アレアレ、おやおや? ~ はてな大学アンケート ~
 
 Ex libris Web Library;ハーバード白熱教室
http://q.hatena.ne.jp/1278263664
 あなたならどうしますか(択一)模擬テスト結果
 
 いずれも「死」が避けられないという設定で、直進すれば5人、右に
そらせば1人、左にそらすと何人が殺されるか分らないのに、大多数が
選んでいます。このアンケート結果に、あなたの感想をどうぞ。
 
【註】はてな大学&はてなアパートは、実在しない比喩的造語です。
 ハーバード白熱教室は、実在する哲学講座の異称です。NHKの番組
として連続公開され、2ちゃんねるでも話題になっています。
 
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1278211429/
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1278238190/
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1278256902/
 
http://find.2ch.net/?STR=%83n%81%5B%83o%81%5B%83h%91%E5%8Aw&TYPE=TITLE&BBS=ALL&ENCODING=SJIS&COUNT=50
 

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 200 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2010/07/12 03:35:02
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答31件)

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例題はサンデル哲学の入り口にすぎないですが。 あるぴにっくす2010/07/05 12:08:45ポイント6pt

暴走列車という条件で(軌道車だと回答者は判断していると思います)

設問内には2つの選択肢が提示されているように見えます。

A.まっすぐは5人

B.右は1人

 

にも関わらず、実際の回答選択肢には、第三どころか、第四、第五・・・の解決策が提示されています。そのため回答者は「ああ、みんな助かる方法があるんじゃないか、これは設問のミスだな」と判断をして、そもそもあるかどうかも分からない「左側の軌道に曲がる」を選択したのだと思われます。

 

これでは恐らくサンデルが提示した「正義とは何をもって決めるのか」という命題の問題にはなっておらず、「設問設定の言葉のアヤをとりあげた頓知問題」になってしまっているのではないでしょうか。途中経過を閉じていたにもかかわらず回答が偏ったのはこのためだと推察します。

 

追記:「これからの「正義」の話をしよう」は既読ですので、私はこの問題のサンデルなりの回答や、この先の展開を知っておりますが、「鉄道問題」の肝は一人の作業員と太った一般人の下りではないかなーと思います。

 辛口御免 ~ 演技的な、余りに演芸的な ~ adlib2010/07/05 13:23:47

 サンデル教授のオリジナルを、おそらくNHKが編集し、字幕翻訳を

もとに「J- CASTニュース」が要約したものを、一部引用しました。

 さらに、アンケート用に加工したので、いわばミンチ情報ですね。

 

 わたしは、この回の放送は見ていませんが、7:3の割合で懐疑的な

印象を抱いています。番組としてのインパクトは見事ですが、論理的に

未整理なので、全面的に絶賛すべきでないと思います。

 

 彼らは、学者であるよりも、プロテスタントの宣教師が、あざやかな

説教で聴衆の心を捉え、巨額の献金をまきあげるテクニックの継承者と

みられます。もちろん、三分の利をもたらしてはいるのですが……。

授業を見てないで議論するのはナンセンス ラージアイ・イレブン2010/07/06 22:45:11ポイント1pt

わたしは、この回の放送は見ていませんが、7:3の割合で懐疑的な印象を抱いています。

http://q.hatena.ne.jp/1278268501/267178/#i267182

id:adlibさんは、いままで番組見ずに想像で論じてたってことですか。なんだそれ。

ナンセンスですね。

議論するなら、議論されてる対象の授業を見ないでどうするんですか。授業見ないでアレコレ議論していることの方が「アレアレ、おやおや?」だと思いますよ。

 

というか、私が授業の内容を正確に引用していますので、そっちを見て議論を続けてください。

(´ー`)⊃http://q.hatena.ne.jp/1278268501/267212/#i267212

 

それと、id:adlibさん、授業を見てないでアンケート立てていたということは、アンケートで「左にそらせる」などの選択肢を作ったのはジョークではなく、マジメな選択肢だったということですか? 

 

それじゃあまるで白熱授業の捏造だ! 

サンデル教授の授業とはますます無関係な質問だったということになりますね。

 

id:adlibさん自身の口から、私のアンケートはサンデル教授の授業とは無関係です、サンデル教授に誤解を与えることを想像で書いてしまって誠に申し訳ありません、と謝罪するべきでは?

誰の意図? アオ2010/07/06 03:48:16ポイント3pt

ぼくはalpinixさんに概ね同意見です。

哲学が半期13回の大学の授業の出席+レポートや毎週テレビを眺めることで「良く判る」ことは到底期待できないとは思います。

その上で、公開講座を開設する人たちの目的は「講座一回分の知識を憶えてもらうこと」ではなく「その学問分野が・その研究者が何を問題意識としているのかを学生や研究者でない一般の人々にまず触れてもらうこと」に在るのではないかと思っています。

知らなければ理解することも批判することも出来ない。表面的に判った気持ちになって「ああ、アレはアレなんだよ。俺知ってるよ」してもらうよりも、なんだか判らないことがあるらしいというもやもやした感じを知ってほしい。というのが、日々なんだか判らないものに向き合う学者の意図に近いのではないかと思います。(少し話は逸れますが、野矢茂樹先生の哲学関連の授業はこうした「意図的なもやもや感」が常に付きまとっている印象があります。煙に巻こうという印象ではないのですが)その意味では論理的に未整理な部分を敢えて残して「じゃあこの隙間について君が考えてみてね」としたほうが有益だろうな、とぼくは思います。

「学者に見えて学者でない彼ら」を番組構成を元に批判するためには、その構成が誰の意図によって作られたのかをはっきりさせる必要がありそうです。「本当に儲かってるのか?」「実際の受講者のメリットとデメリットの比率は定量できるだろうか?」「誰が企画立案して、誰が放送している?」という風に切り分けて論理的に『73で学者ではない』ことを示してやらなければ的外れな批判になってしまいかねません。或いは、「彼らは…みられます」ではなくて「わたしは彼らを…みます」と表現すれば「論理的に未整理」な印象がadlibさんの発言にみられることはなかったでしょう。(←こうしてみると、受動態はズルい! という印象を多少は共有できるのではないかなと思いました。ぼく個人の意見をあたかも不特定多数のみんなの意見であるかのように言えるわけですから)

トロッコ問題はThree Principalの論文で「へえそうなんだすごい」とさらっと流してしまったので、今になってこんなにリアクションがあるものかと驚きました。「頓知問題」という解釈に納得しました。

 id:Eisenblau さんの、不可解な要約(言い換え)について。 adlib2010/07/07 06:36:51

>73で学者ではない< ↓わたしの原文は、次のとおり。

── 7:3の割合で懐疑的な印象を抱いています。

(彼ら=教授、NHK、翻訳者、紹介者に対して)

 

>学者に見えて学者でない彼ら(以下、判読不能)< ↓わたしの原文。

 

── 彼らは、学者であるよりも、プロテスタントの宣教師が、あざや

かな説教で聴衆の心を捉え、巨額の献金をまきあげるテクニックの継承

者とみられます。もちろん、三分の利をもたらしてはいるのですが……。

アレアレ、おやおや…?? アオ2010/07/07 16:42:04ポイント1pt

なんだか意思の疎通に齟齬が生じているようで残念です。

誰を指しているか判らない文脈で『彼らは...継承者』という批判が飛ぶことはぼくにとって多少解釈しづらい不可解なことだったので、手探りで意味を推測しながら読んでいったことは否めません。その中でぼくが思い違いをした可能性もあるでしょう。比喩や過度にカジュアルな表現はすれ違いを生みやすいのだから、論理的に明快な表現を互いに心がけることが望ましいと僕の分については反省しました。adlibさんにも少しだけ同様のことをお願いしたいと思います。

以下の点について、もう少し詳しく+省略や比喩を抑えめにして説明していただけるとぼくにも「ぼくの発言のどこがどれくらい的外れか」を理解できて嬉しいです。adlibさんご本人でなくても、発言の意味が明快に理解できた人にも助け舟をお願いできるとなお助かります。先の指摘で『懐疑的』と『彼らは...』の部分を『学者でない』と言い換えてまとめたことがadlibさんの意図に反していたのだろうと推測は出来ますが、それ以外にも理解が曖昧な点がありそうなので。ぼくは論拠を確かめながら議論を展開するやり方に慣れきってしまっているので、もしそういう確認は必要ないとか無駄であるというスタンスであれば説明の代わりにそう教えてください。

まず『懐疑的』。「彼ら=教授、NHK、翻訳者、紹介者」は了解です。彼らの何に対して懐疑的、ということですか? サンデル教授を含む『彼ら』の行動が学者として適切かどうかについて懐疑的、と解釈して、「適切でない」ということを「学者でない」と表現しましたが、どう解釈すべきでした? 

『彼らは、学者であるよりも、』。ご説明があったように『彼ら』を理解するとして、ぼくなんかは「NHKとか翻訳者、紹介者が学者じゃないのは当たり前やんな…」と思ってしまいました。学者、という表現を日常語としての「研究者の類義語」の意味で判断したためです。学者である、とはどういうことを言っていますか?

『宣教師の...継承者』。ステレオタイプでの比喩が適切かどうかはある程度仕方ないとして、具体的にどんなことを指して・なぜ・どうよろしくないと言っているのかを確認したいと思います。(「誰の意図?」発言の判読不能なあたりでも、「『あざやかな説教で』『献金を巻き上げる』と形容されるような事態が本当に起きてるのか? 起きてるとしたらそれはどんな事実?」「『献金を巻き上げるテクニックの継承者』が仮に本当でも、双方が損していない上『三分の利』があるならばいいんじゃないの? 誰か損してるの?」「それは誰が主犯(失礼!)だろう?」「証拠はある?」ということを、『彼ら』を批判する上でははっきりさせたいですよね、と言わんとしたつもりです。言葉足らずが過ぎた点・ぼくの理解が不十分だったらしい点は、改めてお詫び申し上げます)

まだ考えるべき箇所は他にもありそうな気がしますが、とりあえず今の段階で気になったことを列記しました。これでもぼくの言う事が判読不能だったら申し訳ありません。

訂正 あるぴにっくす2010/07/06 10:41:21ポイント1pt

×鉄道問題

○トロッコ問題

ですね。訂正ありがとうございます。

adlibさんに誤解があるのかもしれません あるぴにっくす2010/07/06 00:35:48ポイント1pt

>わたしは、この回の放送は見ていませんが、7:3の割合で懐疑的な印象を抱いています。

私も講義の映像の方は見ていませんが、基本的にこれはハーバード大学の哲学の公開講座です。サンデル氏の講義が公開になったのはあまりに人気で評判が高かったためであり、そもそもは哲学の一講座です。カントやロールズ、アリストテレスなど過去の哲学論を取り上げる講座なのが、サンデル氏流に興味を引きやすいような、「鉄道問題」など難しい哲学の論理を実際の起こりうる局面に置き換えて教示していることが特徴です。

 

>、論理的に未整理なので、全面的に絶賛すべきでないと思います。

整理はされています。というかサンデル氏は功利主義に反対の立場をとっている方のようで、あくまで結論は、「功利主義を超えた、道徳的価値観で世の中は動いている」と主張しています。ただし、氏の素晴らしいところはそれを押し付けるのではなく、論理的に僕はこう考えるのだが、みんなはどう思う? という問いかけのスタンスを崩さないことです。

 

講義よりも書籍の方が理解は深くなると思いますので是非一読をお勧めします。

伊達にamazonトップセールスは張っていないです。

 

>彼らは、学者であるよりも、プロテスタントの宣教師が、あざやかな説教で聴衆の心を捉え、巨額の献金をまきあげるテクニックの継承者とみられます。

彼らは・・の主語がNHKを指すのか、J^castを指すのかは分からないですが、安易な陰謀論関連の書籍ではないですよ。あくまでアリストテレスから現代に至る哲学の歴史の講座です。安易な陰謀論に分類するようなものではないですよ。

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