最近、メールアドレスのアカウント名を長くすることが、迷惑メールを避けるのにどれくらい有効なのかが気にかかっています。
最近の迷惑メールの状況では、アカウントの文字数は、迷惑メール受信数にどれくらい影響をもっているのでしょうか?
お聞きする理由は次の通りです。一般的に、文字数が長ければ長いほど、自動生成されたメールアドレスに送信される迷惑メールが届きにくいと思います。ですが、現在の状況で、そういう迷惑メールが全体のうちに占める割合がわずかなものであれば、文字数との関連は小さいといわざるをえないでしょう。結局、アカウント名を「推測しづらいもの」「辞書に載っている単語の含まれないもの」にする方が重要ということになります。
迷惑メールの現在の状況のわかるサイトなど、何か参考になる情報をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
一般的に、文字数が長ければ長いほど、自動生成されたメールアドレスに送信される迷惑メールが届きにくいと思います。ですが、現在の状況で、そういう迷惑メールが全体のうちに占める割合がわずかなものであれば、文字数との関連は小さいといわざるをえないでしょう。
確たる証拠は無いですが、今どきアドレスを自動生成して送る、という事はないでしょう。大抵はメールアドレスのリストを買って使うか、spam 配信業者(というのが実際にある)に配信先を任せるか。
メールアドレスの一覧は、Web サイトをクロールしてメールアドレスと思われる文字列を抽出したり、マルウェアに感染した PC から収集されたり、どこかのサイトに登録したメールアドレスが流出したり、というのをまとめれば出来上がり。
去年、Adobe からメールアドレスが流出した際、流出後に Adobe でしか使っていないメールアドレスに spam が届き始めた、という話もあります。
Adobeに登録していたメールアドレスにspamが来た - 徳丸浩のtumblr
今から十数年前の携帯電話で、メールアドレスのローカルパート(「@」の前の部分)が電話番号、というのが当たり前だった時代があり、これだと、当てずっぽうでメールアドレスを生成しても、1キャリア辺り、高々1億足らずのバリエーションしか存在しない(当時は 090 しか無かった)事が分かっていたので、それなりに効率の良い方法でした。「メールアドレスは長く複雑なものに」は、その頃に言われ始めたもので、それを未だに言っている人がいる、といった感じだと思います。
ありがとうございます。
2014/08/07 12:48:39> 今から十数年前の携帯電話で、メールアドレスのローカルパート(「@」の前の部分)が電話番号、というのが当たり前だった時代
なるほどそんな時代もありましたね。携帯電話(当時090)からPHS(当時050)に至るまで、スパムの格好の対象だったわけですね。
Adobe のメールアドレス流出の件は興味深いです。結局のところ、メールアドレスそのものの管理に気をつけることが現実的な対策といえるでしょうか。