THEME:「真冬の旬の味覚」「冬の健康づくり」「今年の通年サプリ」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は1月20日(火)正午で終了させて頂きます。
といっても、ヒラメが庶民に手が届かない魚ということではありませんよね。ヒラメの持ち味をいかに引き出すかという考え抜かれたワザが究極です。
ヒラメの産卵は早春から始まるので、3月から後のヒラメは別名「猫跨ぎ」。12月からちょうど今月一杯くらいまで、遅くとも2月中までが、最も美味しい季節です。そのヒラメを使ったこのしゃぶしゃぶは、真冬の味覚の王様と言っても良さそうです。
新鮮なヒラメが手に入ったら、何と言っても刺身が絶品ですが、このしゃぶしゃぶ計画は、そんな刺身を冬らしく食べていこうという作戦なんですね。これだけの素晴らしいレシピをストックしておきながら、なぜ鍋奉行コンテストに出さなかったのかと思いましたが、これが鍋とは一線を画す、どちらかというと刺身のバリエーションという位置づけだからと分かって納得です。
ヒラメは脂肪が少なく、逆に良質のタンパク質に富むので、とても健康的な食材の一つだと思います。そんなヒラメのエキスがたっぷりと出たお出汁も豪華ですね。本当に丁寧に、まるで吸い物を作るように取ったお出汁でのしゃぶしゃぶは、鍋奉行コンテストにあった魯山人風すき焼きにも匹敵する美食と言えると思います。向こうが陸の至高のメニューなら、こっちは海の究極のメニューと言えるでしょう。いやー、食べてみたくなりました。
最後のひらめ茶漬けにぐぐっ!とひかれました。
このレシピはヒラメをあますところなく使用していますね。きっとヒラメも本望なのではないかと思います。
鍋ととらえるのではなく、お刺身をホットで!という感覚にも惹かれました。
ダシを取る時、アクは必死にすくっていましたが、完璧に生臭さがとれなかったんです。YuzuPONさんの生臭みの取り方を読んで、まだ足りなかったんだと思いました。
丁寧なレシピなので、これならすぐに試せそうです。
タレもいろいろ試せそうですね。柚子胡椒とかいれてみたらどうなるかな?
今週は居酒屋鎧を開く予定なので、ダンナとも相談して土曜日にイキのいいヒラメが手に入ったらしゃぶしゃぶにしてみようと思います。
もちろん最後のお茶漬けも♪
みんなそれのために2切れぐらいずつ残しそうですw
たいていの近海魚は脂の乗った冬がうまいと言われますが、寒ヒラメと呼ばれる冬のヒラメもまた格別の味わいです。冬にヒラメが呼び物の地域の旅館に行くと、必ずと言っていいほど出てくるのが、寒ヒラメの刺身としゃぶしゃぶです。今回はこの寒ヒラメのしゃぶしゃぶをイエで楽しむ方法をご紹介してみたいと思います。
用意する物は、
・寒ヒラメ(刺身でも食べられる鮮度の良い物)
・キノコ類、シラタキ、ネギ、白菜、春菊などお好みの具
・タレ ポン酢醤油、大根おろし
まず、ヒラメは薄目の刺身のように下ろします。ヒラメのさばき方は検索すれば見つかりますが、包丁が苦手な人は売り場にお願いすればやってくれます。アラは出汁を取るのに使いますから、必ず一緒に持ち帰ってください。
イエに帰ったら、まずヒラメのアラで出汁を取りましょう。出汁はただ煮ればいいわけですが、それでは生臭みが出ておいしくありませんので、ちょっと手間をかけましょう。
まずアラに強めの塩をします。15分ほど置いて、たっぷりのお湯で湯通しします。頭は30秒くらい。その他の部分は10秒ほどで引き上げ、氷水に取ります。
氷水で締めたアラを、流水で丁寧に洗ってください。ヌメリや血を洗い流すことはもちろん、ここで血合いなどもあれば取り除きます。ヒラメに血合い?と思う方もいると思いますが、魚ですからやはりあります。頭の後ろには血合い骨もあります。
付着している血の固まりは竹串などを使うと取りやすいです。この洗浄工程をていねいに行うことが生臭みを出さない要点です。
納得いくまで洗浄したら、鍋に適宜の量の水を入れ、アラと出し昆布を入れて火にかけます。沸騰直前まで強火、あと一歩で沸騰というところで中火にし、沸騰して鍋底から泡は立っているけれど、ボコボコ煮えたぎるほどではない程度の加減を維持しながら煮出します。浮いてくるアクはていねいにすくい取ってください。これも生臭みを出さないために重要です。
汁に透明感が出てアクもおさまったら、軽く塩をして味を調えてください。これで、このまま飲んでもおいしい潮汁になるような出汁が取れたと思います。
温かいご飯にヒラメの刺身を乗せ、昆布の佃煮をあしらってアツアツのこの出汁をかけると、豪華鮃茶漬けのできあがりです。料理人の特権で、軽く一杯ぜひどうぞ。うまいっすよ。
話をしやぶしゃぶに戻します。鍋に出汁を入れ、キノコやネギなど用意したお好みの具を入れて食卓に運び、火にかけます。煮立ってきたら、各自ヒラメを箸にとって、しゃぶしゃぶ。タレはポン酢醤油に大根おろしを入れたものが合うと思いますが、お好みで紅葉おろしなどもいけると思います。しゃぶしゃぶを堪能していると、そのうち入れておいた具がよく煮えてきますから、そうしたら普通の鍋料理と同じように具も味わってください。
ハザマさんからは、お鍋料理は先日ぞんぶんに語り合ったので今度はお鍋以外で、とのことですが、寒ヒラメのしゃぶしゃぶは、しゃぶしゃぶが終わると鍋料理のようになるものの、しゃぶしゃぶ本体は、刺身を冬らしくホットでいただくという感覚です。
おいしく作るコツは出汁の生臭みを抑えることですが、もし失敗したら、生姜の絞り汁を加えてください。風味が変わってしまいますが、これはこれでおいしくいただけます。