いったん外貨を買ってしまうと売るまでは、為替相場を常に気にしないと(影響されてしまう)いけないのでしょうか。
はい、そうなります。
持ち続けるならば、
・証拠金を増やして1ドル1円になってもロスカットにならないようにしておく。
・買いに対して、同数の売りを立てる。(両建て)
という方法があります。
証拠金を増やしておけば、また相場が戻るまで放っておけますし、買いポジションなら金利差が反転しない限りスワップがつきます。
両建ては買いで損になっても売りで益になりますから相場がどう動こうとおよそ同じ損(または益)のままです。ただし、普通マイナススワップのほうが高いので少しずつ損が増えます。
また、両建ては取引会社によってはできない場合もありますので確認が必要です。
いわゆるFXは信用取引、仮想取引であり、現物を買ったり売ったりするのとは少し違います。
だからこそ少額で始められるので、当たれば利益も大きいし、外れれば損失も大きくなります。
証拠金はあくまで差損を補填するためのものなので、損が大きくなれば証拠金も積み増さなければなりません。
時により放置したいなら、現物取引しかありません。
1万$なら1万$分のお金を払ってドルの現物を買えば、ドルがいくら下がろうとそのまま放置できます。
株と同じです。
紙幣そのものはどこかに預けっぱなしにしておいて、いざ、急騰した場面では速攻で売る事も可能です。
現物は銀行の手数料が高いんですよね。
FX会社を通じて手数料すくなく、外貨の現金を受け渡しできるFX会社もありますよ。セントラル短資とか。
FXでも現物買ったようにすることはできます。レバレッジ1倍にしてしまえば、現物と同じレベルです。つまり1万ドルなら100万円くらい預けておけばいいです。FXならスワップ金利がつきます。現金寝かしているよりはいいです。
デメリットは
当然、海外旅行などでこのドルを使えない。必要なときに使えないかもしれない。決済するときが全てですそのときの相場で儲けも出れば、損にもなる。
FX会社が倒産する可能性がある。
など。
結局リスクとメリットを秤にかけるって事ですね。
最初に言った両建てについてですが、どこかで決済しないと損にならないけど益にもなりません。決済するタイミングを間違えると損が出る可能性もあります。念のため。
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