資本主義は生き延びるためにカンフル剤を打つことを選び、国家の資産を食い潰すために民営化を行い、東西対話を行なって冷戦終結=グローバル化の準備をはじめた。1986年が人類文明の成長の限界であり、破局のときであったのだ。
それから約22年が過って、サブプライム危機、製造業の不振は、カンフル剤がきかなくなって、いよいよ危篤状態になったということだ。日比谷公園派遣村のような終末風景をこれから日常的に見ることになるだろう。
人類は動物の一種であるのに、自分だけが偉いと勘違いして、自然を破壊しつくしたところに原罪がある。我々もこの原罪から逃れられない。
さて、これからの時代、何を考えて生きていけばよいでしょうか。何が一番大切でしょうか。
>仮に(あり得ないけど)自然の法則に反してこのまま経済が一途に下降線をたどり、
経済が自然現象だったら、自然の法則に従うでしょう。
経済が文明現象だったら、必ずしも自然の法則に従うとは限らないでしょう。
上下動はあるにしろ、文明が出現してから長期的に見れば上がり勾配でしたからね。
自然現象的なサイクルだったら、上下動しながら中期に丘を描いて、
両側にテールが伸びるカンジになるから、ある時を境に逆転しますよね。
ShinRaiさん的には「文明現象(?)」のたどるラインってどういうものだと思います?
あるポイントをこした瞬間、ほとんど上下動もせずに一直線に下降するんでしょうかねえ?
それともこのまま数十年周期で上下しながら地球が消滅するまでは一途に上がり続けるんでしょうか?
とりあえず、前者をとって、経済が一途に下降線をたどると仮定するなら、やっぱり物資の確保と戦備の増強が最優先でしょう。
個人レベルではさっさと日本には見切りをつけて、人口毎の資源が比較的に多い北米やオセアニアあたりに移住すると良いと思います。
資源の割には人口が多すぎるアジアは厳しいですよね。
http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/100econ/120doms/122dist/1...
文明のカーブについては、ローマクラブの成長の限界にシミュレーション結果があります。
これを見ると、最初に落ちるのが、工業生産になっています。
てことはやっぱ比較的に自然っぽいサイクルではあるみたいですね。
そにしても、工業生産が一番初めに落ちるとすると、日本あたりはやっぱ危なそうですね。
資源も無い上に人間も多い、だけど世界的にも資源不足になるから、
工業生産用の原材料を海外から持ち込もうにもコストが高すぎて手に入らないってとこでしょうかね。
世知辛い・・・。
自然から資源を略奪しつくして、もうこれ以上伐採できる森林もなければ、農耕に使える土地もないわけで、文明の行き詰まりは、自然がなくなったからおきたといえます。
そういう点では、自然のサイクルですね
好景気の後に不景気が来るのは当たり前。同じように不景気の次は好景気がくる。
必要なのは好景気の時に偏りの無い資産運用をし、技術や知識の蓄積をして、
不況がきても動じず、景気が好転するまで最低10年は耐え抜ける志望強さ。
仮に(あり得ないけど)自然の法則に反してこのまま経済が一途に下降線をたどり、
日比谷公園派遣村どころか戦中・終戦直後のような光景を日本で再度見るようになるとするなら、
まずすべきは物資の確保と自給率の向上=>戦争の準備。
もし本当に世界人口が地球の許容限界を超えているなら、自然の成り行きとして間引き(戦争など)が起こると思うべき。