THEME:「木の実で遊ぶ」「○○の秋」「体育の日に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は10月13日(火)正午で終了させて頂きます。
無加工の木の実をそのまま楽しむ、これぞ最も素朴な木の実遊びですね。私が知っているのは「杉でっぽう」です。紙玉でっぽうと同じですが、紙玉の代わりに杉の実を使います。昔の子供はまだ青い杉の実をポンポン飛ばして遊んだそうです。
クヌギの実をゴムで飛ばすのは面白そうですね。人に向けたら本当に危ないですが、昔の子供はちゃんと何をすれば危ないかを知っていたから大丈夫だったんでしょう。子供が遊んだ後に森が出来るなんて、トトロの世界みたいでいいなぁ。
考えてみると昔の子供は、色んな種の運び屋だったんでしょうね。ドングリ、ジュズダマ、オシロイバナの種、色んな種が遊び道具。そして野山を書け回って服にいっぱい引っ付く種。昔の子供の自然への貢献度は野生動物並みだったのかもしれません。
近くの公園にクヌギの木があったので、まんまるドングリを拾い集めました。でも丸いドングリは貴重品。とても飛ばして遊んだりは出来ませんでしたね。クヌギのドングリが無尽蔵に手に入った地域・時代の子供が羨ましいです!!
クヌギの実を玉に使うゲーム盤の自作は、おそらく当時の最新の流行を真似した物なんでしょうけど、それが有り合わせの材料と森で手に入る物で実現されるという所がいいですね。こういう工夫の面白さ、ワクワクします。
こんな昔遊びで童心に返ってみる木の実探索ハイキングをやったら楽しそうですね。
これは子供会とか児童館なんかの行事としても面白そうです。本当にそういう遊びを経験してきた「昔の子供」に教えてもらって、世代間交流としてもいい行事になりそうです。
(*゚ー゚)!! そういう子供のためのグリーンツーリズム。これ、いいかもしれません。今度どこかに提案してみようかな。
まずフジの実です。先日のいわしで碁石のような実と紹介されていたこの実は、おはじきになります。昔の子供は本当にフジの実でおはじきをして遊んだそうです。
都会では公園の藤棚に行かないと見られないフジですが、山に行くと勝手に生えて、そこらじゅうの木に絡みついています。育つと絡みついた相手をぐいぐいと締め付けて、杉の幹などを変形させてしまう林業の大敵だそうですが、山あいの子供たちは秋になると垂れ下がった蔓から実を採って、じゃらじゃらと袋に貯めて宝物にしていたそうです。
まん丸のクヌギの実は、ちょっと物騒ですが「弾丸」です。今ではすぐに大人に禁止されてしまいそうですが、昔はY字型の木の枝に輪ゴムを張ってスリングショットにしたものが子供のいいおもちゃで、その弾にクヌギの実が使われたそうです。
もちろん人に向けて撃ったら危険ですから、崖の上から撃ってどこまで飛ぶかを競ったり、木の葉や空き缶で作った的を目がけて撃つなどの遊び方をします。こうして発射されたクヌギの実が着地点で発芽したことも多かったでしょうね。子供の遊びが雑木林を広げていたと考えると楽しくなってきます。
話はフジの実に戻りますが、こういう扁平な実は、サイコロの代わりにもなります。
片側に印を付けた6個のフジの実を両手の平の中でジャラジャラと振り、パッと投げて、表が出た数をサイコロの目とします。双六を書いて木の実をコマにして遊んだり、昔も今もサイコロの目の数で陣地を取っていく陣取りゲームみたいな物が色々ありますが、そういう遊びにも応用できます。双六にしても陣取りゲームにしても、地面に盤を書けば、すべて野山にある物だけで遊べますね。
さらに再び話がクヌギの実に戻りますが、昔はちょっと手先の器用な子供は、板に枠を付けて釘を打ち、コリントゲームというパチンコの台を寝かせたような盤を手作りして、その玉にクヌギの実を使って遊んだということです。
http://www.asahi-net.or.jp/~RP9H-TKHS/dg_kolin.htm
盤上で弾く玉をバッターの打球とみなして、入った場所で何塁打などと遊ぶ「野球盤」もずいぶんはやったそうですが、買えば高いおもちゃですから、昔の子供は有り合わせの材料で手作り。クヌギの玉ではスムーズに転がりませんが、かえってそれがどこに飛ぶかわからない面白さになったそうです。
棘に刺されると痛いカラタチの実は、スーパーボールほどではありませんが、コンクリートの上などに投げると、ポンと弾みます。こういうのも昔の子供のいいおもちゃだったようです。カラタチの実は果実酒などにすることはありますが、生食できる実ではありませんから、勝手に取ってもほとんど叱られることはなかったようです。
こんな昔遊びで童心に返ってみる木の実探索ハイキングをやったら楽しそうですね。冬になる前に計画してみたいと思います。