【仏教学の本】 最近仏教について勉強を始めようと思っている者です。哲学(西洋哲学)・現代思想などについてはそれなりに必要な本を見つけたり、なんとなく内容が分かるレベルです。

言い方が良く分からないのですが、

・西洋哲学のような紹介の仕方で
・(なるべく)信仰の問題として出なく、学問寄りの方向で。
・原典を当たるのがよいのかと思いますが、今回は現代日本語で書かれた書籍で。
・アカデミックな方向で。
・一般向け仏教よみもの(ひろさちや的な)では無いもの。
・仏教学辞典以外で。

のような仏教の初学者オススメの本を教えてください。
よろしくお願い致します。

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  • 登録:
  • 終了:2011/06/23 09:34:48
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ベストアンサー

id:Hyperion64 No.4

回答回数791ベストアンサー獲得回数84

ポイント30pt

 入門書とはいえ、かなりアカデミックな立場でということですと

梅原猛のこの本が「思想」からのアプローチとして、中立的でお薦めです。

仏教の思想〈下巻〉 (角川文庫)

仏教の思想〈下巻〉 (角川文庫)


 もともとは、角川書店の「仏教の思想」シリーズの彼の担当部分を編集したものです。

 このシリーズはやや古いですが、仏教学を通観するには今でも絶好なのではと個人的には思います(全10巻)

 なぜなら、原始仏教から唯識・華厳、禅と浄土宗を経て、日本の固有仏教(鎌倉仏教)までひと通りそろってますし、容易に入手できますので。


 このシリーズで抜けているとすれば、チベット仏教と東南アジアの上座部仏教ですが、それはそれで個別の専門分野になるでしょうから、今後検討されればいいと思います。ただ、現代思想との関連で言えば、中沢新一のこれを追加しておきます。

その他の回答7件)

id:gtore No.1

回答回数2481ベストアンサー獲得回数437

ポイント12pt

次の書籍が、

仏教をアカデミックにわかりやすく解説しています。

史上最強 図解仏教入門 (史上最強図解シリーズ)

史上最強 図解仏教入門 (史上最強図解シリーズ)

id:gtore No.2

回答回数2481ベストアンサー獲得回数437

ポイント12pt

次の2点は、

大学の仏教学の教科書としてつくられたものです。

いかがでしょうか。

仏教とはなにか―その思想を検証する

仏教とはなにか―その思想を検証する

仏教とはなにか―その歴史を振り返る

仏教とはなにか―その歴史を振り返る


[ご参考]

http://book.m-hannya.com/?eid=1251354

大正大学の仏教基礎学の教科書として

編纂されたものです。

仏教を学ぶ基本となることが、わかりやすくコンパクトに

まとめられています。

id:TeX No.3

回答回数827ベストアンサー獲得回数91

ポイント12pt
入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

哲学として仏教を語るというスタンスです。

id:Hyperion64 No.4

回答回数791ベストアンサー獲得回数84ここでベストアンサー

ポイント30pt

 入門書とはいえ、かなりアカデミックな立場でということですと

梅原猛のこの本が「思想」からのアプローチとして、中立的でお薦めです。

仏教の思想〈下巻〉 (角川文庫)

仏教の思想〈下巻〉 (角川文庫)


 もともとは、角川書店の「仏教の思想」シリーズの彼の担当部分を編集したものです。

 このシリーズはやや古いですが、仏教学を通観するには今でも絶好なのではと個人的には思います(全10巻)

 なぜなら、原始仏教から唯識・華厳、禅と浄土宗を経て、日本の固有仏教(鎌倉仏教)までひと通りそろってますし、容易に入手できますので。


 このシリーズで抜けているとすれば、チベット仏教と東南アジアの上座部仏教ですが、それはそれで個別の専門分野になるでしょうから、今後検討されればいいと思います。ただ、現代思想との関連で言えば、中沢新一のこれを追加しておきます。

id:fut573 No.5

回答回数196ベストアンサー獲得回数55

ポイント12pt

一時期仏教に興味があっていろいろな大学の仏教系の講義を聴講していたのですが、仏教学部、仏教学科の授業は将来宗教者として食べていく人のための講義という色が強かったり、特定の宗派の教えを中心に学ぶ場合があります。

そのため思想としての仏教を学ぶのとは方向性が異なることが多いと感じました。


まず最初は仏教者になる人向けの講義ではなく、一般的な学生向けの講義を押さえて知識のアウトラインを作り、その中で特に興味を引いた部分を深く学んでいくほうが良いのではないかと思います。


初学者向けでアカデミックなものとしては放送大学の「仏教の思想」という講義が優れていると思っています。

放送大学 授業科目案内 仏教の思想('05)シラバス

放送授業は各地の放送大学学習センターで見ることができます。

id:lalalaanonki No.6

回答回数404ベストアンサー獲得回数14

ポイント1pt

ひろさちやhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%95%E3%81%A1%E3%82%84


この方の本をオススメします。

平明にして的を得た仏教解説をしています。

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%82%D0%82%EB%82%B3%82%BF%82%E2/list.html

id:der_freischutz

質問内容をよく読んでから回答をいただけるとうれしいです。

2011/06/20 14:03:02
id:yk1997kobba No.7

回答回数2400ベストアンサー獲得回数212

ポイント12pt

こちらはどうでしょう?

はじめての仏教―その成立と発展 (中公文庫BIBLIO)

はじめての仏教―その成立と発展 (中公文庫BIBLIO)

思想としての仏教入門

思想としての仏教入門

id:matsunaga No.8

回答回数536ベストアンサー獲得回数87

ポイント15pt

わたし自身、中学の時に読んでちょっと難しかったのですが、仏教思想(厳密にはブッダの思想とそれを受け継いだインド仏教思想)を最も的確に、かつ哲学者との対話を含めて紹介してくれているのが、角川文庫ソフィアの「仏教の思想」シリーズです。

わたしは個人的に中国・日本仏教はもはや仏教とはいえないと考えています(ひろさちやや瀬戸内寂聴は仏教をゆがめて伝えていると考えています)が、もしそちらに興味がおありでしたらこのシリーズの後半が中国仏教編・日本仏教編になっていますので続けてお読みになればいいでしょう。仏教の思想シリーズは教科書としても優れていると思います。

ブッダの人と思想 (NHKブックス)

ブッダの人と思想 (NHKブックス)

原始仏教―その思想と生活 (NHKブックス 111)

原始仏教―その思想と生活 (NHKブックス 111)

バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)

バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)

中村元氏の著作は基本的にハズレなしです。岩波新書の「ブッダのことば」などはブッダの言葉そのものですので今回は外しましたが、良書です。

ブッダの悟り33の物語

ブッダの悟り33の物語

ブッダとその弟子―89の物語

ブッダとその弟子―89の物語

菅沼晃氏のこの2冊は、タイトルはくだけているように見えますが、学術的にも正確で取っつきやすいかもしれません。

学研のエソテリカシリーズもハズレなしです。ひとまずこの二冊を最初に読むのがいいかもしれません。

日本の仏教系大学による出版物の場合、日本仏教の中の宗派的見解がどうしてもにじみ出てきますので、以上の著作をおすすめします。

  • id:der_freischutz
    ありがとうございます。
    申し訳ないですが、もう少し、大学の教科書にされてもいいような雰囲気の
    本がありましたら嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。
  • id:der_freischutz
    ありがとうございます。
    ちょうど大正大学のシラバスを見ていてこの本も見かけていました。
    まだ他にもありましたらよろしくお願い致します。

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