妊娠初期の妊婦です。トリプルマーカーテストを行う事にしました。
確率が悪ければ羊水検査を行い、結果が悪ければ堕胎を考えています。
実際、兄弟に重度の知的障害者の居る友人や、ダウンを生んだ家庭も知っています。
友人は、親に「俺が死んだら面倒を見るように。」と言われ、相手方の反対で結婚が流れました。
ダウンを生んだ方は、仕事を続けるが困難になり辞め経済的にも困難なようです。
もし、自分達が老いた後に誰が面倒を見るのか、経済的に、肉体的にと考えた所、
今までに見てきた家庭を考えてみて、育てていける自信がありません。
社会も、障害者に優しい社会だとは決して思えません。
考えを述べた上で、友人に相談してみた所、「アンタ最悪」
「何様?命を選ぶ権利があるの?」「堕胎なんて、人殺しじゃない。」と言われました。
私には、彼女の言葉は何も考えていない偽善や奇麗事にしか聞こえないのです。
そこで、妊娠五ヶ月以内の堕胎が出来る時期に、子供が障害者だと解ったらどうしますか?
皆さんの正直な気持ちをお聞かせください。
障害者だから堕胎が可能と言うのは日本の法律では不可能ですが、
実際、検査を行って、ダウンと認定された方は9割程度の方が
「経済的理由」と言う物で堕胎をしているのが現実とは聞きました。
>宗教っぽいことを言えば~
障害のある子供は、健康な子供よりは苦労が多いと思うのです。
また、親も、周りも。
誰もが皆優しい世界ならいいですが、そんなことはありえません。
差別意識は、競争社会である以上ほぼ本能のように思えるからです。
ちょうどトリプルマーカーテストの始まった頃の番組ですので、残っていません。
たしかクローズアップ現代だったような気がしますが。
「障害があるからと言って子供を降ろすことに対して」というアンケートもとっていて、障害者の親の9割が反対なのに対して、障害者本人の8割が賛成というもの凄い開きが出ていました。
差別とか競争とかなくてもハンデをおった人はハンデのある生き方しかできないもんです。知的障害でなければ今の世の中、多少の我慢で生きていけますけどね。
NHKでマーカーテストの事をやった時。
障害を持って生まれた人たちに「生まれる前に障害がわかっていて、堕胎される障害者についてどう思うか?」と聞いたところ、意外にも「いいと思います。自分も親に迷惑かけて生きてるのが辛いので。」と言っていました。
宗教っぽいことを言えば、生まれてこない子供より不幸なのは、生まれて来ても幸せになれない子供です。現世が天国の人もいれば地獄の人もいます。地獄になるのが薄々わかっていて産みおとされるのは酷な事です。