今さっき手を洗った時に使った泡で出るハンドソープがあったのですが、何故泡で出てくるのでしょうか?
わかる方、どうか宜しく御願いします
ポンプの中ほどに空気を吸い込んで泡にさせる機構が付いてるからです。
缶のスプレーでも、泡が出てくるものがたくさんありますよね。
具体的には言うのが下手で申し訳ないのですが、そんな感じです。
スポンジに液体洗剤を含ませてにぎると泡が出ますよね!?
台所の蛇口にも水が泡状になって出てくるものもありますよね!?
ここよりコピーさせていただきました。
実際にポンプ部分を分解して泡が出る仕組みを解析したサイトがありました。
*** 泡が出てくるポンプの巻 (1) ***(物こわし教室)
最終ページから抜粋
14.泡が出るポンプの仕組み
<<ノズルを押すと・・・>>
<1> ポンプの最下部①ではボトルとを結ぶ穴がふさがれ、同時に上から押されることでポンプ室の中のスプリングが縮まり、結果的に②の部分の弁が開きます。これにより洗剤/石鹸液を上に流す通路が出来上がりポンプ室に貯まっていた洗剤/石鹸液が上に押し上げられます。
<2> その結果、③の部分では、鋼球が上に持ち上げられ、洗剤/石鹸液がノズルに向かう通路が出来ます。
<<空気槽の部分>>
<3> 一方、ノズルが押し下げられることで、同時にポンプの中段の空気槽(黄色い部分)の下部(ピストンの下の部分④)では、空気はいったん圧縮されます。この時、空気槽の上部にはポンプの側面の細い間隙から外部の空気が取り入れられます。
<4> 空気槽の下で圧縮された空気はピストンに開けられている細い穴通って上部⑤に流れます。
空気槽にはすでに外からの空気が取り込まれていますので、空気槽の上の部分の空気の圧力が上昇し、もう一つの細いノズルに通じる隙間からノズル部分に送り込まれます
<5> ノズル側に送り込まれた空気はメッシュ状の部品⑥の部分で洗剤/石鹸液と混ざってノズルから細かい泡となって噴出します。
<6> これらが繰り返されることでノズルから泡が出ます。
「泡が出るポンプ」にもおもしろい工夫がされていますね。
ノズルを押すという一度の動作で、洗剤/石鹸液を上に押し上げるとともに、中段に設けている空気槽からノズル部分に空気を供給する工夫がされています。
どのくらいの隙間を設ければうまく泡としてノズルから出てくるかをいろいろ試しながらこの仕組みが出来上がったのではないでしょうか。
いろいろな人が考えた工夫やアイディアを見てみるのは楽しいですね。
コメント(0件)