以前、下記で「外資系でリストラされる人とされない人の違い」を質問しました。
出来る人とできない人の差は、10倍以上とのことでした。
http://q.hatena.ne.jp/1277820872
それはわかりました。
では、外資系の人をABCランクにすると
A出来る上位20%の人
B普通の人60%
Cリストラ対象の下位20%の人
と分類するとしましょう。
AとBの差はなんでしょうか?
Aの人はいつもAランクで、Bの人はいつもBランクならば、
そこに運以外の何か要因があると思います。
(1)それは何ですか?
(2)そして、それは努力してみにつけられるものですか?
ドイツ系外資企業勤続4年です。
ひとえに外資と言っても、①アメリカ東海岸②アメリカ西海岸③欧州という違いがあります。かつ、ドイツは労組が強いため、アメリカ東海岸企業の様なドライな人切りと言うのは殆どありません。しかも、比較的本人の希望を早朝するという雰囲気があります。
基本的に外資企業と言うのは企画セクションと言うものが無く、各セクションごとに起案をし直属の上司や経営者にダイレクトに起案内容をメールで送り、認められると昇給賞与の対象となるという仕組みになっています。
当社は技術力が高いため、マーケットではプライスリーダー的存在となっているため、営業担当者もそこそこ評価されていますが、管理部門でも起案立案力がある人材は相応に評価されています。技術力がメインであるため、論理的に①直面する事実認識力②現況の直面する制約環境分析(法令・商慣習・倫理等)③直面する現状並びに制約要因を考慮した今後の最適戦略方針の構築④戦略方針構築にあたってのリスクコスト分析⑤具体的な戦略実現対応策の策定。このようなスキームを論理的に展開し、経営が意思決定できるような起案力の有無はかなり高く評価されます。まぐれで上手くいったのではなく、明確な論理的裏付けに立証された起案により実現した起案、と言うのが戦略開始から明確化されている。この辺を評価しています。
ただ、これも議論が好きなドイツ人の風習にあっていたというのはあります。
ケプナー・トリゴーやマッケンジー等の経営哲学も似たような分析を取っているケースが多いのでアメリカ企業でも参考になると思います。
要は論理的起案力がどの程度構築されているか、この辺が課題だと思います。
(1)能力の違い
(2)業種によって違う
ありがとうございます。
例えば、一般的に知られている特定の業種、特定の能力で例をあげていただけると幸いです。
外資系会社にいまして、前回のご質問にもお答えしました。
今回の質問は更に深く掘り下げたものですが、これは会社により違いますので、一概には言えません。
>AとBの差はなんでしょうか?
>Aの人はいつもAランクで、Bの人はいつもBランクならば、
>そこに運以外の何か要因があると思います。
>(1)それは何ですか?
>(2)そして、それは努力してみにつけられるものですか?
その業界での英語によるネゴシエーション力。
海外での人的ネットワーク。
ビジネススキル。(単にMBAを持っていても駄目です)
1人では仕事ができませんから、マネジメント上のリーダーシップ力。
ロジカルプレゼンテーション能力。
ワールドワイド情報収集分析能力。
他にも多々あると思います。
上記は頑張れば身につくと思いますよ。
私の友人は、Aのステータスで頑張っていますが、学生時代からの友人ですから、彼が仕事上でどれだけ頑張ったかは、良く知っています。
努力するしかないですね。
勿論素質や向き不向きもあるかも知れませんが、努力なしでは不可能です。
ありがとうございます。
どれも努力次第で、頑張ればどうにか獲得できそうです。
「ワールドワイド情報収集分析能力。」「海外での人的ネットワーク。」以外は日本企業でも同じだと思われます。
僕は、Aランクの人をアインシュタインやファイマンのレベルだと思い込んでいました。
ドイツ系外資企業勤続4年です。
ひとえに外資と言っても、①アメリカ東海岸②アメリカ西海岸③欧州という違いがあります。かつ、ドイツは労組が強いため、アメリカ東海岸企業の様なドライな人切りと言うのは殆どありません。しかも、比較的本人の希望を早朝するという雰囲気があります。
基本的に外資企業と言うのは企画セクションと言うものが無く、各セクションごとに起案をし直属の上司や経営者にダイレクトに起案内容をメールで送り、認められると昇給賞与の対象となるという仕組みになっています。
当社は技術力が高いため、マーケットではプライスリーダー的存在となっているため、営業担当者もそこそこ評価されていますが、管理部門でも起案立案力がある人材は相応に評価されています。技術力がメインであるため、論理的に①直面する事実認識力②現況の直面する制約環境分析(法令・商慣習・倫理等)③直面する現状並びに制約要因を考慮した今後の最適戦略方針の構築④戦略方針構築にあたってのリスクコスト分析⑤具体的な戦略実現対応策の策定。このようなスキームを論理的に展開し、経営が意思決定できるような起案力の有無はかなり高く評価されます。まぐれで上手くいったのではなく、明確な論理的裏付けに立証された起案により実現した起案、と言うのが戦略開始から明確化されている。この辺を評価しています。
ただ、これも議論が好きなドイツ人の風習にあっていたというのはあります。
ケプナー・トリゴーやマッケンジー等の経営哲学も似たような分析を取っているケースが多いのでアメリカ企業でも参考になると思います。
要は論理的起案力がどの程度構築されているか、この辺が課題だと思います。
ありがとうございます。
日々アイデアを考えておく、それを論理的に展開する、というプロセスを繰り返せば努力でも「論理的起案力」はつきそうです。
出来る人と普通の人の差は、才能もあるかもしれないけど、多くの人は努力でカバーできるということがわかって大変為になりました。
私は外資系の出来る人(Aランク)は、量子力学のシュレーティンガー方程式を発見したエルヴィン・シュレーディンガーやファイマン並の天才でないとなれないのかと思っていましたが、僕でも頑張れば出来る人になれるかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/議論のレッスン-生活人新書-福澤-一吉/dp/4140880252/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1278256016&sr=8-1
企業に限らず,公共の場面で欧米と日本の最も大きな違いは,説明力であると思います。KYに象徴されるように,何となくただよっている雰囲気をつかんで先回りして仕事をすれば,できるやつと,日本では評価されるでしょうが,欧米では必ずしもそうではありません。自分が担当する仕事をきちんとこなして,それをきちんと説明できるか,あるいは何かの議論となったときに,自分の考えを相手に論理的に伝えることができるかなどが大きな違いと思います。
言わなくてもわかっているだろうという前提に立ち,何か問題が生じたとしても論理的でなくその場の力関係や雰囲気によって状況が流れていく日本のやり方を一概に否定はできないでしょうが,了解する前提(URLの議論のレッスンでは「論拠warrant」とよばれてるもの)を共有しない異文化の人々が混じり合う場面では全く無力どころか,悪い意味を持つことすらあるように感じます。
sami624さんは,論理的起案力と限定的に使われていましたが,わたしはもっと一般的な意味での論理的に説明する力の違いと思います。そうした力は,もちろんきちんと学ぶことによって(努力という抽象的な表現でなく),必ず身につくものです。
ありがとうございます。
日本企業では逆に空気を読めないと可愛がられませんよね!
やはりそこが外資系との違いですね
評価にも絶対評価と相対評価、さらにそれらの割合があり、職種により期待される成果も異なってきます。期待される項目をこなせて普通(真ん中)、期待される物を超える成果を常にではないが出せるがその上で、常に期待される物の上の成果を出すが、上位の一握りです。通常の手順やツールで出せる成果を、工夫、努力、発明、チームワーク、コミュニケーション能力、交渉力、人脈などを活用して出したら評価しますというところがよく見られます。最初はまず、こなす事で精一杯ですが、それを超えていってくれという期待は感じます。与えられた職務の本質を理解して、その効率や、結果を従来の方法にとらわれずに引き上げる事ができればキャリアパスも開けてくるという事です。
具体的なスキル要素は職種、立場によって大きく変わってきますが、外資系という事であれば欧米人の合理的な考え方や、浪花節ではすまないきちっとしたところ(職務の具体的な記述、理解もそうです)をきちっと押さえるといったところも大事でしょう。
ありがとうございます。
やはりスキルを使いこなせる総合力というかセンスも大事ですね!
さきほどはコメントを失礼しました。
3番目までの方の回答を拝見しましたが、別の面で大事なことがあると思います。
論理力、知識、ネゴ能力、提案力、人脈などは当然前提になりますが、
それだけなら使えるBランクです。
自分を最大限に生かせる立ち位置を獲得するうまさがなければ、Aランクにはなれません。
優秀なのに、イマイチ結果がパッとしない、評価があがらない人がいます。
たいていそんな人は損なポジションにいます。
(例えば、これまでの経験が生かせないことをやらされてるとか、
すぐ上の上司が超人みたいにできる人だとか、すぐ近くに同じぐらい優秀で
ずっと若い奴がいるとか、ポジション的に雑務や他人の補助をせざるを得ず、
そちらに力が割かれているとか。)
トップランクの人間は、どんなポジションが一番自分の能力を生かせるか、
どこのポジションがいつあきそうか、そのポジションをとるためには
どうしたらいいか、それを社内外で常に意識して仕事をしています。
普通の仕事だけでも手一杯なのに、よくまあ、あれだけ仕事こなして、
そのうえにそこまで考えていたんだなと関心するほどです。
仕事をかんばって成果をだせば、引き上げてくれるなんて期待していたら、
いいように使われ続けるだけです。
良いポジションの公募なんて滅多になく、成果を出してうまくアピール
している人間がしっかり座っちゃうことがほとんどです。
できる人間は、社内でチャンスがないと見るや、すぐに転職して
上のポジションにしっかりついていたりします。
まとめみたいな言い方をすれば、己を知り、必要な武器を磨き、
その上で、それを生かすにはどうすればいいかを常に考えている人が
トップクラスになれるんだと思います。
これは職種なんかは関係ないんじゃないでしょうか。
努力でなんとかなるとは思いますが、センスみたいなものもあると思います。。
*海外の企業ということではなく、日本にある外資系企業では、、
ということでお答えさせて頂きました。
ありがとうございます。
ポジションを意識するというのは、なるほどです
(1)それは何ですか?
能力と努力もありますが、仕事(商売)センスの違いです。
(2)そして、それは努力してみにつけられるものですか?
センスは、経験により身につくこともありますから、努力と一面もあります。
-----------
グッピー理論によるところも大きいとは思いますね。
外資系の場合は、
A出来る上位10%の人
B普通の人50%
Cリストラ対象の下位40%の人
ですよ。
ありがとうございます。
グッピーの理論は初耳でした。勉強させてもらいます。
ありがとうございます。
日々アイデアを考えておく、それを論理的に展開する、というプロセスを繰り返せば努力でも「論理的起案力」はつきそうです。
出来る人と普通の人の差は、才能もあるかもしれないけど、多くの人は努力でカバーできるということがわかって大変為になりました。
私は外資系の出来る人(Aランク)は、量子力学のシュレーティンガー方程式を発見したエルヴィン・シュレーディンガーやファイマン並の天才でないとなれないのかと思っていましたが、僕でも頑張れば出来る人になれるかもしれません。