、どのような立場を取るべきか」ということです。
●弱肉強食という立場をとるのなら問題はありません。ですが、武力行使の否定という立場に立つと、言っていることの整合性が取りにくくなります(撞着します)。
●今回の BLOG15 さんの回答は前提そのものに誤解があることと、「思考停止中(考え中?)」ということですので、特にコメントは控えさせていただきます(明確な回答を持ち得ていない状態で回答していただいたのは、私に対しての誠意だと理解しています。ありがとうございます)。
諸外国から見たイラクは、産油国で在るから存在意義があるとしか見えない。
アメリカがイラクに武力行使した時、アメリカの自由の元、イラクから大量の原油が安定供給されると期待した。
イラクが他国を武力行使すれば、原油輸入国にとっては安定供給に危惧をしてしまう。
本来お金は労働と言う対価に対して入って来るとそれは実力として自信につながる。
原油と言う資源に対して入ったお金は決して手にした人の身には成らない。
それは身に覚えの無い棚から牡丹餅と同じだからだ。
だから原油と言う資源が無くなったら、お金が入って来なくなる。
労働と言う実力で在れば無限にお金が入ってくる可能性がある。
だからイラクは労働と言う実力をつけるために、国に力をつけるため武力行使して領土を拡大する、それが海に面しているクエートである。
先進国は決して自国利益の為だけに、産油国を利用してはいけない、原産国も資源が無くても生きていけるように支援すべきだ。
支援できなければ、イラクは独自で開拓するしたか無い。
だからイラクの武力行使は正当である。
●意見が理解しづらいです…すいません。
●基本的に「イラクの武力行使は正当である」と理解してもよろしいでしょうか。
ということは、諸外国はイラクの武力行使に静観または協力、という立場をとることになってしまいますが。
●なるほど、武装中立ですな。
非常におもしろいと思います。