資本主義は生き延びるためにカンフル剤を打つことを選び、国家の資産を食い潰すために民営化を行い、東西対話を行なって冷戦終結=グローバル化の準備をはじめた。1986年が人類文明の成長の限界であり、破局のときであったのだ。
それから約22年が過って、サブプライム危機、製造業の不振は、カンフル剤がきかなくなって、いよいよ危篤状態になったということだ。日比谷公園派遣村のような終末風景をこれから日常的に見ることになるだろう。
人類は動物の一種であるのに、自分だけが偉いと勘違いして、自然を破壊しつくしたところに原罪がある。我々もこの原罪から逃れられない。
さて、これからの時代、何を考えて生きていけばよいでしょうか。何が一番大切でしょうか。
あれこれ考えても、破局がくるのだとしたら、あんまり悩まないことが大切かもしれません。
ニートも、サラリーマンも、勝ち組も負け組も、もう関係ないですよ。
ヨハネ黙示録に登場する「第三のラッパ」というのが1986年だという人もいます。
第三の御使い ラッパを吹きしに
灯火のごとく燃える大いなる星
天より落ちきたり 川の
三分の一と水の源水との上に落ちたり
この星の名はニガヨモギという
水の三分の一はニガヨモギとなり
水の苦くなりしによりて
多くの人死にたり
ヨハネ黙示録 第八章
共産主義が失敗して資本主義も失敗したんなら、新しいイデオロギーが出てくるチャンスじゃないっすか。貨幣経済はなくならないけど。
新宿のホームレスさんに「地球が温暖化して日本がハワイ並の気温になることについてどう思いますか?」って聞いたら「暖かいのはいいことだな」って答えてましたよ。
たしかに赤道直下の国で着の身着のままで暮らしてる人って珍しくないし悲壮感もないですもんね。
とりあえず、サブプライム、リーマン、製造業不振、派遣切りと来て、次のビックウェーブは何ですかね? って証券テクニカルアナリストの資格をこないだ取って嬉しそうな兄ちゃんに聞いたら「明後日あたりのGM」と具体的に答えてくれました。
このビックウェーブが来たら本当にどん底なので次はもうないと思って大丈夫、らしいです。
共産主義も資本主義も、つまるところ物質最優先でした。
ものがたくさんあれば幸せになれる。
ものがたくさんもてる夢のために生きる。
そういう物質主義的な生き方を超えるべき時代かもしれませんね
スペースシャトルは現在ほとんど骨董品です。まぁ、その前にソユーズは先祖返りか?と言われそうですがね。そのソユーズ(及びプログレス輸送船)が今のISSの建造の主役でして。
チェルノブイリも上に同じ こいつは黒鉛炉(プルトニウム生産炉が原点)です。今は兵器用プルトニウムの生産に向かない軽水炉が主流です。
冷戦終結これは間違いであったとする見方も無いではないです。中東、バルカン半島への睨みが利き難くなって暴発しましたから。ただ、既に鎮静化に向かっています。
サブプライム危機、製造業の不振 まぁ、日本の一昔前と同じですな。米国の大盤振る舞いに期待しましょう。
日比谷公園派遣村のような終末風景 ワテみたいなニートには耳が痛いですな(滝汗
-上を向いて歩こうってどこぞの歌詞にありますが、上ばかりではなく前を向いて歩きましょうや。
てか、1986年で終わられたら当時小学生だった者はどうすれば?とw