日本経済新聞の「巨大地震4つの誤算 ガソリン・原発・停電・政治」には
http://www.nikkei.com/news/headline/archive/article/g=96958A9C93819696E3EBE2E0838DE3EBE2E1E0E2E3E39FE3E2E6E2E2;df=2
女川原発の想定津波高さが9.1メートル。福島第1と2は5.7メートル、5.2メートルと違います。
少なくとも想定津波高さをあげる。非常用発電施設を防水にする。
長期間の電力のロスに対応出来るように燃料を蓄えるとうは必要だと思います。
女川と福島の違いを検討していかないといけないと思います。
>東北電力 女川原発 緊急情報
http://www.tohoku-epco.co.jp/emergency/8/index.html
今回の地震では、震度7でも緊急停止は上手く行き制御棒はちゃんと入った。
その後の津波で冷却用発電機,ポンプを喪失して20km以内避難という大事故に至る。
東京電力は以前に、津波発生時には冷却水取り込みが出来無くなる危険性を指摘されていました。
真摯に受け止めていれば、充分な容量の冷却水用プールくらいは準備していたでしょうね。
また海岸側に全ての設備を設置したコスト重視の設計で安全係数を下げてしまいました
安全係数を大きく取るなら海側陸側互い違いにして半分でも生き残るようにすべきでした。
今ある原子力設備で可能なことといえば最低限の冷却設備は建屋内にも併設すべきということでしょうか。
それともせっかく海の側にあるのだから炉心部を海面より低く設置する基準を設けて
バルブを開きさえすれば格納容器や圧力容器を海水で満たせるようにする安全機構なども考えて欲しい。
致命的な故障にならなかった原子炉もあるのですから
残念ながら弁解の余地はないと思います。
>冷却設備は建屋内
そうだと思います。
>炉心部を海面より低く
そういう考えもあると思います。
日系サイエンスに海上に作って最悪の場合は海中に落とすというのがあったと
思います。海中に落とすのは放射性物質が海中に広がる可能性があるので
あまり良くないのでは? と思いますが。
世界最大級の地震による津波の威力の見積もり不足です。
過去の震災からここまであれば十分だろうという予測をはるかに うわまる津波がやってきたことが原因です。
原発もそれにやられたのです。
どこまで防波堤を作るのか、今回の震災での津波の高さより以上の高さの防波堤を作るしかないです。