実を言えば、せっかく分別したプラスチックゴミ(従来不燃ごみ)など、
勿論場所によって分別自体が異なるので、そこからして既におかしいのですが、
分別したものが捨てる場所がないという理由で実は可燃ごみと一緒に燃やされていました。
一体何のために毎日分別していたのか非常に疑問でした。しかも、分別されていないと
回収にあたる役所の業者から何度もクレームが来ていました。
ダイオキシンの発生は、高温で焼却しまたフィルターを通すことで減少させることは
できますが、それでも、ダイオキシンは出て行きます。ただ、ダイオキシンの発ガン性は
一般的に危険視されているほど高くはなく、(勿論よくはないのですが。)、実は、
普段口にしている食品のほうにはるかに多くの発ガン物質が入っていたりしますし、
車の排気ガスにも含まれています。更に言えば、プラスチックだけ注目しても、
通常の可燃ごみの中にも様々な物質が含まれています。不燃ごみとして、
埋め立てられたもの、山中に(水源の近くにもある)シートを敷いて捨てられている不燃ごみ
にしても、有害なものが溜まっていて、シートは十分に厚いなどと言われていますが
いつかは敗れて有害な物質が地中に染み込むわけです。
発ガン物質以外にも今は全く騒いでいませんがBSE牛も米国から普通に入ってきますし、
大量にポストハーベストされて輸入された果物を日本人は食べているわけです。
本題からは外れてしまいますが、危険度から見ると、交通事故、その他の原因による
病気、殺人による被害など、実はずっと危険度の高いものがたくさんあります。
最近では、PETボトルなどは、中国が買ってくれているようです。このPETのリサイクル
でも、実際様々な工程において有毒ガスがでるために付近の住民は原因不明の病気に
悩まされているようです。そういう意味では中国が買ってくれるのはありがたいですが、
本来は、リサイクル加工するよりも、不要なものを買わないこと、一端生産したものは
そのままの形で使用するのが一番環境にやさしいことになります。紙のリサイクルでさえ
実はコストがかかるだけで実は原木を使用したほうが環境にやさしく、しかも原木が
利用されずにかえって森が駄目になっているという話もあります。
プラスチックゴミも、今のところ良いアイディアはなく、実際には、処理費用に対する
利権だけでものごとが動いているという見方ができると思います。
http://www.jplife.co.jp/recycle/famitec/dioxin/media/media/san09...