陶器の産地は各地にありますが、その中に、陶芸の体験が出来るところがあります。
私は20歳くらいの頃、信楽焼の里、滋賀県信楽町で、体験をしました(もちろん有料。)
1人につき1kg・・・レンガブロックくらいの粘土の固まりを渡されて、よくこねてから、好きなものを作ってください、と。
1回目は、湯のみを作ろうとしたのですが、いや、確かに私は湯のみを作ったつもりだったのですが・・・焼き上がって宅配便で送られて来たものを見てびっくり。拳くらいの大きさで、ごく普通の湯のみを作ったつもりだったのですが、それが、二まわりくらい小さくなっていて、しかも、厚みが1cmくらいあって、とてもではありませんが、湯のみとして使えるようなものではありませんでした。花瓶にするにも、小さ過ぎるし、底も厚過ぎて水があまり入りません。私はこの正体不明の完成品を、いったい何に使ったらよいものだろうか?と途方に暮れてしまいました。
やはりプロの作る器というのはよく出来ていて、ある程度きちんと手ほどきを受けないと、ごく普通に見える皿や器は、作れないものだということを痛感しました。
2回目は、1回目の失敗から「まともなものを作ろうなんて考えない方がいい」と考え、細く伸ばした土を適当な長さに切って、平たいお皿のまわりに並べるという、特に用途も意味もない物体を作ってみました。これは、焼き上がって宅配便で送られて来たものを見て・・・やっぱり二まわりばかり小さくなって迫力はありませんでしたが、焼く前に(窯元の方が)ランダムに上薬を掛けてくださった効果もあって、1回目よりは面白いものが出来たかな、と思いました。(残念ながらその作品は、どこかにしまい込んでしまったらしく、今、どこにあるのかわかりません。)
でも、これ、もっと若い(小さい)頃にやった方が面白かったかもしれません。
やっぱり二十歳にもなると人間、頭が固くなり始めるような気がします(自分の体験上)。
こども達にこそ、自由な発想、好き勝手な思いで、手ひねりを楽しめるような気がします。オトナになってしまうと、どうしても心の片隅で「インパクトが欲しい」とか、「いやいやウケを狙ってみようか?(誰に?)」とか、雑念が浮かんでしまって、自分で考えているほど「自由に」土をこねることが出来なくなってくるような気がします。
陶芸で表現活動をされるアーティストの方は、その点、おそらく心のどこかに「こどもに負けないくらい」の自由の源のようなものを持っているのかもしれません。
体験教室のURLをいくつか探してみました。
近畿:滋賀県 甲賀市 信楽焼
信楽陶苑たぬき村 陶芸教室 http://www.tanukimura.com/tougei/index.html
お一人様 1,575円(税込)
ねんど800g
所要時間約1時間~1時間30分(時間制限・年齢制限はありません)。
料金の中には粘土代・焼成料[1点]・指導料を含みます。
ろくろ体験工房遊器陶舎 http://e-yakimono.jp/taiken.htm
【手ひねり基本コース】
お一人様
1,500円(焼成費 1点込み)
湯呑や茶碗など自由に作陶できるコースです。
ご希望に応じてアドバイスさせていただきます。
一度に20名様までご利用いただけます
● 制作時間 約 1 時間
● 使用粘土 信楽土 約1kg
● 制作点数 フリー ( 1点の焼成費込)
関東:栃木県 益子町 益子焼
手ひねり体験 益子焼のつかもと http://www.tsukamoto.net/tougei/tehineri.html
・粘土(600g)1作品1,400円(税込)です。(焼成料金込み)
※但し焼成しない場合でも料金を頂きます
手びねり体験 陶芸体験教室よこやま http://tougei.net/hp/school/a_b.htm
ご予算 お一人様、約 3000円前後です。
焼く作品によって価格は異なります。
所要時間 約2時間(体験時間90分)
もうすぐゴールデンウィーク。親子で手ひねり体験、いかがでしょう?
陶器の産地は各地にありますが、その中に、陶芸の体験が出来るところがあります。
私は20歳くらいの頃、信楽焼の里、滋賀県信楽町で、体験をしました(もちろん有料。)
1人につき1kg・・・レンガブロックくらいの粘土の固まりを渡されて、よくこねてから、好きなものを作ってください、と。
1回目は、湯のみを作ろうとしたのですが、いや、確かに私は湯のみを作ったつもりだったのですが・・・焼き上がって宅配便で送られて来たものを見てびっくり。拳くらいの大きさで、ごく普通の湯のみを作ったつもりだったのですが、それが、二まわりくらい小さくなっていて、しかも、厚みが1cmくらいあって、とてもではありませんが、湯のみとして使えるようなものではありませんでした。花瓶にするにも、小さ過ぎるし、底も厚過ぎて水があまり入りません。私はこの正体不明の完成品を、いったい何に使ったらよいものだろうか?と途方に暮れてしまいました。
やはりプロの作る器というのはよく出来ていて、ある程度きちんと手ほどきを受けないと、ごく普通に見える皿や器は、作れないものだということを痛感しました。
2回目は、1回目の失敗から「まともなものを作ろうなんて考えない方がいい」と考え、細く伸ばした土を適当な長さに切って、平たいお皿のまわりに並べるという、特に用途も意味もない物体を作ってみました。これは、焼き上がって宅配便で送られて来たものを見て・・・やっぱり二まわりばかり小さくなって迫力はありませんでしたが、焼く前に(窯元の方が)ランダムに上薬を掛けてくださった効果もあって、1回目よりは面白いものが出来たかな、と思いました。(残念ながらその作品は、どこかにしまい込んでしまったらしく、今、どこにあるのかわかりません。)
でも、これ、もっと若い(小さい)頃にやった方が面白かったかもしれません。
やっぱり二十歳にもなると人間、頭が固くなり始めるような気がします(自分の体験上)。
こども達にこそ、自由な発想、好き勝手な思いで、手ひねりを楽しめるような気がします。オトナになってしまうと、どうしても心の片隅で「インパクトが欲しい」とか、「いやいやウケを狙ってみようか?(誰に?)」とか、雑念が浮かんでしまって、自分で考えているほど「自由に」土をこねることが出来なくなってくるような気がします。
陶芸で表現活動をされるアーティストの方は、その点、おそらく心のどこかに「こどもに負けないくらい」の自由の源のようなものを持っているのかもしれません。
体験教室のURLをいくつか探してみました。
近畿:滋賀県 甲賀市 信楽焼
信楽陶苑たぬき村 陶芸教室 http://www.tanukimura.com/tougei/index.html
ろくろ体験工房遊器陶舎 http://e-yakimono.jp/taiken.htm
関東:栃木県 益子町 益子焼
手ひねり体験 益子焼のつかもと http://www.tsukamoto.net/tougei/tehineri.html
手びねり体験 陶芸体験教室よこやま http://tougei.net/hp/school/a_b.htm
もうすぐゴールデンウィーク。親子で手ひねり体験、いかがでしょう?