日本語サイト①を見たら、明らかに「中国寄りの出自」で、かつ、「人種差別主義(日本人を特に蔑視・敵視)」みたいです。
読者の多い英語版②でどうなっているか比較したいと思いました。
(また、中国語版では?、できればロシア語版では?、と思ってますが、これはなかなか難しいと思います。)
また、英語版ですと、現代のアメリカ人が(アジア系やアフリカ系やヒスパニック系のアメリカ人も)読みますし、
また、民主党支持者も読む筈なのですが)、
日本語版を見る限り、ずいぶん、不都合な内容に感じました。
フランクリン・ルーズベルト大統領(民主党)は、現代でも偉大な大統領とみなされているような気がします。
日本語版(①)だとこんなことが書いてます。スミソニアン博物館の研究について、今、どうなってるかも、気になりますけれども。
●母親サラ・デラノは、フランス系プロテスタント教徒で、デラノ一族は阿片戦争の頃から中国とアヘンを含む貿易を手広く行って財を為していた。
●ルーズベルトは、スミソニアン博物館の研究者による、日本人の頭蓋骨は「われわれのより約2000年、発達が遅れている」という見解を紹介した上で、「人種間の差異を重視し、人種交配によって文明が進歩する」などと語り、「インド系やユーラシア系とアジア人種、欧州人とアジア人種を交配させるべきだ。だが日本人は除外する」、「日本人が敗北した後は、他の人種との結婚をあらゆる手段を用いて奨励すべきである」などとキャンベルに語ったという。
●妻・エレノアからの反対をも押しのけて、大戦中にアメリカ国内とアメリカの影響下にあったブラジルやメキシコ、ペルーなどの中南米諸国において、ヒトラーのユダヤ人強制収容と同様の日系人の強制収容政策を推し進め、自由を束縛するとともに財産を放棄せざるを得ない状況に追い込んだ。 ●アメリカの新聞が「ルーズベルト大統領が、F・E・ウォルター連邦議会下院議員からレターオープナーを贈呈されたが、それが日本兵の腕の骨から作られたものである」と報じた。
これらは、日本語版①からの引用です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%...
そこでなのですが、英語版サイト(②)では、どう書かれているでしょうか。私は語学が苦手で、お願いするところです。済みません。
英語版は、https://en.wikipedia.org/wiki/Franklin_D._Roosevelt
中国語版は、https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%85%B0%E5%85%8B%E6%9E%...
です。
そして、ロシア語版とドイツ語版ですが、これらは見つからなかったのです(作られていないみたいなのですが)。第二次大戦で、ソ連にとって、ドイツにとって、これほど大きな影響を与えた人はいないのに、実に不思議でした。私のググる力の不足かもしれないですが。
★ スミソニアン博物館のレポートも大変興味深い
と思いました。米国の権威ある研究所や博物館で、
こういうものが出ているのは興味あります。
他にもいろいろ出ているんだろうと思います。
アメリカインディアンに関するもの、
アジア人に関するもの、
オーストラリア原住民に関するもの、
アフリカ人に関するもの、など。
★おそらく、ワイマール時代から第三帝国崩壊までの、
ドイツでも、人種関係の論文が多々出ていると
思います。それと、アメリカにおける人種関係の論文、
内容を比較してみたらいかがであろうか、
と思いました。
【注意】リンク先にはショッキングな画像もありますので、注意して閲覧してください。
●アメリカの新聞が「ルーズベルト大統領が、F・E・ウォルター連邦議会下院議員からレターオープナーを贈呈されたが、それが日本兵の腕の骨から作られたものである」と報じた。
この件ですが、そこそこ知られたエピソードのようで、英語版WikipediaのFDRの記事には記述がありませんが、以下の別の記事には書かれていました。
Franklin Roosevelt himself was reportedly given, by U.S. Representative Francis E. Walter, a gift of a letter-opener made of a Japanese soldier's arm (Roosevelt later ordered that the gift be returned and called for its proper burial).
https://en.wikipedia.org/wiki/American_mutilation_of_Japanese_war_dead
この記事は日本語版Wikipediaでほぼそのまま翻訳文が掲載されています。
1944年6月13日の報道では、「フランクリン・D・ルーズベルト大統領が、フランシス・E・ウォルター連邦議会下院議員からレターオープナーを贈呈されたが、それが日本兵の腕の骨から作られたものである」と報じた。後に大統領はそのレターオープナーの返還と適切な葬儀を命じている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%85%B5%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%88%A6%E6%AD%BB%E8%80%85%E3%81%AE%E9%81%BA%E4%BD%93%E3%81%AE%E5%88%87%E6%96%AD
他には以下のような記述が見つかりました。
In 1944, a Congressman from Pennsylvania presented President Franklin D. Roosevelt with a letter opener carved from a Japanese soldier’s forearm. Roosevelt returned the macabre gift a few days later and asked for it to be given a proper burial. Several reasons are cited for his change of heart: it was a violation of the 1929 Geneva Conventions, the public’s growing disgust with war trophies, and the rising concern for the safety of American POW’s.
https://strangeremains.com/2015/01/24/human-remains-as-trophies-of-war/
That same year, columnist Drew Pearson reported (pdf) that Representative Francis E. Walter (D-Penn.) had presented President Franklin D. Roosevelt with a letter opener made from the forearm of a Japanese soldier. “This is the sort of gift I like to get,” Pearson quotes FDR saying, although the president did not touch it.
http://blogs.reuters.com/jackshafer/2012/04/18/sadly-human-trophies-are-as-old-as-war-itself/
ある人物の評価とは、かなり難しいものと思います。 特に有名人、政治家、政治経済情勢が緊迫した状況下で、「ときの人」という扱いになりやすい人物の評価は、やっかいです。
そもそも、そのある人物に関して、「この記述を読むのはどうした人々なのか」を想定しつつ記述することになると、自ずと記述は一定の方向性をもつことを避けられません。 wikiであるにしても、そうした制約は受けます。
ちなみに、田沼意次、徳川慶喜、西郷隆盛、吉田茂、田中角栄などの名前を挙げて考えた場合、18~70歳の日本人の中で、たぶん半数以上の人が、何かしらのイメージを持つと思います。そのイメージは、イメージを抱く人の属性に大きく左右されます。 (歴史研究をそこそこにしてきた人)と(学校の授業やテレビ映画など以外では人名をみたこともない人)とでは自ずと違いがあるから、ドラマや小説、解説本などを制作する場合には、対象読者層に合わせて、取り上げるトピックも視点や表現も変わるのが普通です。
アメリカの大統領の人気ランキング
https://www.c-span.org/presidentsurvey2017/?page=overall
平等を求めたというランキングでも上位に入っています。
https://www.c-span.org/presidentsurvey2017/?category=9
対外関係では堂々たる人気ぶりです。
https://www.c-span.org/presidentsurvey2017/?category=5
ここに、統計調査や世論調査で、調べる対象の選抜方法を調査結果にどう反映させるのかについて、「世界大恐慌、ヨーロッパ、アジアなどにおける世界的な政情不安の中、再選を目指す民主党のフランクリン・ルーズベルト候補と、共和党のアルフレッド・ランドン候補によって1936年に争われたアメリカ大統領選挙」の勝敗予測の記事があります。国民の多数は、高等教育を受けていないし、生活は豊かでもない、今の生活をなんとかしてくれそうな強いイメージを好むというのは大いにある訳です。 経済が停滞し、貧困の恐怖が近づいている時期には、(理屈や教養、正義や理性を尊重する)のは「なんだか怪しい。私たちの味方ではない」という気持ちが多くの人々に蔓延します。
http://www.stat.go.jp/teacher/c2epi4a.html
現在の各国の政治情勢、人気?を集め、政治的な強さが際立つ政治家が多発しているのをみても、その事情は推察できるでしょう。 冷静で理性的な検討・理性による指導原理というのは、嫌われるのが、時代状況というものだと思います。
https://www.y-history.net/appendix/wh1504-012.html
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
これは面白い記載だから、読むに値すると思います。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
有難うございました。
2018/08/08 23:04:29アメリカの人達は、どう思っているんだろうと、思いました。
2018/08/08 23:04:45ドナルドトランプ対ヒラリークリントンの大統領選挙戦の際に、
当時の副大統領が、
「日本の憲法は、アメリカが作ったんだよ、こんな常識、知らないのか?」という発言をしたそうですが、
> FDRは、日本人蔑視者だった可能性が強いこと
> 日本兵の遺体への、米兵による不適切な行為について、
FDRは、断固たる否定的な態度をとっていないこと、
この点は、知らないのでしょうか。
日本がどこにあるか知らない米国人も結構いる、
日本が、もともと中国の一部だったと思っている米国人も結構いる、
という話(本当かどうかわかりませんけど)を踏まえると、
FDRの、人種問題へ態度について、米国人があまり知らなくても不思議はないです。