資本主義は生き延びるためにカンフル剤を打つことを選び、国家の資産を食い潰すために民営化を行い、東西対話を行なって冷戦終結=グローバル化の準備をはじめた。1986年が人類文明の成長の限界であり、破局のときであったのだ。
それから約22年が過って、サブプライム危機、製造業の不振は、カンフル剤がきかなくなって、いよいよ危篤状態になったということだ。日比谷公園派遣村のような終末風景をこれから日常的に見ることになるだろう。
人類は動物の一種であるのに、自分だけが偉いと勘違いして、自然を破壊しつくしたところに原罪がある。我々もこの原罪から逃れられない。
さて、これからの時代、何を考えて生きていけばよいでしょうか。何が一番大切でしょうか。
集まったのは殆どが派遣に関係ない人たちだったとか。
彼らにとって誠実さってなんでしょうね?
でも、派遣切りをされると、即座にホームレスと同じ待遇になるということが、よくわかりました。
ボランティアも、村民も、実は大差ない、板子一枚というきわどいところで生きていることを感じました。
あれって共産党のお金持ちの人が方々のホームレス(派遣とか関係ない。)に小銭と日比谷行きの切符を買ってあげて集めたそうですよ。共産党の人が自分で作った新聞にそう書いてました。とほほ。
もし本当に何人かの派遣切りの人たちがあそこに集まっていたとしても、普通の炊き出しなら新宿なんかで何年も前から毎週毎週やっていて、そこに生活困窮者が集まっているというのに。
何年も前から困ってる人たちがいる方はスルーして、キャッチーな方にみんな注目してるあたり、非道い話だなあ~と思いました。
あまり最近聞かない言葉ですが、「ルンペン」って言葉はマルクスが作った言葉で「働く意欲すら失った人」「ブルジョワ階級の扇動に乗りやすく政治に非協力的な最貧層」という意味があるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%B...
これから重要なのはこういうのに騙されないようにする、って事でしょうね。
だからあんなに政府批判ばかりしていたのかなあ
この不況は、政府のせいではなく、人類の原罪だと思うのだけど、そういうふうにいったら、喧嘩になりそうな気配だったもんなあ
派遣村の中は、共産党系の記者以外、カメラでの撮影は禁止されてましたから、トホホな部分はほとんど写ってなかったんですよね。
それでも凸して人やら共産党新聞の写真をを見たら、なぜか「憲法9条改正反対」って書かれたポスターや横断幕が写ってましたw
あげくの果てに夜はみんなで励まし合うために「インターナショナル」(残人類共産化革命歌)を歌ったとか……
そんで厚生労働省の講堂を乗っ取ったわけですから、革命派は「してやったり!」ですよね。
あの人達の前で「人類の原罪」とか言ったら「粛正」されますよw
宗教は敵ですからw
私も原罪なんてちーっとも思ってませんけどね。
だってこの不況を糧に過去最高の経常利益を上げてる企業だってあるんですもん。
同じ方向でばっかり経済が流れてたらそれこそ人類は終わりですよ。
やたらと危機感が煽られてるのはトヨタと経団連が一番困ってるからでしょう。彼らが派遣の自由化=現代の奴隷制度を作り出した張本人なのに。
一番怖いのは派遣の自由化=現代の奴隷制度を作り出した小泉純一郎の支持者がまだ沢山いるということ……「次の総理になって欲しい人ランキング」で2位だとか。
そういう人ってどんだけ馬鹿なんだ。って思います。そういう人は家があっても頭はルンペンなんでしょうね。
トホホ。
たしかに肖像権なのだか、プライバシーなのだか知らないけど、異常に報道規制うるさかったですね。
お調子にのってカメラ狩りみたいに見回りしているボランティアもいましたよ。
厚生労働省の講堂の乗っ取りは、たしかに「快挙」というか、自慢げでしたね。
厚生労働省の人たちが一生懸命になって講堂をあっためていたら、ホームレスの人たちの体調がおかしくなったりして、あわてて部屋の温度を下げたりしてました。ホームレスは体温が低いからばい菌が悪さをしないで、うまく共生しているのです。でも体を温めると病気になるのです。
ま、あれはあれで、共産党の人たちの思惑とは別に、僕にとっては面白い体験でした。
トホホがっておられるように、小泉元首相に再登場を期待している人たちこそおめでたいですね。
みんなテレビの見すぎ。瞬間芸のような一言にだまされて、自分で自分の生活を苦しくしている。
まあ、文明の原罪、人類の原罪というのが正しいかどうかは、あと10年もしないうちにわかるでしょう。なんといっても、もう略奪すべき自然が地球上に残されていないところが、すべての危機の根源なのだと思います。
こんな時代だからこそ誠実に生きることが大切ではないでしょうか。