TTYの項の、
tty2やpts/0はそれぞれどんな意味を持つのでしょうか?
それらは端末の名前です。
tty? はPCに直接つながっているコンソールターミナルで、Alt+1、Alt+2、Alt+3などで切り替えられますが、それがそれぞれ tty1、tty2、tty3 に対応しています。
pts/? は疑似端末で、たとえばsshで接続された時などに使われます、またxterm等の端末エミュレータを実装するのにも使われています。
そのプログラムが,どの端末から実行されているかを表わす情報です.
TTY の項に「pts/0」とあれば,そのプログラムは「/dev/pts/0」というデバイスに割り当てられている端末から実行されています(「/dev/」の部分が省略されています).
なお,伝統的には「tty」で始まる端末は物理端末(本体キーボードと本体ディスプレイの組,もしくはシリアルケーブルで繋がったコンソール),「pty」もしくは「pts」で始まる端末は仮想端末(kterm など X Window System 上の仮想端末や,telnet/ssh などで遠隔からログインした端末)を意味します.
ちょっとわかりにくい説明になってしまいましたが,たとえば,いま自分が使っている端末がどれかを表示するには,
$ tty
と実行します(「/dev/pts/0」などと表示されるはずです).
また,
$ echo hogehoge > /dev/pts/0
などを実行すると,/dev/pts/0 に割り当てられた仮想端末に「hogehoge」と表示されます.kterm などの仮想端末をいくつか立ち上げたあと,数字をいろいろ変えて遊んでみると,なんとなく感じがわかるかと思います.
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | masahikokimoto | 241回 | 221回 | 10回 | 2008-04-01 10:34:31 |
コメント(0件)