ゲーム会社と映画制作会社の間でのクリエイター(CGプログラマ等)の転職って、どの程度ありますか?
また、この2業種間での転職を有利にするスキルがあれば、教えて下さい。
北米に限らず、ですが、欧米での転職というカテゴライズとしてお答えいたします。
現地ではCGプログラマを映画制作会社が抱えていることは意外に稀で、アウトソーシング、もしくは一作品ごとの契約社員にしていることが普通です。
ただ、外注される側の会社にはゲーム会社出身者もいますが、「ゲーム会社出身だから」という理由で雇用されているわけではなく、
スペシャリティを持った人間として雇用されていることが通常です。
海外の労働市場は日本よりももっと転職に対してオープン、言い方を変えれば節操がなく、個々人々のスキルとコミュニケーション能力があれば、なんとでもなるものです。
逆の言い方をすれば、スキル・スペシャリティの無い人間はジョブホッピングが難しいともいえます。
もし、ご質問者の方がゲーム会社から映画関連の製作会社に転職を希望であれば、それに沿った形のスキルを伸ばし、それを形にすることが近道となります。
言い方は悪いかもしれませんが、日本の労働市場で重宝される平均的になんでもできるスタッフは必要とされないことが往々にしてあります。
マルチポータビリティよりもスペシャリティが重要となります。
余談ですが、英語以外の言語をしゃべれることも、スペシャリティの一つとなりますので、そちらもあわせて習得していくとよろしいかと…
アメリカは中国系もメキシコ系(スペイン語)も、たくさんの移民やビジネスパーソンが存在するので、どちらかを習得することに損はありません。