その言語に精通しているのはわずかな研究者だけなので、翻訳作業が遅々として進まない、というケースがあったとします。
また、その未翻訳の文書をもし翻訳できれば、考古学に非常に貢献できるので、30億円をかける価値がある、とします。
(自分も詳しくないのですが、たとえばマヤ語はその例かもしれません)
そこで質問。
数名の子供を(たとえば難民キャンプから)選び、幼少時からその古代語(と母国語)を徹底的に仕込み、
その古代語のネイティブにさせ、成長したら未翻訳の文書をばんばん翻訳させ、
その仕事をしている間は、かなり高額な(たとえば年収1000万円)給与を与え続ける・・・
というプロジェクトに、あなたは賛成? 反対? 理由とともに答えてください。(なお予算の問題は解決済みだとします)
とうてい成功するとは思えないので反対。
まず、研究者がほとんどいないような言語を子供に誰が教え込むのか。
また、現実に使えない言語には、子供は興味を持ち続けなることはできないでしょう。
このアイディアで思い出したのが、子供をクリンゴン語(スター・トレックに出てくる異星人が使う人工言語)で育てようとした言語学者の話です。
ダルマン・スピアーズという言語学者が、自分の子供を英語とクリンゴン語のバイリンガルに育てようと、母親は英語で、父親はクリンゴン語で話すようにしたのですが、5歳になる前に子供はクリンゴン語に興味を失ってしまい、英語だけで話すようになったとか。クリンゴン語で話せるのは父親だけなのに対し、英語ならほかの多くの人と話せるからです。この例からしても、子供を「生きていない」言語のネイティヴに育てるのは無理でしょう。
反対
>数名の子供を(たとえば難民キャンプから)選び、幼少時からその古代語(と母国語)を徹底的に仕込み、
子供の意思を無視するのは嫌。
やりたいか聞いてほしい。
>その古代語のネイティブにさせ、
日常に使わない言語はいわゆるネイティブにはならないと思う。
>その仕事をしている間は、かなり高額な(たとえば年収1000万円)給与を与え続ける・・・
それだけ高額な報酬が払えるなら、ほっておいても研究者が増えると思う。
了解です。ありがとうございます。
とうてい成功するとは思えないので反対。
まず、研究者がほとんどいないような言語を子供に誰が教え込むのか。
また、現実に使えない言語には、子供は興味を持ち続けなることはできないでしょう。
このアイディアで思い出したのが、子供をクリンゴン語(スター・トレックに出てくる異星人が使う人工言語)で育てようとした言語学者の話です。
ダルマン・スピアーズという言語学者が、自分の子供を英語とクリンゴン語のバイリンガルに育てようと、母親は英語で、父親はクリンゴン語で話すようにしたのですが、5歳になる前に子供はクリンゴン語に興味を失ってしまい、英語だけで話すようになったとか。クリンゴン語で話せるのは父親だけなのに対し、英語ならほかの多くの人と話せるからです。この例からしても、子供を「生きていない」言語のネイティヴに育てるのは無理でしょう。
了解です。ありがとうございます。クリンゴン語の件は勉強になりました。
共産主義国家では、スポーツ選手などでよく見られたことだと思います。
問題は、子供の意思・能力・忠誠心と教える側の能力の問題など問題山積だと思います。
せっかく仕込んだ子供が自分で商売を始めてしまっては、、、、
了解です。ありがとうございます。
幼少時から古代語を教えて、翻訳をさせるのは、
本人の意志を無視しているみたいで、あまり賛成は出来ません。
歌舞伎の家系では、似たような事をしているとは思いますが。
ぼく自身、古代の文書で読みたい物が沢山あるので、
本音ではやって欲しいなどと、考えてたりしますが、
人道的ではありません。
その言語の自動翻訳機を作ってもらって、
出来上がった訳を、学者達に採点してもらって、
翻訳機の改良をしていくのが良いと思います。
ネット上で、対訳を載せたページを公開していたら、
マニアというか、天才が、おかしな訳を見つけて、メールを送ってくれるかも知れません。
了解です。ありがとうございます。
自動翻訳は、英語ですらロクなものがない現状では、難しいと思いますが・・・。
了解です。ありがとうございます。クリンゴン語の件は勉強になりました。