THEME:「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は7月27日(月)正午で終了させて頂きます。
私は、オゾン層破壊問題やダイオキシン問題を経験する見地から、使い捨てになる物には塩素系プラスチック製品は選ばないようにしています。
塩素系ラップを製造しているメーカーのサイトに行くと、ダイオキシンは食塩を含む生ゴミなども影響するからラップだけが悪者ではないという論法で、ラップにこだわる前にゴミ減量やゴミ出しルールの厳守の方が先だというような主張が掲載されていますが、私は、非塩素系ラップを使いつつ、さらにゴミ減量とルール厳守に努めるべきと考えています。
また、食品包装用ラップには、環境ホルモンとして疑われている物質が使われている製品もありますから、その点にも注意が必要でしょう。
そんなわけで、食品包装用ラップは、なかなか製品選びが難しいと思うんですよね。安売りしてたから買ってきたでは済まされない問題もありますから、ぜひこれなら安心・安全と胸を張って言える製品を探してほしいと思います。
みなさん、サランラップはどのようにして使っていますか?
食品を保存するためにかぶせるため?それとも、電子レンジで温めるために使いますか?
サランラップのかかっていない冷蔵庫はほとんどないでしょう。
電子レンジを使わない毎日はおそらくないでしょう。
それほど、サランラップは私たちの生活に根付いているわけです。
だったら、もう1つ私たちの生活に習慣化させてみませんか??
私の提案するイエからのエコロジー。
それは、サランラップを調理中のまな板、食事のお皿の下に乗せることです。
簡単です。魚や野菜をまな板に載せる前にサランラップを乗せる。
お皿に食べ物を載せる前にサランラップを下に敷くだけ。
これだけで、水をムダにすることがない。目的はCO2削減です。
水道水とCO2にどのようなつながりがあるのでしょうか?
私の地元では、かつてヘドロ問題があり、かつてはそのまま家庭生活水を
そのまま流していた時期がありました。美しかった駿河湾は汚れ、
たくさん獲れた魚や海草ももはや小ぶりなものばかり。味も落ちました。
生活用水を垂れ流さないために、食器洗浄機も買いました。
しかし、食器洗浄機は電気を使います。もっと単純な方法があるはず・・・
そう考え続け、4, 5年経ったある日のこと。
NHKのある番組(番組名は忘れてしまいました!)でサランラップをまな板に
乗せるとまな板が汚れないというトピックを扱った回がありました。
目から鱗です。なぜなら、サランラップは保存するためだけに使うものだと思っていたからです。
サランラップをお皿に敷いても変わらないだろう。
そう考え、脂っこいものの食事の時にはサランラップを以来敷くようにしています。
汚れが、お皿につかない。お皿につかなければ、水を使わない。
水を使わなければ、電気を使わない。当たり前の水、水が本当に「当たり前」のものなのでしょうか?
地球上で使える水は淡水、その淡水はわずか1.2から1.6%しかありません。
その1%弱の水を世界60億人以上で使っているわけです。
当然、60億人が平等に、等しく使えるわけではありません。
水へのアクセスがなく、病原菌に感染する可能性のある汚水や重金属の水を、
生活用水、飲料水として使っている国がなんと120ヶ国以上!延べ人口にして45億人!
世界の半数以上、そして世界人口のおよそ3/4が生命の危険に侵されている。
摂取する水に危険因子があると、生命の質(QOL)も下がります。
水が生活の質を支えているのです。キレイな水を毎日飲みたい、使いたい。
反面、水が当たり前のもの、かつては「タダ」と言われていた日本はどうでしょうか?
日本は湧き水に恵まれた国、雨水が木々の保たれ、土壌を通じて、浄化される。
きれいな水によって微生物や虫、魚や鳥によって生態系が維持される。
人間は水の恩恵を受けている最大の生き物です。
水が無くては、農業ができないし、鉄だって作ることができません。
水を大切にすることで、CO2を減らす生態系を作る。
また、生態系が安定することで異常気象、さらには生活の質が向上する。
環境や生活が安定すれば、エコ意識も高まり、CO2削減にも目が向くようになる。
そうです。生活が安定し、生態系が安全になれば、エコに参加する余裕が出てくるのです。
そのためにも、まずはきれいな水をきれいなまま下水に流せるようにする。
だから、サランラップを使いましょう。
雨に水に森林に恵まれた国からCO2削減、始めませんか?
技術や排出権取引のような小手先なものを私たち家庭人は使えません。
日常生活から始められる現実的で、かつ地域に根ざしたちょっとした家庭的なエコから始めます。