自分で考えてみたところ、コメント欄のようになりました。
これ以外の要素がないとすれば、端的に言って利益率が5%減る事を補って余りある集客効果があるという事だと思うのですが、どうも腑に落ちません。
何か見落としているのでしょうか?
カード会社の手数料の分だけ利益が減るという前提がおかしいんじゃないですか?
今まで普通に現金で払っていた客がカードを利用するようになることも少しはあるかもしれませんが、クレジットカードを導入しても必ず全員がカードで払うようになるわけではありません。
ですから、カードで集客できるのであれば既にプラスであり、別に手数料分のマイナスを補う必要があるかどうかというふうには考えないのが普通でしょう。(カードの手数料分で赤字になるような値段設定ならば別ですが非現実的です)
カードの導入で集客効果があるとすれば普通はそれだけでプラスです。
カード導入前の利益を100とすれば。
カード導入後、今までの客の30%がカードで払ったとして、利益が100-100×30%×5%=98.5に減るだけです。
(手数料、カード払いに移行する客の率共高めに見積もっています)
この1.5の分さえカードの集客で補えればいいわけですから、5%利益が減るという考え方はおかしいです。
カードを使える店ということではじめて入った客が他の客を呼ぶ可能性もあり、集客という点だけでも十分デメリットを補っていると思います。
ぱっと浮かんだメリットは
・高額の決済が望める→お客さんが大量の現金を持ってくる必要がないため、単価がアップする可能性があります。
・後払い、分割払いが可能になる→カードの決済は後日になるため、今現在懐に余裕がないお客さんでもお店に立ち寄る可能性が高まります。
あたりでしょうか。
ですからそれは利益率が5%減るというデメリットを上回るメリットを店にもたらすのですか?
クレジットカード導入のメリット
お客様はこんな理由でクレジットカード払いを希望しています。
説得力はあるんですが、やはり利益率が5%減るというデメリットを上回るメリットを店にもたらすのか不明です。
> 端的に言って利益率が5%減る事を補って余りある集客効果があるという事だと思うのですが、どうも腑に落ちません。
利益率が5%減る事を補って余りある集客効果があれば、導入店舗は100%になります。
以下の調査では、1/4は導入していないので、業態にもよりますがそこまでの集客は期待できないのでは無いでしょうか。
http://retech.jp/PDF/RT-200703.01/20-21.pdf
http://retech.jp/PDF/RT-200703.01/22-23.pdf
上記でのメリットは、①顧客ニーズ・サービス向上、②売上・売上単価向上、③集客率向上、④競合他社との差別化、⑤マーケティングツールとして活用、⑥現金取り扱いリスク削減、などが挙げられていました。
利益に直結する項目より、顧客サービスの方が高いのは、それほど売上げが伸びないので、顧客サービスとして納得しているということが多いということのように感じます。
>利益に直結する項目より、顧客サービスの方が高いのは、それほど売上げが伸びないので、顧客サービスとして納得しているということが多いということのように感じます。
実はこれが本質なんじゃないかと思うんですね。
自社だけが導入しないのは不利だけど、みんなが導入したら変わらない。
顧客サービス=顧客満足度は、相対的なものだから。
つまり参加せざるを得ない競争の仕組みをクレジットカード/電子マネーは作ろうとしてるんじゃないかと。
業種によるでしょうが、5%減の利益率を補う売り上げ増は、とてもハードルが高いはずです。
顧客サービスも売り上げに還元されなければ、意味がないですよね。
とすると、クレジットカード/電子マネーって、運営会社が全体の富を吸い上げているだけの仕組みなんじゃないでしょうか。
客のお金が足りない場合にカードに対応していれば、カードで払ってもらえます。
回収の手間が省けますし、客も恥をかかなくて済みます。
カードに対応している店なら持ち合わせが微妙な時でも入りやすいです。
また、カードに対応してることでちゃんとした店だなという印象を与えることもできます。
>客のお金が足りない場合にカードに対応していれば、カードで払ってもらえます。回収の手間が省けますし、客も恥をかかなくて済みます。
レアケースで、メリットとしては小さすぎますね。
>カードに対応してることでちゃんとした店だなという印象を与えることもできます。
これはまあありそうですが、やはり
「自社だけが導入しないのは不利だけど、みんなが導入したら変わらない。」仕組みだなあ、と。
お店のデメリット
お店の店のこのデメリットを馬回るメリットとは、
今日は、お金ないからいいや・・・が、なくなる
カードだから、もうちょっと買ってもいいか・・・
ということになります。
手数料は2、3%でしたか。
どこかに確認できるソースがあればいいんですけど。
というか、みなさんコメント欄読んでませんね。
質問文に組み込んであるんですが。
最近はクレジット決済を使う人が増えてきました。
・ポイントなどがたまること(実質の割引券みたいなもの)
のサイトが詳しいです。
・電子マネーの普及でクレジットカードを持つ人が増えたこと
・小銭を持ち歩かなくてもよいこと
・明細が家計簿代わりになること
・暗証番号を入力して決済できるようになり安心感が出てきたこと
・食後にお金のことを考えるとせっかくの気持ちが台無しになる
顧客にとってのメリットはわかるんです。
問題はそれが手数料というデメリットを上回ってお店のメリットになるのか、です。
カード会社の手数料の分だけ利益が減るという前提がおかしいんじゃないですか?
今まで普通に現金で払っていた客がカードを利用するようになることも少しはあるかもしれませんが、クレジットカードを導入しても必ず全員がカードで払うようになるわけではありません。
ですから、カードで集客できるのであれば既にプラスであり、別に手数料分のマイナスを補う必要があるかどうかというふうには考えないのが普通でしょう。(カードの手数料分で赤字になるような値段設定ならば別ですが非現実的です)
カードの導入で集客効果があるとすれば普通はそれだけでプラスです。
カード導入前の利益を100とすれば。
カード導入後、今までの客の30%がカードで払ったとして、利益が100-100×30%×5%=98.5に減るだけです。
(手数料、カード払いに移行する客の率共高めに見積もっています)
この1.5の分さえカードの集客で補えればいいわけですから、5%利益が減るという考え方はおかしいです。
カードを使える店ということではじめて入った客が他の客を呼ぶ可能性もあり、集客という点だけでも十分デメリットを補っていると思います。
新しい視点をいただきました。
ありがとうございます。
>カード導入後、今までの客の30%がカードで払ったとして
このパーセンテージは徐々に上がっていくでしょうが(電子マネーを含めて)、利益率の高い業種においては集客効果の恩恵(具体的な数字がわからないのが難点です・・・)の方が大きいのかもしれません。
現金を持ち歩かなくてよい(お客さん)、支払が何といってもスマート
現金を持ち歩かなくてよい→利便性、安全性
支払がスマート→見栄というか、ファッショナブルといえるのかな?重要だと思います。
デートではクレジットカードを使える店を選ぶかもなあ。
新しい視点をいただきました。
ありがとうございます。
>カード導入後、今までの客の30%がカードで払ったとして
このパーセンテージは徐々に上がっていくでしょうが(電子マネーを含めて)、利益率の高い業種においては集客効果の恩恵(具体的な数字がわからないのが難点です・・・)の方が大きいのかもしれません。