THEME:「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090721
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は7月27日(月)正午で終了させて頂きます。
二酸化炭素削減の大目標は、国際信義の問題としても、何が何でも達成していかなければなりませんが、だからといって戦時中の「欲しがりません勝つまでは」のような締め付けを強いられたら困りますね。温暖化防止の努力をすればするほど暮らしが豊かで楽しくなるのがイエはてな流だと思います。
最近、業務用エアコンなどに「排出権付きレンタル」というのがあるようです。エアコンメーカーが取引で手に入れた排出権をエアコンに付けてレンタルしてくれるんですね。
炭などのカーボンニュートラル燃料は、いわば無限の排出権付き燃料と言えると思います。これからはこのカーボンニュートラルという名の無限の排出権をいかにうまく使いこなしていくかが、生活の中からの排出量を劇的に減らしていくキーポイントだと思いました。「さようなら化石燃料、ようこそ森の燃料」時代の幕開けをイエはてなから!といきたいものですね。
CO2削減のためには、無駄なエネルギー消費を減らすことと共に、どうしても使わなければならないエネルギーについても、できるだけCO2を排出しないものに変えていくことが大切です。
そのために考えられるエネルギーの一つが「原子力」ですが、原子力にはCO2より遥かに危険で処理が難しい放射性廃棄物の問題がつきまといますから、原子力でCO2削減という主張は、交通事故撲滅のために全ての車道を爆撃して破壊しましょう、と提案するのと同じくらい物騒なことと言わなければなりません。
そこで、既に何度かイエはてなでも語らわれて来ましたが、「カーボンニュートラル」という考え方の導入です。薪や炭なら、燃やして出る二酸化炭素は、その樹木が光合成によって取り込んだ二酸化炭素だからプラスマイナスゼロ、という考え方です。
そのためのアイデアの一つが、"イエコト・ミシュラン" #036「暮らしに太陽の恵みを生かすアイデアコンテスト」で書かせていただいた太陽の恵みを活かす《ベランダ・キッチン》計画ですが、さらにキッチンのコンロはガスや電気が当たり前という思い込みを捨てて、七輪専用の台を用意したりすると、日常的にカーボンニュートラルなエネルギーが活用できるようになります。
えー、キッチンで炭? 匂いが・・・・、という声も聞こえてきそうですが、炭だからと言ってバーベキューをしたりホルモンを焼いたりするわけではありません(焼いてもいいですけどw)。むしろ炭火が活躍するのは煮込む料理。カレーやシチュー、ボルシチなど。肉じゃがなんかも炭火でやってごらんなさいって。炭火の遠赤外線でふっくらと煮上がったおジャガは、もー絶品ですよ!!
夏なら辛さが食欲をかきたててくれるチリビーンズなんかいいですね。夏の煮込みはキッチンだと熱が籠もっていやですから、ベランダに出てやりましょう。こんな移動もサッと出来るのが七輪の魅力です。
こういう煮込み料理が、CO2排出の問題を考えずに出来るんです。これってすごいことですよ。じっくり煮込めば美味しくなるのが分かっていながら、環境負荷を考えると心が痛んだスープなども、好きなだけコトコトやって大丈夫。もちろんあまりやりすぎると都市排熱の問題が出てきますが、そこは植物を植えたりして回避の努力をしてくださいw
薪風呂、薪ストーブなどの導入が出来る地域ならそれが最高ですが、七輪くらいなら、住宅密集地でも可能ですね。七輪一個で、どれだけのCO2が削減できるでしょう。燃やせばCO2が出る、ではなく、燃やしてもCO2の増加を考えなくていいエネルギーがあるという気付き。これが大切です。
様々な料理を飛躍的に美味しくしてくれる炭火を楽しみつつCO2削減。ケチケチせず、ふんだんにエネルギーを使いながら環境貢献。こんなにうまい手は無いと思います。みんなで炭を使いましょう。炭火は一酸化炭素の問題や防火上の注意が他のエネルギーとちょっと違いますので、その点十分注意する必要はありますが、事故防止の観点が違うだけで、危険性はガスも電気も炭も同じです。安全に使う限り、炭火は素晴らしいエネルギーです。炭を使えば林業が栄え山が守られ、その点でも温暖化防止に役立ちます。炭が地球を救うかもしれません。この夏のバーベキューを機会に、炭を日常的に愛用するライフスタイルを考えてみてください。